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死ぬ未来が確定されている最強の王女は幸せになりたい!  作者: スズネ
第一章〜マクタス王国編〜
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炎の美女

新章です。

今、私は師匠と一緒にメイセアの家に来ていた。


「あ、スズネア様!昨日ぶりですね!」

「昨日ぶりメイセア。お父さんとちゃんと話せたの?」

「はい!スズネア様のおかげで!」

「なら良かったわ。」

私もバカだなぁ。メイセア相手に羨ましいなんて思っちゃうなんて........。

でも、お父様と私も仲良かったらあんなふうになっていたのかな?何ちゃって.........。


「そういえば、メイセアのお母様は何処にいらっしゃるのかしら?私もご挨拶したいのだけれど........?」

「え?あ、お、お母様はその........。」

「スズネア様、ついて来てもらえませんか?」

「構わないわ。」

そういえば、ゲームでもメイセアのお母さんの事は聞いたことがない.........。

じゃあ、私はメイセアたちの地雷を踏んでしまったの?


「こちらです。どうぞ、お入りください。」

「........こちらの方は?」

「私の妻.....メイセアの母親にあたるメイリア・グレパラージュでございます。」

「どうして、眠っておられるのかを伺ってもよろしいかしら?」

「メイリアは、メイセアを産む時に.........。どうやら、メイリアの魔眼がメイセアに継承されたらしくその時に焼けてしまってそれ以来........。」

「そうでしたか.......。辛い事を聞いてしまってすみません。」

治してあげたいけど.........。私が今ここで治したらダメだから!我慢だよ、スズネア!

っ、そうだ師匠なら!

「師匠なら、どうにか出来ますか?」

「いや、俺には無理ですぜ。さすがに専門外です。でも、光のアイツならいけるかもしれないですけど........。どうします?」

「もちろん、やります。メイセアのお母様を助けられるなら!」

「ですよね........。そんじゃあ、精霊召喚しましょうか。では、復唱してください。『我、精霊の力を望むもの。精霊よ召喚に応じよ、ライト!』」

「我、精霊の力を望むもの。精霊よ召喚に応じよ、ライト!」

「何ですか〜?私って、さっきまで寝てたはずなんだけど〜?って、あなたその多重属性はあり.......!」

「光の精霊さん、無礼を承知で言わせてもらうわ。他人の事にあまり口出しするものではないわ。」

「そうね........。こればっかりは私が悪かったわ。で?私は何をすれば良いの?」

「この人を治してほしいのだけれど........出来るかしら?」

「当たり前よ〜!だって、私は光の精霊だもの〜!(ボソッちゃんと見てたらあなたも使えるようになるわ。」

っ、やっぱり、気づいていたのね。でも、それを聞けたのはありがたいわ。


「ハイヒール!」

「お母様!お母様!起きて........!」

「起きるでしょうか?あの嬢ちゃんの母親。」

「起きるわよ。だって、メイセアねお母様なんだから。それから、光の精霊さん助かったわ。ありがとうね。いろんな意味で感謝してるわ。」

「(ボソッ魔力感知はみんな出来ないから属性は私にしかバレないから安心していいわよ。」

「ふふ、ありがとうございます。これからも、仲良くしてください。ライト。」

「えぇ、こちらこそよろしくね、スズネア様。」

ふふっ、精霊のお友達が出来ちゃった。


「メ、メイセア........?メイセアなの?」

「うん、私はお母様の子供のメイセアだよ!お母様!やっと話せた!」

「メイリア.......!良かった.......!あぁ、王女殿下、娘だけでなく妻までも救っていただきなんと御礼を申し上げれば良いか.......!」

「今は家族との時間を大切にしてあげてください。私も用事があるのでこれにて、失礼させていただきますわね。伯爵様。」

「はい!本当に.......本当にありがとうございます!」


「師匠、家族ってあんな感じなのかなぁ?」

「さぁ?俺には分かりませんね。でも、悲しいなら泣いた方が良いんじゃないんですか?」

「っ、師匠〜!うっ、私ね。最低なんだっ!メイセアたち家族を見たら羨ましいって思っちゃったんだ!分かってるんだ。私は、どう頑張っても愛されないって!でも........!でもね、やっぱり家族に愛されたいって思う気持ちが抑えられれないんだぁ。」

「姫さん、その気持ちは俺には分かりませんが........もし、その家族に嫌な事言われたらちゃんと言ってくださいよ?一発、殴るんで!」

「ふふっ、そんな事したら師匠が処刑されちゃうよ。不敬だ〜、って言われて........。でも、師匠の気持ちは嬉しいよ?ありがとう。」

「もう、大丈夫なんですか?」

「うん!大丈夫だよ。今はくよくよしていられないからね!行こっか、師匠!」

「はい!分かりましたよ。」

今回も読んでいただきありがとうございます!

次回も楽しみに!

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