表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/10

五尾

今回は紅剡の話です。

───千年前、七度目の【負ノ遺産】の大災害があった。

その大災害は今迄に一番大きなモノで、被害は【月ノ本】だけでなく、現し世全土、異界、幻想界、冥界にまで及んだ。


当時、幻想界で暮らしていた幼かった紅剡もその大災害の被害者であり、彼は家族と故郷を失ってしまう。

地獄を目の当たりにした紅剡はこの時、【負ノ遺産】への復讐を誓ったのだった。


復讐の衝動でその身一つで激戦の地であった現世へと渡り、【負ノ遺産】と戦おうとしたのだが、そこに鍛冶の師となる妖に拾われ、一から鍛冶の業を学ぶことになる。


紅剡は必死に厳しい修行に喰らいつき、【負ノ遺産】を根絶やしにできる武器を造れるようになる為に、鍛冶の技術を次々と習得していった。


しかし、拾われてから数百年後、師が【負ノ遺産】の瘴気に倒れ、昏睡状態に陥ってしまう。

見習いから脱却したばかりの紅剡は誓いを新たに、今夜も【負ノ遺産】を殺す為の武器を造る為に鎚を振るう。


───いつか、己の作った武器が様々な武妖達に、武妖達の頂点に立つ【守護七妖仙】の手に収まり、数多の【負ノ遺産】を屠る姿を夢見ながら.....。



✿❀✿ ❀✿❀ ✿❀✿



「.....」


両手にずっしりと重い感じる度、これは幻ではなく現実だと思い知らされる。

その重さの元である小さな子狐と桜の刺繍か入った可愛らしい柄のピンクの巾着袋。

如何にも今時の若者が好きそうな巾着袋の中身は、それとは見合わない、今までお目にかかったことのない大金が入っているのだが...。


紅剡はそれを暫しじっと見る。そして、


「ハァーーー.....」


と、大きな溜息を吐きながら、ガシガシと頭を掻いた後天を仰いだ。

そこには静かに輝く大きな金色の満月。

それを見ながら紅剡は、先刻あった出来事を思い出す。


町のタチの悪い輩の口車に乗せられホイホイとついて行こうとした狐の妖かと思われる女子(おなご)を無事に助けたかと思ったら、か弱そうな態度は何処へやら、口調が代わりかなり興奮した様子で、紅剡が持っていた刀を見せてくれとこっちがドン引いてしまう位に必死にせがんで迫って来た。


自分以外触れることの出来ない【新月】以下のなまくらと罵られた刀、【緋桜ノ夜】。


本当は見せたくもなかったが、女子の猛烈な懇願とブンブンと振るう尻尾の圧に負けてしまい、結局見せてしまった。

渋々と【緋桜ノ夜】を女子に見せた瞬間、女子の表情を見て紅剡はドクリと心臓が大きく脈打ったのを覚えている。


さっきまでブンブン振っていた尻尾がピタリと静止したかと思えば、女子は頬をほんのりと桃色に染めながら「ほぅ...」と甘やかな溜息を漏らし、更には「これはまた、なんとも美しい刀だ.....」とうっとりと蕩けるけた顔で言ったのだ。


その言葉で早鐘を打っていた心臓が落ち着きを取り戻せた。

「美しい」と言われるのは慣れている、今迄依頼されて造り依頼主達に見せた反応がそうだったから...。

そう、武器を依頼した連中も最初は見て「美しい」と言うが、次に出てくる言葉は「良いのは見た目だけで使えない」と散々言れるのだ。


だから、女子の反応を見て最初は初めての感覚に動揺したが、また見た目の事を言われ、すぐに冷静になれた紅剡はそれを悟られぬよう「見た目だけはな」とぶっきら棒に返したのだった。


紅剡の反応に少しだけ不思議そうな顔をして、女子は事も何気に【緋桜ノ夜】に秘められたモノ毎全てが美しいと言ったのには、流石の紅剡も驚いた。


しかし、それはほんの序章に過ぎなかった。


紅剡が次に【緋桜ノ夜】を「なまくら」と言った瞬間だった。

女子は激昂し「何処がナマクラだというのだ!!」と間髪入れずに怒鳴り返され、初めて嬉しいという感情が込み上げてくるも、今迄散々武器を貶されていた言葉を思い出しそれを押し殺した。

それにこの女子はまだ紅剡の造った武器の秘密を知らない。

おそらくその事実を知ったらこの女子もあの連中のように言うに違いない。

だからこそ紅剡は諦めたように「.....なまくらだ、コイツは.....」と言ってしまった。

丹精込めて打った刀を「なまくら」などと言ってしまう己に吐き気を催しながら.....。


そんな紅剡の心情など知らない女子は次の行動を取った。

この時紅剡は目の当たりにする。紅剡の超えられない絶望の壁をぶち壊す程の衝撃的な奇跡の瞬間を...!


女子は紅剡が持っていた【緋桜ノ夜】をその手から掻っ攫っていった───掻っ攫っていった?


「(─────は?)」


今、何が起こったか理解できなかった。

ただの妖の女子が自分以外触れられぬ武器に触れた?

しかもそれを振るいながら剣舞まで待っているではないか!?


衝撃的な光景だった。しかし、同時に幻想的な光景でもあった。


満月の明かりをスポットライトに【緋桜ノ夜】から放たれる花びらの形を模した剣気と舞う、刀と同じ色の髪をした女子の舞は、紅剡の今迄心の中に巣食っていた絶望と憤怒を一気に斬り払ってくれる程、美しく洗練された舞だった...。


衝撃的な光景と舞に見とれ呆けてしまっている紅剡の様子に、女子は舞を止め少し悪戯っぽく笑いながら、


「剣舞をしてみただけで、そんなに驚くことか?それとも、我のあまりの美しさに見惚れたか?」


と揶揄しながら言ってきた。


「(驚かずにいられるかっ!!)」


と、内心全力でツッコミながらも、女子に今迄自分が打ってきた武器がどう扱われていたかについて語った。

女子は黙って紅剡の話を聞きいていたのだが、話が終わった途端、急にハッと我に返ったような表情を見せた。

しかし、直ぐにそれを引っ込め、最初会った時のしおらしくか弱い淑女の体と口調に直し、紅剡に礼を述べた。

かと思ったら、桜色の目をキランと光らせ【緋桜ノ夜】を売って欲しいと言ってきたもんだ。


そんな如何にも狐の妖らしくコロコロ顔を変える女子に、紅剡は少しだけ意地悪な事を考えた。


「───五百万。それでなら売ってやってもいいぞ」

「なっ!?」


と、高額な額を提示したのだ。

案の定紅剡の思った通り、女子は被った猫は何処へやら、言われた額に驚愕の表情になった。


「(観光客といえどそんな大金持ち歩いてる訳ねぇよな)」


【緋桜ノ夜】を持つ事が出来る妖でも、出会ったばかり素性の知らぬ者にそう安々と売ってやるものかという、鍛冶師の意地がそうさせた、のだが...


「どうだ?残念だが負ける気はねえぞ?そもそもただの観光客Aの嬢ちゃんが払える額じ「安すぎるわっっ!!!」───へ?」


紅剡が言い切る前に女子が激高して言葉を遮った。

しかもその台詞が「安すぎる」だ。

一瞬何を言われたのか分からず、ポカンと呆けてしまう紅剡だったが、次の...今夜一番特大の爆弾を投下され、それどころではなくなってしまうのだった。


「何だその巫山戯た額はっ!?お主鍛冶師なのだろう!?自分の打った武器に対してそんな値しかつけられんのか!!


───この刀は何処からどう見ても【満月】だ!


数千万の値が付く程の特級大業物だぞ!!」


特級大業物【満月】───全ての鍛冶師が目指し、憧れる武器の最高峰と言われる最高の称号。


「(俺の打った【緋桜ノ夜()】が...【満月】、だと?───この女っ!!)」


武器の何足るかも知らない、素妖の小娘が軽々しく言っていい称号ではない!


「.....っ巫山戯てんのは、お前の方だろ。俺が打ったこのなまくら刀が【満月】だ?

誰も触れられねぇ刀がか?

武器の価値すらないとレッテルを貼られた俺の造った刀が?

武器の最高峰とも言われる【満月】の称号を持つに相応しい刀だって?

ハッ!たかが自称観光客Aの分際でその刀の価値を語るな!!!」


怒りのあまり、紅剡も女子に負けないくらいの怒声で返すが、


「たかが観光客Aの分際の我だが、この刀に触れられたからこそ本質、価値はお主以上に分かったぞ。

これは紛れもない、本物の【満月】の称号に相応しい刀だと...。

今迄ずっと数多の武器に触れた我が断言しているのだ。

決して巫山戯た物言いをしている訳ではない!」



女子は紅剡の本気の怒気にも臆せず、更には泰然とした態度でもう一度、【緋桜ノ夜】を【満月】の称号に相応しい刀だと断言した。


女子のあまりにも本気で真剣な言葉と眼差しに、紅剡の怒りがゆっくりと静まるも、残ったのは虚しさとほんの少しの希望だった。


「(何でそんな心の底から本気で言えるんだよ?

そんな事言われちまったら本当に信じたくなっちまうじゃねぇか。俺の造ったその【緋桜ノ夜()】が本当に最高の武器だって事によ!)

本当に...俺の刀は【満月】の称号に、見合う物か...?」


自分でも気付かないくらい、覇気のない弱々しく震えた声で、紅剡は女子の言葉を確かめる様に問うた。

その言葉に女子は力強く頷き、


「何度でも言ってやる。お主の刀は【満月】に見合う素晴らしい特級大業物だとな!」


もう一度、紅剡の聞きたかった答えを言ってくれた。


「ハハッ、そうか【満月】かぁ...」


その偽りも嘲りもない真っ直ぐな女子の答えに、紅剡は長年心の中で溜まっていた蟠りが消えてゆくのを感じたのだった。


しかし、その後も驚きの連続で、女子から何故自分の造った武器が他者に触れられなかった理由を聞かされ、鍛冶師の自分が知らない事を平然と説明されたのに、


「(何でそんな事知ってんだ!?)」


と、心の中でツッコんだのもつかの間、【緋桜ノ夜】を五千万で買い取ると言ったが、持ち合わせが少ないから前金でその半額二千五百万をポンと子供に飴玉を渡すような感覚で渡して来た。

情報整理が追いつかない紅剡は混乱しっぱなしだった。


混乱状態になっている(途中解除はできた)紅剡に女子はお構いなしに、どんどん話を進めていく。


「では、残りの金はまた後日、我が直接お主の店に出向いて払う。店とお主の名を教えてくれ」

「店は【韓鋤(からさひ)】だ。で、俺の名は紅剡。夜叉の妖だ」

「ふむ、【韓鋤】と紅剡、覚えたぞ。

我の名はサクだ。見ての通り、キツネの妖だ。宜しく頼むぞ」


残りの金を払いに店に行くからと店の名を聞き、互いに軽く自己紹介した。

ついでに紅剡の今迄の作品を見せてもらうと言う約束を交わされてしまった。


紅剡は作品達を見られるのが恥ずかしかったから、最初は断ろうとしたのだが、女子───サクの強烈で強引なおねだりと圧に負けたので、結局店に来てもらうことになってしまったのだった...。


「(なんか、もう、どうにでもなれ...!)」


流れ流されてしまった紅剡はもう、半ば諦め状態だった。

だって多分、このサクという女子には自分がどう言い訳して逃れようとしても、全部看破され逃げ道を塞ぎ逃れられないようにしてくると悟ったからだ...。


遠い目をする紅剡を余所に、そろそろ解散の気配の中、急にサクは思い出したかのように、


「...っと、ああそうだ、忘れてた」

「今度は何だ?」

「この刀の銘を聞いていなかった。銘は何という?」

「あー...ソイツの銘は───



───【緋桜ノ夜(ひおうのよ)】だ」


「───!緋桜ノ、夜...か」


「おう」


刀の銘を明かし、それを聞いたサクの桜色の目を

大きくまん丸にして驚いた後、


「ふふ、ふふふ♪」

「(っ!?)」


───花が綻ぶような笑顔とはまさにこの事なのだろうと、紅剡はそれを実感した。


サクの白くて柔そうな頬はほんのりと桃色に染め、それはそれは可愛らしくも、刀の剣気にうっとりと酔っているのか、艷やかで甘い色香を放つ様な笑みだった...。


「(そう言えば、嬢ちゃんの髪と瞳も【緋桜ノ夜】と同じ様な色じゃねぇか...!)」


そのサクの喜びの感情が伝播したのか、はたまたかの刀とサクの髪と瞳の色に気付いてしまい、紅剡は心の何処かがざわつき始めた。


サクの「運命」と言った言葉を思い出す。

緋桜の銘を付けられた刀を売り渡した相手が、同じ緋桜の色を持った妖。

これを運命と言わずして何になるだろうか...?


心が更にざわつくのを感じる。

しかし、曲がりなりにも鍛冶師の紅剡。

その感情を押し込め、平然とした態度で、


「何だよ?いきなり笑って。そんなにソイツの銘が可笑しかったのかよ」

「いいや、その逆だ。とても良い銘だったから嬉しくて、な。

嗚呼...本当に形も剣気も銘も全てがいい刀だよ...」


紅剡がせっかく落ち着かせていた心が再びざわつきだしてしまう。


「っ!?〜〜〜バッカ!売れ損じた刀一本に褒めすぎだろっ!!

...ったく、よくもまぁポンポンと小っ恥ずかしい言葉が出てくんな」

「そうか?我は本当の事しか言ってないぞ?

と言うか、我は武器にはそれなりにうるさい方で、滅多に賛辞の言葉を言わんので有名だったのだぞ」

「何処で有名なんだよ?お前の名前なんて聞いたことねぇぞ」


普通にツッコんだだけだったのだが、その言葉にこれでもかと慌てだしたサク。

また、変な淑女の面を被ったかと思うと、


「じゃあまた会いましょうね〜!逃げないでくださいね〜〜〜!!」


と言い残して、光の速さでドロン!と転移の術を発動し、白い煙だけを残して消えた。

取り残された紅剡は急な展開について行けず、暫くただその場で呆然と立ち尽くすことしか出来なかったのだった...。



✿❀✿ ❀✿❀ ✿❀✿



そうして今に至るのだが、漸くことの現状が理解できてきた紅剡は、改めて手の中に収まる小さな巾着袋を見た。


「金は本物。あのサクという嬢ちゃんの妖気もまだ少し残ってる。

ってからして、今までの事は全部幻じゃなくて本当にあった事...。はぁ...本当にとんでもねぇ一夜だ」


そうぼやきつつも、紅剡の心の中は今迄に無いくらい軽かった。


初めて己が造った武器に触れ、(あまつさ)え、武器と自分が優れた鍛冶師だと認めてくれた狐の妖。

色々謎が多い妖怪で、自称観光客Aのクセして紅剡が今迄悩み、怒り、絶望で腐りかけていた原因をあっさりと解決してくれた尊大な女子。


そんなたった一夜出会っただけの、彼女の言葉全てのおかげで、今、紅剡は数百年振りに心が燃え上がっていた。


「(っあーーー!!早く帰って鉄打ちてぇな!)」


鉄を溶かす炎の熱気、火造り槌で叩き生じた時の音と火花を今直ぐに、全身で感じたかった───が、


「.....いつまでコソコソ見てるんだ。さっさと出てこい」


紅剡がそう言うと、路地裏の角からゾロゾロと彼を囲うように、先程伸したチンピラと奴らよりもっとタチの悪そうなヤクザかぶれの妖怪達が現れた。


「よう紅剡、さっきはよくもやってくれたなぁ!」


まだ、紅剡にやられた傷が癒えてない顔を腫らした一つ目男がドスを利かせて叫んだ。

そんな一つ目男のドスな声などに臆び一つも見せずに、呆れた様子で、


「何回も何回も懲りねぇな。

しかも今回は妖の商談を盗み見までするたぁ...度が過ぎてんぞ」

「っるせぇ!今度こそお前を地獄に落としてやるよ!ついでにその金も頂くぜ!って訳で殺っちゃって下だせぇ、頭っ!!」


一つ目男が吠えながら道を開けるように左に避けると、開けた道からドシンドシンと音を立てながら、一つ目男より更に大きく、背に八本の鉤爪を生やした蜘蛛の妖の男が紅剡の前に現れた。


「へぇ...真逆町長様自ら来るとわな。よっぽどこの金が欲しいんか?」


ジャラリと硬貨を奏でる巾着袋をギョロリと八つの目で追い、町長はニヤリと嗤って、


「分かってるじゃないか紅剡?さっさとその金を寄越せ。そうしたら今夜のことは見逃してやる」

「頭ぁ!?」


「何で!?」と言う前に、町長の鉤爪の一本が一つ目男の腹に一撃を与える。


「ぐえぇ!!?」


強烈な一撃を受けた一つ目男は後ろに吹っ飛んでいった。


「今俺が話してんだ。黙ってろ」

「あーあー、ありゃ暫くは回復すんのに時間かかるはなぁ。あぁ、あと答えはNOだ。

これは正当な取引で受け取った報酬だからな」

「ハハハッ!正当な報酬ねぇ...。あんな使えねぇなまくら刀が売れるなんて、どんなまぐれか知らねぇが、使えなきゃ意味なんてないだろうに。

あの狐の嬢ちゃんもとんだ好き者だなぁ」

「なんとでも言ってろ、蟲野郎が。今夜の俺は機嫌がいいんだ。テメェのその不格好な脚全部叩き折れるぐらいにはよぉ」


紅剡の挑発が効いたのか、町長の額にビキリと青筋が浮かび、


「そうかそうか。そいつぁ残念。交渉決裂だ!

その金は力付くで奪ってやるよ!残り半分もなぁ!」

「やってみろ、ゲス蜘蛛が」


それが合図だった───。

猪男の妖が巨大な鉤爪を紅剡に向かって振り落とした。

ここまで読んで下さりありがとう御座います!

今回もおまけを置いて終わりにしたいと思います!


〜覚えて学ぼう【月ノ本】の世界と愉快な仲間達!〜


楓「こんばんは。今夜も始まりましたおまけのコーナーの進行役の楓です」


作者「こんばんは〜♪作者だよー★」


楓「今夜は紅剡殿について少しご紹介しましょう」


作者「夜叉の妖で、外見年齢二十歳後半位の職業鍛冶師だよー。髪は濡羽色、瞳は湖畔色だね」


楓「幼き頃、【負ノ遺産】の七番目の大厄災の被害を受け、奴等を殺す為に捨て身で現世へと渡ったとのことですね」


作者「まぁ、そこは彼の師である妖に止められ、そのまま弟子になったって話だけど、それでよかったと思うよ、うん」


楓「あの時は本当に今迄の大厄災の中では一番大きな規模のモノで朔夜様は毎夜戦場へと赴いていましたね...」


作者「大厄災は終わったけれど、紅剡の復讐は終わることなく今夜まで、【負ノ遺産】全てを根絶する為の武器を造るのに心血を注ぐ夜々だったんだ」


楓「ただ、ここで大きな壁にぶち当たります。話中にありました、武器が他妖に触れられない現象ですね」


作者「それもまぁ、朔夜ちゃんが解決したからなくなったけどね!」


楓「ここで紅剡殿の心に朔夜に対する想いが芽生えかけていたのに、あの方ときたら!」


作者「完全に刀の方に心ゾッコンになってたよねぇ...」


楓「ああ、本当にもう...。朔夜様は結婚する気あるんですかね?」


作者「一応、あるんじゃないかな?」


楓「そうですかぁ?はぁ...申し訳ありません。

最後は愚痴になってしまいましたが、今回のおまけのコーナーはここで終了したいと思います」


作者「それではまた次の話で会えたら会いましょー♪」


楓「さようなら」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ