第48羽 娘とミルク?
ついに第1目標のブクマ30に到達しました!ありがとうございます!♪───O(≧∇≦)O────♪!これからも作品が面白くなるように頑張りますので、応援お願いします。
『ギロッ』
僕は何か分からない鋭い視線を浴びた。
その視線の方向を見るが、先程の崖と少し奥に薄っすらとだが、渦を巻き先っちょが鋭くなっている岩が見えた。何故かは分からないが、視線はその岩から来た気がした。
「あれがダンジョンです。」
先程まで僕の頭上でうとうとしていたダ女神が、僕にそんな事を言ってきた。
あれがダンジョンだと、ダ女神がこの前何か言ってたな。確かあそこに何か、僕にとって必要な物があるんだな。大会が終わったらみんなで行ってみよう。
宴は夜中の3時まで続き、僕たちが目を覚ましたのは次の日の朝8時だった。そして僕たちは今、牧場に来ていた。
モォ〜と泣く魔物が干し草を食べていた。
「あれなぉーにぃーヾ(๑╹◡╹)ノ"」
初めて見るミノタウロスを見ながら、もふもふ尻尾を左右に激しくふりふりしているソニカ。
「あれはね、ミノタウロスだよ。 ミノタウロスはね、ソニカの大好きなミルクを出してくれるんだよ」
「ミルキュ!(๑╹ω╹๑ )」
ソニカは柵を飛び越えて、牛さんの元へダッシュして行く。僕たちは慌てて、ソニカを追いかけようとするが、ひときわ大きい白い牛さんがソニカの行くてを挟んだ。
「モォーーー!!!!」
「なんて大きな声なんだ……」
頭がくらくらする……
「もぉーだよ、ギュウキちゃん!大きな声出さないの!他のミノたんたちが、怯えちゃうでしょ!」
大きな白牛さんが徐々に小さくなり、背に乗っていた女の子が降りてきた。
女の子の髪は薄いピンクで、少しだけウェーブがかかっていた。
「モーーー」
「もう!ギュウキちゃんーー聞いてるの!」
ぷんぷんと両手を上げて怒る女の子。
この子がこの牧場を経営している人だとは、全く見えない。そんなこと言ったら、僕もそうなんだけど……あれか?血筋にエルフか、ドワーフが混ざってるとか?……多分そうに違いない!
「おねぇーだぁーれぇ(๑╹ω╹๑ )?」
「ん?私はね、モモモ・モモ=ミルクだよ、宜しくね小さな兎さん」
「ももももも?ミリュクヾ(๑╹◡╹)ノ"!!!」
ミルクのことを思い出したのか、ミノタウロスに向かってダッシュする。そしてミノタウロスに尋ねる。
「ミュノタウリュスしゃーん!ミリュクちょうだい(๑╹ω╹๑ )!」
「モォ〜」
「わぁ〜い!いただきましゅ(๑╹ω╹๑ )!」
ミノタウロスから許しを貰ったのか、垂れている乳にカプッと吸い付くと、チューチュー吸い出す。
あれは衛生面的にどうなのだろうか?まぁ、美味しそうに吸ってるし大丈夫だろう。
「すみません、うちの娘が……」
「あ、いえいえ、あんなに美味しそうに飲んでくださってますので、お気になさらないで下さい」
向き合ってみると、本当に背が小さいなあ。僕よりも10センチくらい小さい気がする。
「失礼だとは思うのですが、血筋に何か混ざってますか?」
「いいえ、私は人種ですよ?この角は、私がこの子、ギュウキちゃんのパートナーだから、生えているだけなけですよ?あ、それと、私これでも20代ですから」
まさかのデフォルトだったーー!!マジかよ!ほんと何でもありだなこの世界、世が世だったら超モテてたよこの子。
だってアニメでしか見ない、合法ロリだよ!少し感動しています。
「そうなんですか、僕より年上なんですね」
「え?!あなた年下なんですか! でも、さっき娘って言ってたよね?え?!どゆこと?てか、兎の魔物が娘ってことは、パパは、そこのギュウキちゃんの同類だと見てとれる白兎ってこと?」
顔をほのかに赤らめながら、両手で顔を隠して指の隙間から、チラッチラッと僕とイースターさんを交互に見る。
「確かにそこのギュウキさんと、同類のイースターさんと、僕の子供だけど、1つだけ訂正しておきます」
「?」
「僕は男です!」
「え?!」
良いリアクションである。
モモさんは、僕を上から下まで舐めるように見る。
「嘘だぁーーねぇ、ギュウキちゃん?」
「モォ〜」
「え!?あの白兎さんは、メスだって?!ってことは、本当にあなた男の子なの?そんな格好しているのに?」
その気持ちは痛いほど分かる、だが僕が男である事実は揺るがないのだ。
「本当だよ。この格好は、ダ…女神様の趣味なので、お気になさらないで下さい」
「あ、そうなんですかって!女神様って男の娘が好きだったのですか!!これは驚きです!」
僕の言葉をあっさりと信じてしまうモモさん、少し心配になる。ギュウキさん、ご苦労様です。
「モォ〜?」
イースターさん以外の魔物の考えてることは、あまり分からないので、通じ合いそうで通じ合わない2人だった。
その日は牧場で一泊した。ソニカがミルク飲みすぎて、ぷくぷくになってしまったからだ。
「明日優勝するよイースターさん!その前にもふらせてぇ〜」
イースターさんのお腹にダイブした。
ソニカたちは、別の部屋で寝ているから、久しぶりに2人きりなのだ。
「きゅ♡」
「もふもふ」
「きゅ♡」
「もふもふ」
もふもふ、ラブラブな一夜を過ごした。
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