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第49羽 大会開始?

少し遅れましたが投稿しました。

 朝早くにモモちゃんたちと一緒に、大会の会場に向かう。ソニカたちは参加出来ないので、弟さんに預けて来ました。


「会場ってどこなの?」


「あそこだよ、あの渦巻きダンジョンの中だよ」


 渦巻きダンジョン?

 てか、渦巻きダンジョン?名前はどうでも良いんだけどさ、ダンジョンの中で大会だなんて、観客の人もダンジョンの中に入るのだろうか?


「なあ?」


「も?」


「ダンジョンの中に観客入るのか?」


「ももももww」


「あはははwwそんな訳ないでしょう〜町中に設置された、あのモニターから見れるんですよ」


 指を指した方向には、黒い大きな薄い板があった。黒曜石かなんかで、出来ているのだろうか?

 それにしても、大きくて薄いな……僕の世界だと、薄型テレビって感じだ。


 そのとき花火が打ち上がると同時に、モニターに司会者らしき者が映し出された。

 司会者はマイクを持ちながら、高らかに宣言した。


「今年も始まりました!!南の国名物!ペア限定のサバイバル大会!!今年もあのタッグ、白虎が出場するぞ!!」


 画面に映し出されたのは、白い髪をサイ○人のように髪を上げ、左に赤い宝石の付いた耳飾りをつけた強面な漢と、ライトに照らされる白銀の虎が居た。


「きゃーー!白虎様ぁーー!」


 映像を観ていた女性陣たちが、きゃーー!と甲高い声を上げる。


「オレが3年連続優勝を勝ち取ったレオンハウル・サイキョクである!!」


「ニャオ〜ン!」


「さぁ!今年もこのチートタッグが勝つのか?!いや、今年こそこのタッグを倒し優勝を勝ち取る者が現れると、俺は信じている!!誰かこのタッグを止めてくれーーー!!!」


「オォーーーー!!」


 いつのまにか周りにたくさん集まっていた、テイマーたちが武器を上げて雄叫びを上げた。


 僕もイースターさんも、その熱気に当てられたのか、雄叫びを上げるのだった。


 そしてその後10分ほど歩くと、大会会場のダンジョンに到着した。


 ダンジョンまでは、海道を一本道だったので分かりやすかった。それなのに、何故モモちゃんはどこに行った?ダンジョンの入り口にある受付所で、早く受付を済ませないと行けないのだが……


「モモちゃーーんどこぉー?」


「きゅー?」


 本当にどこに行ったのか……ギュウキさんがとことこと、ほかの参加者の中に潜り込んで行くと……1分もしないうちに、モモちゃんを口に咥えて帰ってきた。


「ごめんなしゃい、いつのまにか他の参加者さんたちの中に吸い込まれてたみたいで……」


「まぁ、無事だったなら良いんだけど」


「それじゃあ、気を取り直して受付に行きましょう!」


「おおーー!」


 僕たち以外のテイマーさんたちは、受付を済ませ終わっているようで、続々と会場に入って行く。


「いらっしゃいませ、参加者の方ですね?」


「はい」


「それでは先ず、こちらが大会のルールブックと、転移結晶でございますので、お受け取りください。確認が終わりましたら、こちらのエントリー用紙に、お名前とパートナーのお名前もお願いします」


 女性の受付嬢さんから、ブローチ型の先に水色の結晶がついたアイテムを貰ったので首にかけた。


 1つしかないので、イースターさんの分は?って僕が聞いたら、くすくすと笑いながら契約を結んでいるのであれば、その転移結晶でパートナーのその兎さん(イースターさん)も、一緒に転移できますよって言われました。


 僕たちは言われるがままに、物を受け取りそのエントリー用紙と書かれた紙に、ペンで書いて行く。イースターさんの分も書く。


「これでいいの?」


「はい、これで完了です。ダンジョン内で諦めた場合は、その転移結晶を破壊しで下さい。体内魔力が最低10以下になった瞬間、強制的に送還されますので、注意して下さいね」


「ん、わかった。モモちゃん行こっか」


 モモちゃんは顔を横に降る


「いや、ここからは敵同士だよ、行こうギュウちゃん」


「モォオ〜」


 2人は先に歩いて行った。

 それもそうだ、ここからはイースターさん以外が、全て敵である。


「それじゃあイースターさん、僕たちも行こっか」


「きゅい〜」


 僕たちもダンジョンに入って行った。

読んでいただきありがとうございます、感想お待ちしております。もしよければブクマして頂けると嬉しいです。誤字脱字などありましたら、報告お願いします。

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