スズネアのトラウマ
スズ.........。私の宝物!ふふ、懐かしいな。それに......久しぶりに昔の彼を思い出した........。
今日はとっても良い一日になったな。私の大切な思い出.........。
..........今日はいつもより暗いな。何でだろう?
「やぁ、久しぶりだね?と言ってもパーティ会場で最近会ったから久しぶりというのはおかしいかな?君はどう思うスズ?」
「っ、な、んの話ですか?私はスズネアですよ?スズという名前ではありません。」
「酷いな。僕は君の事が好きなのに君は君の事を否定するんだね。........そういえば、僕からの誕生日プレゼントはどうだった?気に入ってもらえたかな?」
「何の話でしょう?私はプレゼントなんて受け取っていませんが?」
「ふふ、君は相変わらず隠し事が下手だね。スズ、つけているじゃないか。そんなに、大切にしてもらえて嬉しいよ。」
「っ、衛兵を呼びますよ!早くこの部屋から立ち去りなさい!でないと、本当に衛兵を呼びますよ!」
「そんな事は出来ないさ。だって、僕が塞ぐからね?」
「っ、何を.......!ん.......!っ、ん......!」
嫌、離して!リン!........?.......リン!リン?どうしたの?大丈夫?リン!へ、返事してよ........。リン!
い、嫌、1人にしないで!リン.......!
「ふふ、そんなに1人が嫌なんだね。まぁ、仕方ないかな?ふふ、かわいいね。怯えてる。」
「っ、さ、さわらないでください!」
「そういえば、リンはどうしたの?さっきから出て来てないみたいだけど?」
「っ、何をしたのですか!リンを返してください!」
「ふふ、震えててかわいいね。そのまま閉じ込めたいなぁ。今からでも閉じ込めたい。」
「っ、離してください!い、嫌!っ........!だ、れかた、すけて........!」
「ふふ、安心して。誰も来ないから。ふふ、これで2人きりだね!あぁ、かわいいなぁ。」
「い、嫌!ん.......!ん......!」
嫌!嫌だ!離して!何で......!誰か助けて.........!
「ふふ、キスくらい許してよ。これでも嫉妬してるんだよ?スズ、ヴァルギアとキスしたみたいだもんね?あの時見てたんだよ?ズルい!アイツを殺したい!」
「っ、や、やめて!ヴァルギア様に手を出さないで!な、何でもするから!みんなには手を出さないで!お願いだから!」
「ふふ、何でもか.........。じゃあ、僕と一緒にいよう?もちろん、外には出さない。君のかわいい顔も見せない。まぁ、監禁に近いかな?君の怯えてる姿はかわいいから。ずっと見ていたいんだ。君は確か暗いところが苦手だったよね?」
「っ、や、めて.........!っ、やめて!」
「あはは、かわいいなぁ。.......チッ、もう来たのか。早いな。もう少しでおとせると思ったのに........!」
「い、や.......!こ、ないで!........は、なして!」
「ふふ、じゃあまた会おうね?バイバイ、スズ。」
アイツが消えた瞬間ヴァルギア様とディケイア様が来た。でも、今の私には誰が来たかなんて分かる余裕がなかった。
「スズちゃん、大丈夫!?」
「い、や!こ、ないで!」
「っ、遅かったか........!」
「お、ねがいだから!お、とうと、だけは、助けて!わたしは、どう、なっても、いい、から!お、とうと、だけは!なんで、もする、から!」
「スズちゃん?大丈夫?分かる?ボクだよ?ディケイアだよ?スズちゃん?」
「ダメだね。聞こえてない。一体、アイツは何を......!」
「い、や!や、めて!る、か?る、か!へ、んじしてよ!る、か!い、や!いや、!る、か!ひ、ひとりに、しない、で!わ、わたし、をひ、ひとり、にしない、で!」
「ルカ.......?昔の記憶か.......!アイツ、スズの前世のトラウマを引き出したのか!」
「スズちゃん?大丈夫?大丈夫だからね?誰も君の事を1人にしないから........。」
「........ほ、んと、に?わ、たしを、おいて、逝か、ない?」
「うん、大丈夫。僕たちはスズをおいて逝かないから。」
「っ、よ、かった......!」
「っと、危ない。........スズ?大丈夫?」
「落ち着いたから寝ちゃったみたいだね〜。ていうか、スズちゃんに弟っていたっけ〜?」
「弟じゃなくて義弟だよ。まぁ、一緒に住んでたわけじゃないから義弟かも微妙だけど。」
「ふ〜ん........。何でヴァル君は知ってるの〜?」
「その時からスズの家にお邪魔してたからね。」
「チッ、ズルい!ボクも会いたかったな〜。スズちゃんの義弟君に。」
「........やめといた方が良いよ。ディケイアだったら殺してると思う。」
「ボクはちゃんと躊躇するよ?だって、スズちゃんの義弟なんでしょ?」
「........何で殺す前提で話してるの?普通に怖いよ?」
「だって、ヴァル君が言ったんじゃん!ボクはそれに乗っかっただけだよ!」
「お前........!」
「邪聖破壊!........チッ、避けたか.......。」
「く、クロ!酷いよ!僕たち今避けてなかったら死んでたよ!」
「死ね!駄神親子!何故、早く来ない!何故!私では助けられなかった!だから、私はお前たちに頼った!なのに.......!手遅れだった!後もう少し遅ければスズは.......!」
「「ごめん........。」」
「.........死の闇。暗殺者か........。」
「クロ、大丈夫だった?」
「クロちゃん、やりすぎだよ〜?」
「うるさい、べたべた触るな!あのゴミ共みたいになりたくなければさっさと離せ!」
「「す、すみません........!」
「はぁ〜、寝る!スズと代わるから!.......ちゃんと慰めてあげて。」
「分かった。じゃあ、おやすみクロ。」
「クロちゃん、おやすみなさ〜い。」
リン.......!無事だった!?私また1人になっかと思った......!
ごめんね。ちょっと、奥深くまで行かされたみたい。アイツから守れなくてごめんね。
大丈夫だよ?ヴァルギアとディケイアが助けてくれたから!
そっか........。じゃあ、私はまた寝るね。
うん、分かった。おやすみ、リン。
おやすみなさい、スズ。
「........スズなの?」
「うん........。ごめん、取り乱してたみたい。ダサいよね。情けないよね。まだ、前世の事引きずってトラウマになって........。今の私は本当に弱い。」
「........気にしないで良いよ。僕たちはスズの事を思って行動しているだけだから。」
「そうだよ〜?スズちゃん、そんなに背負いすぎたら倒れちゃうよ?」
「大丈夫。慣れてるから。このくらいじゃ倒れない。」
「....今日はもう寝たら?」
「そうする。おやすみ。」
「「おやすみ。」」
今回はいかがでしたか?
次回も楽しみに!




