第47羽 日本食と言ったら?
なんかこの頃、眠気が凄くてぼーとするとこが少し増えました。
茶碗に盛られた白く輝く粒たち、その一粒一粒が立ち。食べると、ほのかな甘みが口いっぱいに広がる。
そうお米だ!日本人はお米を食べなければ、生きていけない(偏見)のだ。やっと出会えた故郷の味を、涙しながら噛みしめる。
それにお菜まで豪華だ、アカッタイ(赤タイ)の酒蒸し焼き。ハッサイ(白菜)の塩漬け、それとこれまたこの世界では珍しい豆腐を使った味噌汁だ。
どうやら南の国は、日本と類似する部分が多いようだ。釣りの道具だってそうだ。この建物も日本風いや、少し沖縄チックな作りになっている。門のところにシーザーっぽいのも、置かれていたしな。
あれは守り神様的な何かなのだろう。そういえばあのチラシは何だろう?南の国名物、テイマーor男女ペアのみ参加可能のサバイバル大会だ!と書かれていた、開催は明後日かららしい。
イースターさんと一緒に出場してみようかな、優勝商品のナンコメ一年分が魅力的すぐる!
「イースターさん!あれでよ!!」
「きゅ〜?きゅい」
「よぉーし頑張るぞい!」
気合いを入れる。
「ん、おめぇらもあれに参加するのか?」
「はい、そのつもりですが、もしかしてターザンさんたちも?」
「あたぼうよ! いやぁ〜!…今年は、楽しめそうだ!!だって白獣と巫女が4組も出場するんだからな!」
ん?4組?僕とイースターさん、ターザンさんとウーランさん、あと2組みはいったい誰?なんだろう。
「まだマァーみたいに、つよいのいるのぉー?」
ソニカが尻尾を左右に激しくふりふりしながら、興味津々にターザンさんに尋ねる。
なんて可愛いんだ、後でイースターさんの尻尾をもふろう。この頃あまりもふって無いから、僕のもふりゲージが底を尽きそうだ。
「あぁ、1組目は、丁度ここから見える、あの崖の上でミノタウロスの牧場をやってるから、明日にでもパパさんたちと行ってきな」
「わかった!」
ソニカは耳を真っ直ぐピンっと立てて、元気に返事を返す。
ミノタウロスか……ミノタウロスって言えば、頭が牛で体が人間の化け物だよな。それを飼育するとは、どんな化け物が飼育しているのやら。
「あと1組は誰なんですか?」
黒兎が尋ねる。
「あたしが教えてあげるわぁ♡ 一言で表すなら、百獣の王よ、幾多のダンジョンを2人だけで、攻略したおかたたちよ」
百獣の王ってことはライオン?僕の世界の動物に例えるならライオンだが、白いライオンってなんか想像しにくいなぁ……
「やん?! あの脳筋か??」
「そうそう、あの脳筋のバカ虎よ♡ そう言えばあの子、昔、リュウネに求婚してたわよね」
なるほど虎か、白い虎なら想像出来る。そしてリュウネに求婚ってことは、男なのかな?
「辞めてよ、あたいは男が好きなんや」
え?その口調だとその虎がメスみたいに聞こえるな。
「そんな釣れないこと言わないであげなさいよぉー あんたが目覚めさせたようなもんじゃないのよ♡」
「そりゃあ〜確かに、あたいが悪いんやけど〜それでもさぁ〜〜あれは仕方なかったやんよ〜お酒入ってたし……」
虎がオスかメスかよりも、今の話しの中で出て来たあれの意味が知りたい。だが会って1ヶ月しか経ってないのに、聞くのは野暮だろう。
僕が考え事をしていると……
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