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第22章 柚葉の趣味はダンス

専売の牧島さんから誘いを受けたのはお昼の事だった。「薊さん。今晩、空いてる。私とダンス行かない?私こう見えてダンスやっているのあなたもやらない?私の行っている教室はタップダンス、ジャズダンス、コンテンポラリーダンスと幅広く教えてくれるんだ。私はタップダンス。72歳のおじいちゃん山県先生だけど芸能界では名前の通った先生なんだ。ジャズダンスは遠藤先生、綺麗な女性の先生よ。コンテンポラリーダンスは金子先生イケメン。月謝は一万円になるの。月4回ね。やるか、やらないかは見てから決めて!」牧島は柚葉の顔を見た。何か断れない雰囲気があったのを察し「良いですよ。」柚葉は言ってしまっていた。仕事が終わるとそそくさと帰る準備をして牧島は柚葉を呼んだ。牧島の車に乗って教室まで連れていかれた。教室へ入ると30名くらいの生徒が鏡に向かってタップを踏んでいた。中々軽快な音で柚葉の身体も自然に動いた。牧島さんもその中に加わり、ダンスを音楽に合わせて踊っていた。助手の女性が「見学ですか?こちらにどうぞ。」椅子を出してくれた。柚葉はその椅子に座り皆の踊りを見学した。柚葉は学生時代にダンスを少しやっていた。生徒さん達は何年やっているかはわからないが上手く引き寄せられていた自分に気がついた。見ていると身体が自然に動き出しそうだった。柚葉もタップ踏んでみたいと考えていた。その時、牧島さんが先生の指名でソロを披露した。その上手さに柚葉は拍手を送った。そして、山県先生がソロでダンスを披露してくれた。生徒達も上手だったが、山県先生のタップダンスにはキレがありプロの踊りだと感嘆した。柚葉は立ちがって拍手を送った。「君は見学の人?」山県は柚葉に声をかけた。「はい。良いもの見せて頂きました。有り難う御座います。」柚葉は、感動して、キラキラした目で先生を見つめ微笑んだ。「君も一緒にやらないか?」山県は柚葉の目を見て優しく微笑んだ。「私、タップシューズ持っていませんよ。」柚葉は山県の目を見た。「靴なんか最初は要らない。なれて続けられそうになったらいっしょに行って作れば良い。良い職人知ってるから。」山県は柚葉の目を見て優しく微笑んだ。柚葉は「よく考えてからにします。」即決はしなかったがやりたかった。牧島由紀のタップダンスレッスンが終わった。「どうだった?なかなか面白いでしょう?いっしょにやらなあい?」由紀は柚葉の顔を見た。「やりたいと思ったけど私に出来るかな?牧島さん。ソロカッコ良かったよ。感動した。」柚葉は由紀の顔を見てニヤリ微笑んだ。「私なんかまだ1年目だからね。始めたばっかりのヒヨコだよ。中には3年、5年とやっている人がいるんだから。」由紀は柚葉の顔を見た。「1年なんですね。でも上手かったです。」柚葉は由紀の顔を見た。「暇な時とか台所に立ってる時なんかステップ踏んでっからね。1、2,3ってね。こうよ。」由紀は足を動かしステップを見せた。「難しいそうですね。」柚葉は由紀の顔を覗きこむように見た。「意外と簡単よ。リズムに乗ってしまえば。」由紀は柚葉の顔を見てニヤリ笑った。「やるか、やらないかは良く考えます。親友にも相談してみます。」柚葉は由紀の目を見つめた。「わかった。良く考えてね。」由紀も柚葉の目を見つめた。二人は由紀の運転でクーロンヌまで帰って来た。「有り難う御座いました。失礼します。」柚葉は自分の車に乗り込んだ。由紀は手を振って柚葉を見送った。マンションに帰って鍵を開けると「おかえりなさい。」紬が玄関先まで出て来た。「ただいま。紬ちゃん帰っていたのね。サーキットはどうだった?」柚葉は紬の顔を見た。「柚葉さん。楽しかったよ。でも、コレ見て!」紬はダイニングテーブルの上を指、指した。料理が並んでいた。「あなた作ったの?」柚葉は紬の顔を見て微笑んだ。「私じゃない?これ読んで!」紬は茉白からのメモを柚葉に渡した。「茉白さんか?珍しいなあ?料理担当になって覚えたってか!」柚葉はメモを読んでビックリした。「どう、食べますか?」紬が柚葉の顔を見た。「うん。食べる。」柚葉が紬の顔を見た。「座って、ご飯よそるから。みそ汁もありますよ。」紬がご飯をよそりながら言った。みそ汁をよそり柚葉の前に出した。自分の分のご飯とみそ汁をよそり席に着いた。「いただきます。」二人は合掌して、食べ始めた。「うーん。美味しい。」二人は頷いた。「流石茉白さん。あの人はなんでも出来ちゃうね?良い奥さんになるわよ。結婚したらの話だけど、たぶんしないだろうけど?」柚葉は頭の中で想像しながら結婚されたら嫌だと考えていた。柚葉は茉白に惚れていたから。今晩の料理で益々、惚れ直した。「紬ちゃん。あなたは茉白さんの事どう思ってるの?私は大好きだよ。」柚葉は紬の顔を見てニヤリ微笑んだ。「私も大好きだよ。茉白さんと柚葉さんじゃないと潮吹けないし。ウフフフ。」紬は柚葉の顔を見て笑った。「嬉しい事言ってくれちゃいますね。」柚葉も紬の顔を見て笑った。「紬ちゃん。私ね、今日、仕事の帰りダンス教室寄ってきた。タップダンスをやろうと思ってるのよ。」柚葉は今日、見てきた事を話した。「柚葉さん、タップダンスか!カッコいいなスタイル良いし顔良いし人気出ちゃうな?うまくなってね。応援する。こんな感じでしょう?」紬は柚葉の顔を見て、エアタップを踏んで踊って笑った。「うん。そうそう。知ってるわね。」柚葉は紬の顔を見て笑った。「ご馳走様でした。」合掌して二人はお箸を置いた。「美味しかったね。流石、茉白さんだ。これからも作ってくれるかな?」紬がボソリ言った。二人は食器を洗った。「食器洗浄機欲しいわね。ここに置けるか?」柚葉は言った。次の日には柚葉が食器洗浄機を買って来て自分で取付けた。二人は皿洗いを終えて、コーヒーを飲んでマッタリしていた。紬はつくばサーキットのホームぺージを眺め頭の中で昼間のドライビングのシミュレーションをしていた。「もしもし、天宝喜さんですか?からたちつむぎです。今日、つくばサーキットのライセンスとってきました。5周走ってきました。ベストタイム58秒50でした。今度、ドライビング教えていただきませんか?指導してください。後バトルもしたいです。宜しくお願い致します。来週の火曜日あたりいかがですか?」紬は琢磨に電話して指導を頼んでオッケーを貰った。紬は楽しみが増えた。柚葉はネットパトロールを始めようとパソコンを開いて柚葉は茉白が新たにインターマデラテクノロジーって会社にランサムウェアを仕込んだ事を知った。とらえもんの会社だ!ピンと来た。「やるな茉白さん。怖いわ!マジで。」独り言をブツブツ呟いた。ネットパトロールをしているとこんな書き込みが多かった。「こども家庭庁の件、ありがとう。」30件くらいあった。「三田大臣の顔、おもろかった。今度は何処を狙うんですか?」なんてのもあった。「仕事大成功したから今度の休みはレズあるかな?期待した自分が居た。今度は私の番だ。攻めてもらおうと」柚葉は高鳴る思いをころした。スケジュール表確認したら茉白は明後日が休みだった。柚葉は股を手で押さえた。ネットパトロールを続けていたら「最近ユーチューブの広告に謎の株屋が沢山顔をさらしているからこいつらをだまらせてくれ!ごっそりイッチャてくれ!」という投稿を見つけた。柚葉はプレミアムだから流れてこない。「茉白さんは情報収集の為ミュージックプレミアムにだけ入っていると言っていたっけ!」柚葉はその徹底ぷりに驚いた事を思い出していた。パトロールは辞めてタップダンスの動画を探して見始めた。タップドッグスとカッコいいダンスを踊るグループの動画に感動して教室へ通う決意を固めた。BOOTMANという映画がある事を知りアマゾンプライムから映画を鑑賞した。紬をよんで一緒に鑑賞した。二人は前のめりにテレビ画面にかじりついて見た。「あんなに踊れたら良いなあと思いながら見てたよ。さっき調べたら日本にも来ていたんだね。1997年に渋谷文化村に。」柚葉は少し興奮していた。「そうだったんだね。私達まだ、生まれてないよ。ワハハハ!」紬が柚葉を見て笑った。「柚葉さん、これ本当にやるの?」紬は柚葉の目を見つめた。「やるよ。私、ダンス経験あるんだよ。学生時代。見えないでしょう?ワハハハ」柚葉は紬の顔を見て笑った。「お風呂入って寝ようか!」柚葉はお湯張りのスイッチを入れた。「紬ちゃん、大きな仕事終わったから明後日茉白さん休みだからレズあるよ。今度は私を攻めて串刺しオッケーよ。」柚葉は紬の目を見てニヤリ微笑んだ。「楽しみだね。」紬も柚葉を見てニヤリ笑った。



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