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メモリーズ(仮)  作者: 御厨 郁葵
第一章 旅立ち編
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9話 科学者なら変態でも好きになってくれますか?

因みに作中の名前は一度ググってから採用しています。

薬で殺されて(?)冥界から帰ってきたらシアンが険悪な雰囲気でさっき薬を飲ませてきた女の人を尋問していた。

「さっきマスターに何を飲ませたのですか?」

「え、えーっと……飲ませた人のデータを取る薬……効果的にはスキャンと一緒のはずだけど……」

「それじゃあマスターは何故死んだのですか?」

「わ、私が聞きたいのだけど……」

……俺を殺そうとして飲ませたわけじゃなかったんだな。

「……その薬は本当にスキャンの能力だけなのですか? 副作用とかは?」

「無いことはないのだけど……ちょっと待って。」

女の人は(この世界ではお馴染みの)パネルを出してなにか操作をし始めた。

……今さらだけどこの人冷静に見たら白衣を着た幼女じゃん。怪しさ満載じゃん。

「死因は試飲らしいわ。」

「それは駄洒落のつもり?」

「真面目真面目! ほら!」

「……ほんとね。マスターのデータなのも確かね。」

「ほら! 魔法が使えない私はこうするしかないよの。だからこうするのも理にかなってるわ。」

「マスターのデータを取る時点で不審者なのは確定ですけど…… というか貴方は誰なのですか?」

来た。人の名前を聞くやつ。またあの台詞を聞けるやつだ。

「私は王国公認科学開発委員会会長兼全世界魔力ないですけど気合いさえあれば関係ないよねの会副代表取締役監視委員会の副委員長の椎名(しいな) (こと)よ。」

「なげぇし名乗るんかい!」

「あ、マスターおかえりなさい。」

「ただいま。じゃなくて、ええと、何て言った?」

「王国公認科学開発委員会会長兼全世界魔力ないですけど気合いさえあれば関係ないよねの会副代表取締役監視委員会の副委員長……」

「すげぇ、なんで一度聞いただけで暗唱できるんだこいつ……でもなくて、ええと……」

「王国公認科学開発委員会会長兼全世界魔力ないですけど気合いさえあれば関係ないよねの会副代表取締役監視委員会の副委員長」

「わかったわかった。シアンは一回黙ってくれ!

特に俺の腹筋がヤバい。で、えっと……」

「王国公認科学開発委員会会長兼全世界魔力ないですけど気合いさえあれば関係ないよねの会副代表取締役監視委員会の副委員長」

「貴女も言わなくていいですから……ってかそっちのインパクトのせいで名前がわからないんですが……」

「琴よ。椎名 琴。」

「琴さん。で、結局貴女はなんなのですか?」

「科学者よ。主に王国で薬を作ってるわ。」

「ごめん、さっきの長いのを期待した……」

「えぇ……」



数時間後

科学者がイロイロ話して帰っていった。

専門用語やら魔法だったりで俺はあまりよくわからなかった。

なんか俺の魔方陣を改造したとかとも言ってたけど。

そして説明中に何故か野次馬に殺された。

あと、戻ってきたときさっきの琴さんの噂をラーメン屋の常連さん達に聞いてみたところ

「変態科学者」

「マッドサイエンティスト」

「23歳の合法ロリババア」

「地味にいい人」

「税金を結構有効活用してくれてる」

「遺伝子ハンター」

など、評価は様々だった。

変態でいい人って…… まぁ、去り際に「君の遺伝子ちょうだい」って言ってたからなんとなくわからなくはないけど……

「相席いい?」

と、琴さんの情報をいろいろ脳内でまとめていたら本日二人目の相席がきた。そういえばもうお昼か。

「あ、はい。どうぞ。」

今度も女の人。炎を纏ったマフラーを巻いて服が多少焦げている。

また厄介事かな……

「さっきは大変だったみたいね。」

「あ、見てたんですか。」

「まぁね。あ、私は秋葉よ。貴方は?」

……こうやって人の名前を聞くんだな。

「悠斗。吉田悠斗。」

「ハルトね。よろしく。」

「ああ。」

やっと普通の(普通?)人との会話ができる……

「嬢ちゃん。今日はなんの用で?」

「あ、大将。いや、村から追い出されちゃって……」

前言撤回。ヤベーやつっぽいぞ。

「あ、兄ちゃんの分もおいておくぞ。」

「ありがとうございます。」

「ところで兄ちゃん、ステータスが多少上がってるけど何かあったのか?」

「知りません……」



「ふーん。大変だったんだ。」

意外にも秋葉さんは結構親身になって話を聞いてくれた。

「秋葉さんも転生者ですか?」

「違うよ。この世界の普通の魔法使い。あと敬語じゃなくてもいいよ。秋葉でいいよ。」

「じゃあ秋葉……はどうしてここに来たんだ? 村から追い出されたとかどうとかって言ってたけど……」

「ま、まぁね。じゃあ聞く?」

「ああ。聞いてもらうだけじゃなんか悪いし……」

「じゃあ話すよ。まずは、私の産まれたところはね……


さて、次の話は秋葉さんの身の上話ですね。

その為ゆかりは暫くの間放置しますのであしからず。



次回 [下からくるぞ! 気をつけろ!]

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