模擬戦編 15 〜【七つの大罪】 の二人 後編〜
決着(≧∀≦)
神シロが雲間から顔を上げてふと漏らす。
「エリナ・エイマスのあの魔法ーー古代魔法じゃな。懐かしいわい」
その言葉に、黒銀の目を細めるトランザニヤが雲間から顔を上げた。
「ああ、確かに……雷帝と謳われた女帝カサンドラ・エイマスの面影があるな。
彼女は勇ましかったし強かった。
だが、エリナ・エイマス本人は、
まだあの偉大な力を真に使えてはーーいないようだな」
そう言って大きく息をつく。
下界の様子を見ていた女神東雲も顔を上げ、頷きながら艶やかな唇を噛む。
「八支族最強と謳われたロカベル、
あのシンディー・ロアに、『里の宝』とまで言わしめたーー
その実力をゆっくりと拝見いたしますわ」
ーー天界の三柱の会話など聞こえるはずもないゴクトーたち。
緊迫する闘技場で激突する二人ーー
【七つの大罪】の実力を一同が注視していた。
◾️(女神東雲が語り部をつとめます)◾️
「ーー縫え、裂け、また縫え。
嵐よ、姿を借りろ!【バイエル・ケルン】!」
エリナの回転する戦斧が、竜巻を生み出す。
その猛々しい暴風は場の砂埃を巻き上げながら、
ミリネアへと襲いかかった。
しかし、ミリネアの表情は変わらない。
「ふふ……旋風かしら。お遊びには、丁度いいわね」
小声でつぶやき、彼女が【覇気】を纏わせながら詠唱する。
「鞭よ、我に傅き、その命を受け、
応えよ!【グリュー・バインド】!」
パシィィィンッ!
鞭の爆ぜる重厚かつ高い音が闘技場に響く。
滑らかなにしなる紫炎を纏わせた鞭が床を叩いた。
その刹那、先端から放たれた雷は竜巻を纏い、
エリナの放った風の渦を瞬時に跳ね返す。
一方で逆流する雷の竜巻が、エリナへ牙を剥いた。
"≶≶≶≶≶≶≶≶≶≶≶≶”
バリバリバリバリ!
だがエリナは動じない。
「そのままそっくり返してあげるわよ、ミリネア女史!
雷神と呼ばれた母の得意技でね」
目を瞑り、戦斧を頭上に掲げ紡ぐ。
「わたしは地に立つ。
あなたは天に在る。
その距離が憎しみかーー
それとも、引力か」
透き通るような声とともに、
エリナの身体に稲光が走った。
「我を避雷針にしろ。
骨の中まで、通り抜けろ!」
紡ぎ終えたーー次の瞬間。
雷波を避雷針の如く吸収し、戦斧の刃に光を宿した。
エリナの口元が得意げに緩む。
「ママラガンーー
あなたは忘れられた名を持つ。
神でもなく、獣でもなく、
ただ、落ちることを知っている者よ」
エリナの澄んだ声が闘技場に反響する。
「ーーママラガン、
古の力を我が身に宿せ!【ママラガンの雷刃陣】!」
"≷≷≷≷≷≷≷”
"≷≷≷≷≷≷≷”
"≷≷≷≷≷≷≷”
"≷≷≷≷≷≷≷”
バリバリバリバリッ!
轟音とともに4つの斬撃刃が放たれた。
高速回転しながら雷光を閃かせる刃が、
四方からミリネアに襲いかかる。
その威力は、周囲の空間を震わせるほど、凄まじいものだった。
一方のミリネアは冷静に漏らしながらーー
「あら、可愛いわね。……丸いのが飛んできたわ」と、
鞭をしなやかに動かす。
パン! パリーン!
パン! パリーン!
パン! パリーン!
パン! パリーン!
鞭を華麗に操り、飛来する斬撃刃を次々と撃ち落としていく。
砕け散る刃が光の粒子となって霧散する中、鞭の勢いは衰えない。
ゴクトーが身体をのけ反らせて回避し、
エリナはスカートをふわりと浮かせて後方へ跳んだ。
バシィンッ!
獲物を失った金蛇が空を裂き、置き去りにした地面を無慈悲に爆ぜさせた。
ーー土煙が、舞い散る光の粒子を飲み込んでいく。
「力比べなら、負けないわーー!」
エリナが驚く素振りも見せず、そのまま突進する。
ミリネアも一歩も引かない。
ミリネアの低い詠唱が紡がれる。
「【エンチャント・フィジカル・ボディー】!
【ハーネス・チェーン・ウィップ】!」
その刹那、エリナの戦斧とミリネアの鞭が激突したーー
ガキィィィィィィィィンッ!
凄まじい金属音が闘技場に夥しい反響音を繰り返す。
一同が咄嗟に耳を塞ぐ中、
身体強化をしたミリネアが、
エリナの勢いを利用して鞭を巻き付け、一気に彼女を投げ飛ばす。
背中から床に叩きつけられ、エリナが苦悶の声を漏らす。
瞬時に白兵戦に長けた熟練兵かのように、
ミリネアがエリナの首元に鞭を巻き付け、締め上げにかかった。
エリナが喉奥から絞るような声で紡ぐ。
「ぐぅ……!【エンチャント・フィジカル・ボディー】……」
エリナの四肢が石像のように膨れ、
術式紋様が色濃く浮かび上がる強靭な筋肉で鞭を引き剥がした。
刹那に振り返り、血管が浮き出る腕に力を込め、
戦斧が横一閃に奔るーー
ズサッ ブシューーッ!
ミリネアの腹部を戦斧が掠め、
鮮血が迸り宙に赤い弧を描く。
「……うっ!」
ミリネアが短く呻く。
だがその顔にはーー驚きよりも冷静さが残っていた。
場の緊張感が頂に達する中。
イブや師団長たちの表情にも、驚きと緊張が浮かぶ。
一同が息を飲み、妹のミーアが叫んだーー。
◇(ここからゴクトーが語り部をつとめます)◇
「ミリネア姉様ーーー!」
ミーアが駆け寄ろうとするが、クロニクがそれを必死に止める。
場の空気が再び緊張感に包まれる中、戦いは尚続く。
審判を任された俺は、これが模擬戦だと自分に言い聞かせながらも、
内心ではミリネアの身を案じていた。
心配が顔に出そうになるのを抑えつつ、
頭に【ヒール】の【創造】と、
【文字列】を思い浮かべた。
次の瞬間ーーミリネアが小声で唱える。
「【ヒール】!」
その瞬間、緑の魔法陣が浮かび上がり、
彼女の身体が黄緑の柔らかな光に包まれた。
迸っていた鮮血が止まり、腹部の傷が見る間に塞がっていく。
……ミリネア、今の俺の魔法を模倣したのか?
それとも……いや、サーシャの食堂で既に覚えていたのか?
内心混乱しながらもミリネアを見つめると、
彼女が俺に向けて笑みを浮かべ、さりげなくウィンク。
その仕草に、ふと彼女の余裕すら感じられる。
どうやら俺の思考を読み取ったようだ。
一方、横で見ていたミーアも、
ミリネアの無事に安堵したのか、小さく頷く。
そんな中、クロニクが拳をぎゅうと握りながらつぶやく。
「……このレベル、もはや模擬戦じゃねぇな……」
その言葉にパメラも同意しながら零す。
「さすが七つの大罪。次元が違うわん」
仲間たちの声を耳にしながらーー俺は視線を中央に戻す。
「はぁ……はぁ……あなたは冷静ね、羨ましいくらい。
さすが【神の能力】ね……
まさか【回復魔法】まで使えるなんて……」
肩で息をしながら立ち上がったエリナが、再び戦斧を構えた。
だが彼女の目はーーまだ勝負を捨ててはいない。
その【覇気】がさらに膨れ上がるのを肌で感じる。
ふと風が止まったのを察する俺を他所に、
ミリネアが戦闘中にも関わらず、優雅に一礼した。
「色欲に飲まれることなく、美を制する力……あなたにこそ相応しい。
エリナ殿……こちらも少しだけ、
『羅刹猟師』の鞭技とーー【ロカベル】を披露させていただきますわ!」
その目には謙虚さを滲ませているが、どこか確信めいた閃きが宿る。
「【ディアボロス・ウィップ】!
ボォォォッ༄༅༄༅༄༅༄༅༄༅
ミリネアが詠唱すると、彼女の鞭は紫の豪炎を纏い始めた。
【ケゴウ:ニイザジ:°ンゲンへ:°ーーヨチム】!」
ロカベル独特の詠唱が紡がれたその瞬間ーー
闇属性の鞭が、まるで生きているかのように蠢き、エリナを狙いすます。
対するエリナも咄嗟に詠唱ーー
「信じなかっただろう。だから燃やすーー
これが予言だ!【カサンドラ・ドライド】!」
ボォォォッ༄༅༄༅༄༅༄༅༄༅
戦斧に赤々と燃え盛る火属性の魔法を宿らせた。
両者の攻撃が闘技場の中央で激突し、紫と赤の炎がぶつかり合った。
激震が床にひびを入れ、轟音が響く。
激しい閃光と熱波が闘技場全体を覆った。
次の瞬間、「鞭よ、変われ!【Rose・Thorns】!」
ミリネアが唱えると錆鉄色の鞭が、
白薔薇の棘に覆われた神々しい鞭へと変貌を遂げた。
その棘の一つ一つは、鋭利かつ毒々しい。
「やっぱりね……
【アッティラの鞭】で……間違いないわ。興味深い……」
零すエリナがその変化を目にしても恐れることなく、
むしろ口元に微かな笑みを浮かべた。
パシィィィンッ!
ミリネアの床を打ちつける鞭の一振り。
ザクザクザクザク
ピキピキピキ
しなる鞭が闘技場の床を抉り、凄まじい亀裂が走った。
その破壊力に、一同が息を呑む。
ミリネアのエメラルドの瞳が一瞬閃き、
「これは躱せないでしょ。【ウロボロス・ウィップ】!」
彼女の冷静な声が響くーー。
鞭を掲げ、飛び上がったミリネアのスカートがふわり。
……闇属性のインナーなのか? ……ってか、派手な紫ッ!
口には出せない俺は、平静を装いつつ、戦場に意識を戻す。
その鞭先が四つの股にわかれ、
まるで蛇の魔物のように狡猾かつうねり、のたうつーー。
その動きはもはや、鞭の範疇を超える。
獲物の体温を察知する魔物そのもの。
粘りつくような不気味さで、エリナの退路を一点ずつ、確実に潰していく。
その瞬間、風が天井に吹き上げたーー。
「七つの星々よ、我に力を!【ジェミニ・スプリット】!」
エリナも負けじと唱え、彼女の握る戦斧が分割される。
二つの斧へと姿を変え、迫るミリネアの鞭を軽やかに薙ぎ払った。
一同が目を丸くし、喉の渇いた音が響いたーーその時。
鞭を手元に戻すミリネアが零す。
「なるほど……これが【七星の武器】の真価というわけね……
名前の通り、確かに双子ね……」
そう言って僅かに口角を上げた。
闘技場が静まり返る中、一方でエリナの額には汗が滲んでいた。
「これならどうかしら……この豪炎の斬撃ならば、誰にも防げないはず!」
エリナの声には余裕が感じられたが、
その裏には焦燥感が隠れている。
心読スキルで読み取れる俺にはわかる。
二人の研ぎ澄まされたーー
【覇気】を感じながら審判する俺を他所に、
エリナが二斧を構え、息を整えながら炎を纏わせる。
「三度、言った。三度、燃えた!【カサンドラ・トリケラ・ロース】!」
ボォォォォォォォッ༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄
炎の豪炎が十字を描き、エリナの斧から放たれたーー。
◾️(神シロがつぶやく)◾️
「ミリネアに触発されたようじゃな。
ありゃカサンドラ・ドライブの上位魔法。
『三度』という数字が鍵じゃて。
かつての大戦においてーー
アマゾネスの女帝、初代カサンドラ・エイマスが、
誰にも信じてもらえなかった、予言の回数に由来するのじゃ。
この古代魔法を完全に発動できた術者は、ワシの記憶でもーー
わずか三名しかおらん。
いずれも「長く信じてもらえなかった者」じゃった。
前置の二句は詠まなくてもよいーー
ただし、省いた者は例外なく、自分も燃え消失する。
アマゾネスの真の力を発揮する、呪われた魔法じゃわい」
その言葉に雲間から覗くトランザニヤと女神東雲が息を呑んだーー。
◇(再びゴクトーが語り部をつとめます)◇
ボォォォォォォォッ༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄
空気が一瞬で焼き付くような熱さが広がる中。
鍛錬場の体感温度は跳ね上がり、
地面が溶けるほどの威力を秘めたその一撃が、ミリネアに迫る。
「この威力……これはただの火属性魔法じゃない。仕方ないわね……」
ミリネアが零しながら微動だにせず、静かに目を閉じた。
「【マャジ:°ガチチ:°ラカイ:°キオオ】!」
【ロカベル】の古代魔法を唱え、ミリネアが突然、姿を消した。
気配も一瞬にして薄れ、まるで影そのものになったかのようだ。
次の瞬間、バッチィィィンッ!
ボォォォォォォォッ༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄
豪炎の十字斬撃が見えない何かに弾き返され、さらに威力を増して、
再びエリナへと向かって突き進む。
「な、何ですって!?」
エリナの顔が一瞬で青褪めた。
強力な豪炎は、自身でも防げない程の威力。
防御体勢を取る間もなく、豪炎が彼女に迫っていったーー。
(これは避けきれないわね……悔しいけどアタシの……負けね……)
ーー豪炎の十字斬撃が弾き返され、エリナを覆い尽くそうとしていた。
彼女のどこか諦めた思いがスキルで伝わる中、
咄嗟に「まずい」と判断した俺は、エリナの前へと地を蹴った。
直後、爆風が荒れ狂い、
闘技場の大気は瞬時に発火せんばかりの熱量に包まれる。
「兄貴!」
「へんダーー!」
背後でクロニクとジュリが悲鳴に近い声を上げるが、俺は振り返らない。
ただひょいと片手を掲げ、静かに、だが不可侵の威厳を以て紡ぐ。
「――【滅咫・満・邏・存】」
神代の魔力が全身の細胞を叩き起こし、視界が加速する。
左手に【黄金桜一文字】、右手に【兼松桜金剛】。
二条の刃を眼前に交差させたーーその瞬間。
咆哮を上げる豪炎が視界を埋め尽くした。
ボォォォォォォォッ༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄༄!
炎が肌を舐めるたび、熱を超越した「痛み」が脳を直接刺す。
だが、俺は「ふぅー」とひとつ、
熱を吐き出すように息をつき、柄を握る手にさらなる力を込めた。
「【十文字鎌鼬】――斬り」
十字に放たれた神速の斬撃。
それは猛る豪炎を相殺するに留まらず、
その熱源ごと瞬殺し、空間を真っ二つに断ち割った。
カチン……カチン……。
炎の爆ぜる音は消え、ただーー
熱に晒された刃が冷えていく音だけが、静寂に落ちた。
俺は二振りを鞘に収めながらほっと息をつく。
だがしかし、俺の左袖には炎が点いていた。
「あちち……」
「ご主様!」
「大丈夫だ、ミリネア。痛くも……」
ミリネアが悲痛な表情で叫ぶ中、
俺の言葉を遮るようにーー
ゴゴゴ……と、喉奥を震わすような音が響く。
次の瞬間、「ピィォォーーーッ!」
”*─=≡.。o○❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄❄️ ”
甲高い鳴き声とともに、コガラが氷の息吹を放った。
プス…プス… ッシュッ!
俺の袖に燃え広がる炎を一瞬で鎮めてくれた。
「コガラ、ありがとな」
「 へへぇーー」
俺の言葉にコガラが嬉しそうに笑った。
コガラを撫でようとしたーーその時。
クロニクとジュリが苦笑いしながら、すでに小さな体を撫でていた。
場の緊張が少しずつ緩む中、ミリネアが涙を滲ませる。
「ご主様……本当に申し訳ありません! お怪我はありませんか?」
俺の腕を掴む彼女のその手は、震えていた。
「ミリネア、心配いらないって。それに……」
俺の話を遮る、彼女の念話が顳顬に響く。
《「ご主様の【ヒール】の文字列を読み取ってーー
ワタクシも使えるようになりました。ありがとうございます」》
その念話に俺は一瞬驚くが、思わず笑みも溢れる。
《「さすがだな、ミリネア」》
念話を返すと、彼女が頬を朱らめ、小玉スイカ級のーー
いや、『SBB(スーパー・ボヨン・バスター級)』とでも言うべきか。
柔らかい感触を俺の腕に押し付ける。
ドクン!と跳ねる『江戸っ子鼓動』はさておき。
顔から火が出そうになるのを抑えつつ、
平静を装い、ミリネアの搦手をそっと解いた。
一方で炎の恐怖から解放されたエリナが歩み寄る。
「助かったわ。ありがとう」
ガバッと抱きつかれ、どこか大きく膨らむ谷間に俺の顔が沈められた。
エリナが口元を緩め、さらに腕に力を込める。
「アタシの……Lustが、目覚めてしまったようなの……」
その言葉とともに、空気が甘く湿り、彼女の瞳が艶を帯びるーー。
一方で俺は、自然と彼女に引き寄せられるような、
不思議な高揚感を強く感じた。
沈む……このまま溺死する……!
彼女の胸の柔らかい感触が脳を貫く。
「エ、エリナ!ちょ、ちょっと…息が……絞め殺されるけど……も」
その言葉を受け、ようやく俺は解放された。
周囲からの視線の圧が、一気に俺に集中する中、
再び大きく一度、深呼吸。
息を吸い込み、そして大きく吐いた。
俺を見つめて、眉間に皺を寄せるミリネアを筆頭に、
アカリとジュリ、イブとパメラまで鼻息を荒くする。
「彼女らの顔には、隠れた棘が見える」ーー
と、これは俺の妄想眼”死線”の言葉。
……しかし……なんでこんな空気になるんだ…?
困惑する俺を他所に、エリナが静かに笑った。
「嬉しくてつい。
Envyの【神の能力】……
ミリネア・ロカベル……さすがね。
ーー今回の勝負は、アタシの負けね……」
そう言うと潔く敗北を認めたーー。
【ロカベル】の魔法は反対から読む(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾!
お読みいただき、ありがとうございます。
引き続き読んでいただければ嬉しいです(๑╹ω╹๑ )




