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白猫の恋わずらい  作者: みきまろ
番外編
100/100

あとがきにかえて

それぞれのその後など。



ルゥ:エメの協力を得て、ヴィルヘルミーナの秘術をきっちり封印・消去します。魔術学院を卒業後、カールとの間に男の子二人、女の子一人を産んで、童顔のせいでいつまでも若々しいお母さんではあるものの、地に足の着いた生活をします。


カール:ヴィルヘルミーナの基盤づくりに協力。警護団を騎士団にまで仕立てあげ、功績を残します。奥さん第一、子ども溺愛のまいほーむぱぱ?としても有名になります。


エメ:魔術学院を息子に譲り、放浪の旅に出ます。時々ルゥのところに遊びに来ているようです。

(成長したエメの息子はたぶん生真面目な苦労性。一筋縄ではいかない母親と女癖の悪い父親に振り回されて、胃薬がお友達、みたいな。)


リクハルド:とうとう正妃は迎えませんでした。晩年になってもたいへん元気で、いつのまにか五人に増えた妾妃さんたちと仲良く暮らしたそうです。


ユハ:親衛隊を辞め、アドルフの娘アンナとともに、ヴィルヘルミーナに菓子店を開きます。共同経営者という立ち位置(スタンス)でいようとしますが、そのうちアンナに押し倒・・・いえ、押し切られます。しかしカールの家にはちょっかいを出し続けたようです。


マルリ:ユハがヴィルヘルミーナに引っ越すと、後を追うように越してきました。カールの警護団の参謀役として働きます。ギュンターは表、マルリは裏方のお仕事をしてくれます。気が多いせいか、生涯独身だったそうです。


ヴァイノ:結婚して、幸せに暮らします。後に親衛隊長となります。


オロフ:ヴァイノと共に、親衛隊でずっと働きました。


アンナ:母ナタリーと同じく、想い人がいる人を好きになってしまい、ずいぶん苦しむようです。持ち前の明るさで、最後はめでたく射止めます。ルゥとはとっても仲良しになります。


アドルフ:故郷の再興を、ブルクハルトから温かく見守ります。


ギュンター:カールの右腕として、ヴィルヘルミーナの基盤づくりに尽力します。地元の娘さんと結婚して、ヴィルヘルミーナに骨をうずめます。


ブルクハルト:そりゃもう子沢山で、おおいに栄えます。


ヴィルヘルミーナ:魔術学院を出発点として、のちに独立し、ヴィルヘルミーナ魔術王国となります。ルゥとカールの長男が初代王様です。エメの息子とは大親友。二人三脚で国を盛り立てます。


ベルトラン:隠居していたバルトロメウスの両親が国を切り盛りしています。フロリアンは若くして死んでます。ルゥがヴィルヘルミーナで落ち着いた頃、祖父母がこっそり訪ねてきて再会します。ルゥとカールの次男を養子に迎えて王位を譲ります。


ルゥとカールの末娘:女の子であるがゆえに、ヴィルヘルミーナの歴代女王の素質をもっとも強く受け継ぎます。魔術はこの後、だんだんと衰退していきます。ヴィルヘルミーナだけが魔術を伝える国となり、自分の持つ力を持て余すようになった女の子は、とても苦しみます。そんなとき放浪から帰ってきたエメに出会い、共に旅する道を選びます。エメ、レオナルド、リントレット、そしてルゥの娘は別の物語をつむいでいきそうです。




*****




 さて思いがけず長くなった「白猫の恋わずらい」に、ここまでおつきあいくださいまして、本当にありがとうございました。たくさんの方々にお読みいただいて、とても幸せな物語でした。

 登場人物のその後については、あくまでそんな話もあるかもってことで、ご想像におまかせします。また他にもこの人出てたよーって人もいるかと思いますが、思いついたのがこのあたりだったので、ご了承ください^^;

 ご意見・ご感想をくださった皆様、お気に入り登録をしてくださった皆様、更新のたびに覗いてくださった皆様、また、完結してから一気に読んで下さったそこのあなたも! ありがとうございました! ご縁がありましたら、また別の物語でお会いできたらと思います。


みきまろ




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