27話 管理人さんVSカリオス
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( ・ω・)
『これより排除します』
辺りに無機質のような冷たい声が響いた声が出ているわけではなく念話のような物だろう
『まだ立つとはの…いい加減うっとおしくなってきたわ今度こそ終わらせるわい…』
杖を前に突きだし先ほどより長く魔力を集めているように見える
「グラビド…『削除』」
パリーン…
「な、なんじゃと!?儂の魔法が消えた!?何をした!?」
『簡単な事ですよ貴方の魔方陣を解析をし読み取り貴方の魔方陣を乱したのです。
貴方も魔術師なら分かるでしょう?』
「う、嘘を言うでない!儂が魔方陣を構築するのに3秒もかからんかった!たった3秒で魔方陣を読み取り乱すことなど…どんな魔術師…例え賢者であろうと不可能じゃ!」
『どう解釈しようが勝手ですが…あしがお留守ですよロックアーム』
「愚か者め!儂にそんな初級魔法など意味は…!?」
地面から土でできた手がカリオスの足を掴みそれを外そうとしたが力が出ず膝をついた
「ぬぅ!な、なぜじゃ…これは魔力が抜けておる!まさなコヤツ複合したのか!?」
膝をつきながらも何とか足を掴んでいた土の手を杖で叩き割り杖を支えに立ち上がったが先ほど浮かべていた余裕の表情は困惑に変わっていた
『フフフ…初めてですか?魔法同士の戦いで手も足もでないのは』
「確かにの…お主先ほどまで戦っていたやつではないな?何者じゃ…」
『これから死ぬ相手に教えても無駄だと思いますし…教えたとしても貴方では理解も出来ませんよ?』
「まぁ…よいやることは変わらんしの…もう油断はせん!本気でいかせてもらうぞい!」
カリオスは懐から細長い手のひらサイズのガラスのビンを取り出し中に入っていた緑色の液体を飲んだ
「ふぅ…これで魔力はだいぶ回復したの…さてお主なぜ邪魔をしなかったのじゃ?お主なら儂がポーションを飲ませない事も可能だったじゃろうに…」
カランカラン…
『ええ、可能でしたよ?ですがそれでは得るものが少ないので貴方の持つ全てを奪ってから排除するのでご心配なく』
「フォホッホッ!怖いのぉだが…舐めるなよこの程度の困難越えてこその儂はこの世界の叡知にやっと一歩踏み出せるのじゃ!魔方陣を壊されるというのなら完成してから出せばよいのじゃ!!今度こそくらえい!グラビドン!!」
ノールを中心の上空に魔方陣ができた瞬間…空気が揺れた
「ホッホッホ!!今までこれを食らって立ち上がった者はいない!だが油断はせん!さらに儂の時間と努力をかけた最高の魔法じゃ!重力と炎の複合魔法!!ワームグラ!!」
カリオスは両手を合わせると手の平から蛇の形をした炎が出できた
炎の蛇は自由に動き回りまるで空を飛ぶ蛇のように見える…そしてノールに巻き付き身を焦がす
「フォホッホッ!!動けんじゃろ!グラビドンとワームグラの重力が合わさりさらに重くなりそして鉄をも溶かす熱度の炎!その炎は意志があるように動き回り相手を殺すまで止まら!?」
カリオスが急に膝をつき杖で体を支えた
「ホッホッ…ちと魔力を使いすぎたみたいじゃの…本当は殺さずにいろいろとやりたいことはあったんじゃが…コヤツを生かしておくのは危険じゃいつか殺されるやもしれんしの…
さて、そろそろ死んだかの…回収せねば貴重な死体じゃからの」
カリオスがため息を吐きながら今もワームグラが締め付けているノールの元へと向かい…
「う、嘘じゃろ!?」
ワームグラは相手を殺すまで止まないそう殺すまで止まないのだ…今も巻き付いているということは
『ワームグラを解析…完了しました。
スキル捕食者を使用…完了ワームグラを捕食しました。重力魔法の最大値が上がりました。』
巻き付いていた炎の蛇が喰われ他から見たら急に消えたように見えるだろう
「う、嘘じゃ!嘘じゃ!なんなんじゃ!お主わ!何者なんじゃ!?」
今になってようやくカリオスに恐怖が顔に出た体も震え魔力を使いきったゆえに動けそうにない…詰みだ
『ふぅ…実際に受けないとデータを得られないんてこの体は不便ですね、私が生きていた頃は見えるものが全てデータに見えたというのに…』
「見えるものが全てデータじゃと…その言葉はあの遠い昔に死んだあの方の…まさか!?お前は!?いや貴方様は!?」
『ワームグラ』
「は……はは……本当にあの方なら儂が勝てるはずもなかったわい……まったくとんでもない方に喧嘩をうってしもたのぉ……」
ボボボボボボボ!!……チチチ…シュウ…
『排除完了』
その場には灰しか残らなかった
ピロピロリーン♪
《レベルが上限突破しました》
《甲霊山《こうれいざん》の主を継承されました》
《新たに特殊進化先が解放されました》




