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第25章 とらえもんの会社が白旗をあげた

茉白達、三人はリビングの布団の上に裸で寝ていた。茉白が起きるとバスローブをはおり、柚葉と紬にもバスローブをかけた。茉白はキッチンに向かいパンにバターを塗ってフライパンで焼き始めた。ケトルは電源を入れっぱなしだからいつでもお湯は沸いていた。まず、コーヒースティックをマグカップに入れてお湯を注ぐとコーヒーは出来た。それを飲みながらパンを焼いた。コーヒーの香りで紬が起きてきた。「おはようございます。柚葉さん、乱れましたね。まだ寝てます。疲れたかな?私にもコーヒーください。」紬が茉白の顔を見た。茉白はチャチャとコーヒーを作り「はい。どうぞ!」紬に渡した。紬は椅子に座り一口すすった。「あち!」紬は声をあげた。パンが焼けたので紬に出した。「先にどうぞ!」茉白は紬の目を見て微笑んだ。「有り難う!いただきます。」紬はパンをかじった。「美味しい。」紬が言った。「おはようございます。昨晩、私、イキすぎましたよね。」柚葉は二人を見てニヤニヤ微笑んだ。「うん、5周ほどイッテたわよ。」紬が柚葉の目を見た。「柚葉ちゃん、パン焼けたわよ。コーヒーもどうぞ」茉白は柚葉の前に差し出した。「いただきます。有り難う。」合掌してパンを食べた。茉白も椅子に座ってパンとコーヒーを前に置いた。「いただきます。」合掌して食べ始めた。「ねぇ?まかせきりだけどお年寄りへの入金何処まで行った?」茉白が二人の顔を見た。「もう、終わりました。」柚葉が茉白の顔を見た。「そうか。終わったか!有り難う。」茉白は二人の目を見つめた、「書き込みあった?」茉白は二人の顔を見て尋ねた。「見てない!」紬が茉白の顔を見た。「今日確認しとくわ。テレビつけるよ。」茉白は二人が目を見た。テレビをつけるとインターマデラテクノロジーのとらえもんが会見していた。「トムキャットからのランサムウェア攻撃があってしばらく業務が止まっていた事を公にした。さして昨日、身代金五千億円を払った事を発表していた。」茉白達三人は喜んだ。まさか?とらえもんの会社が払うとは茉白はおもってもいなかった。損得勘定した結果支払った方が安かったのだろう?と考えた。「紬ちゃん。今晩、帰り遅くなります。ご飯先食べちゃて。茉白、今晩、私の分はいりません。先生と東京へタップシューズ作りに行きますから。」柚葉は紬の顔を見た。「いよいよ始まるのね。なんか、柚葉ちゃんがタップ踊っている姿想像しちゃうよ。」茉白は柚葉の顔を見て微笑んだ。「それじゃあ、私も外食してきます。だから茉白さん今羽はご飯いりません。」紬は茉白の顔を見た。「わかった。作らないよ。」茉白は紬の顔を見た。茉白はテレビで録画していたものが溜まっていたので見始めたNHKBSの中井精也のてつたびと言う番組が癒されるから好きだった。けして、鉄オタではなかったがこの番組の緩さが好きだった。柚葉と紬も一緒に見ていた。それが終わると六角精児の呑み鉄本線日本旅を見た。六角さんがひたすらビール、お酒を飲みながら電車で旅をするだけの緩い番組で鉄オタが好きそうな番組であった。「茉白さん。隠れ鉄オタなんですか?」柚葉は茉白の目を見て微笑んだ。「私、鉄オタなのかな?わからない?ただ、ポッチャリしているおっさんが好きなのかな?自分でもわからない。ただ、ああいう旅をしてみたいとは思っているし、憧れているのは確かだよ。こんな殺伐とした日常から逃げ出したい気持ちでいる。必ずやる。各駅に置いてある駅ピアノを弾きながらの旅をね。」茉白は将来の夢を語った。「茉白さん、そんな事、思っていたんだ?知らなかったよ。私も連れてってね。」紬が茉白の目を見て優しく微笑んだ。「紬ちゃん。うれしいけど、行く時は一人にしてくれませんか?お酒を飲みながらアテをつまんでボォーとしないな?何時になるかわからないけど?」茉白は二人を見て含み笑いを浮かべた。「茉白さんのその姿、想像できちゃうな?」柚葉は茉白ね顔を見て微笑んだ。「あなた達は結婚して子供がいるわね。たぶん。今、この時を思い出にしてね。」茉白は二人の顔を見て優しく微笑んだ。「茉白さんは結婚しないんですか?」柚葉が茉白の顔を見て複雑な表情を見せた。「私の未来に男と居る所は見えないわ。」茉白は二人の顔を見て笑顔で微笑んだ。「そうなんすか?」柚葉は茉白の目を見た。二人は出かける用意を始めて9時半にマンションを出た。「行ってきます。」「行ってらっしゃい。」茉白は二人がエレベーターに乗るまで手を振り見送った。


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