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クロについて

「この髪と瞳の色は私の影響によるものだ。たが、安心しろ。明日には元に戻るからな。」

「........アンタは魔族たのか?」

「は?そんな訳ないだろう?これでも.........。そうか、そういえばそうだったな。いや、気にしないでくれ。そうだな.........私は人間だ。何故、魔族と一緒の色なのかは私は知らないから理由は聞くな。とい訳だ。私は全てを話した。だから、寝る。早く行け!」

「「..........分かったよ。」」

「.........忠告だ。ナイトラス・ライティスに気をつけろ。と言うより、スズネアに会わせるなよ。これは、お前たちの為でもある。だから、早く出ると良い。」

これで良い。彼女が苦しむ事はない。もう、絶対に彼女を悲しませない。今度こそ私が彼女を守る。そして、私がアイツを殺す。彼女の前に二度と現れないようにするために..........!



♢♢♢



「.........ナイトラス・ライティスか.........。」

「そういえば、招待状に書かれていた名前にあったような気がするな..........。」

「じゃあ、お姉ちゃんはもうソイツに会っているって事!?」

「そう言えば、姫さんが帰ってきたらもうクロとか言う奴だった......。」

「なるほどね。繋がった。クロに代わったのはナイトラスに会ったからか..........。」

「.........だが、おかしいな。」

「何処が?」

「姫さんはソイツの名前を見たら初対面みたいな感じだったぞ?」

「という事はあっちが一方的に知っていたと言う事なのか..........。もう、意味がわからない!」

「まぁ、考えても仕方ないか........。でも、困ったなぁ。我が王に隠し事.........。しかも姫さんの事で.........。俺、バレた日には殺されるかもな.......。」

「精霊は相変わらず執着が凄いな。いや、独占欲か?まあ、どちらにしろ一緒か........。」

バルツは遠回しにホムライト..........精霊を馬鹿にしていたが精霊王になんて誤魔化すかを考えていて気付かなかった。



♢♢♢



私はちゃんとやれているかな?あの人は見ていてくれているかな?そういえば、私の宝物は.........ある訳ないか........。アレがないといろいろ面倒なんだけどな.........。


「姫様、おはようございます。朝でございます。」

「ん、ありがとう。レイラ。..........レイラ、スズって何処にあるかな?」

「す、スズ?なんですかそれは?」

「.........ううん、大丈夫。気にしないで。」

ないんだ.........。そりゃあそうだよね。分かってはいたけど...........。


「姫様.........?...........そ、そういえば、姫様の誕生日は明日でしたよね!今年の誕生日プレゼント何が良いですか?」

.........スズが欲しいって言っても分からないよね。


「特にないよ。別に誕生日プレゼントも渡さなくて良いんだよ?そんな事したらレイラのお金がなくなっちゃうよ。」

「姫様、少しは欲があっても良いと思いますよ?」

「........私の欲しいものはないんだよね........。本当に........。」

「そうでしたか.........。申し訳ありません。」

誕生日か.........。誕生日って前世ではなかったからよく分からないんだよね.........。


「そもそも、誕生日ってそれ程大事な物なのかな?」

「え?ひ、姫様........!姫様には私の愛が伝わっていなかったのですね?」

「っ、あ、愛はいいかな?そ、その、ほら、愛はひ、人を変えちゃうから..........。アイツみたいに......。」

「姫様?大丈夫ですか?」

「うん、大丈夫だから。」

大丈夫、笑顔を作るのは得意。前世でも辛い時は笑顔で隠していたから。元々、感情があまりない私には笑顔を作るのは簡単なのだから。


「そっか、私の誕生日って明日なんだ.........。気付かなかったなぁ。」

「.........陛下を説得したいですが今の陛下は姫様の事を..........!」

「別に気にしてないわ。」

彼は私たちの父ではないのだし。それに、家族なんてそういうものだから。

でも、メイセアの家族は暖かかった。私もあんな家族が欲しかったなぁ。まぁ、別に家族なんていらないのだけど..........。いたとしても、傷つくのは私なんだから。


「親しい人物を作るつもりはなかったんだけど.......。アイツの事もあるから。」

「?.......何かおっしゃりましたか?」

「いいえ、何でもないわ。それより、一体何処向かっているの?」

「秘密です。」

「.........周りに誰かいるの?」

「いえ、私だけでございます。」

「..........イルスティアは?」

「外出するとの事です。」

「........そう。なら仕方ないわね。」

.........レイラ、何か隠してるわね。まず、イルスティアがいないのが不自然。それに、朝からみんなを見ていない事を考えると..........。


「みんなは私に内緒でないかをしているのは確実ね。ねぇ、レイラ私はひとりぼっちにされてしまったのね。レイラは何か知らないかしら?」

「.........姫様、着きました。では、中に入りますよ。」

誤魔化されたわ。まぁ、問題はない。もしもの時は叩きのめすだけ。


「.........何かしら?これ?私は目が悪くなっかもしれないわ。」

「姫様の目は正常です。」

「そう.........。では、何故私にはのあの駄神親子がいるように見えるのかしら?」

「ひっどいな〜。ボクたちだってネアちゃんの為に来てあげたんだよ〜?」

「スズネアは僕たちがいるのは嫌だったの?」

「........ヴァルギア様、お仕事はどうされたのですか?ディケイア様はヴァルギア様の保護者ですからちゃんとご注意をしなければならないのでは?それから、私みたいな人間に神のお二人が来るなどと恐れ多いいですし。」

「「...........。」」

「というわけで帰りなさい!あなたたちは本当に駄神みたいね?クロがそう言うのは納得ね!」

「「..........。」」

「あ〜、スズネア、ちょっと待ってあげてくれ。」

「何かしら?」

「い、いや〜、あの2人固まってるぞ?最初から。」

「..........水鬼、あの2人を叩き起こしなさい!」

「「いった〜!」

「ひ、酷いよ〜!」

「スズネアが辛辣すぎる。」

「そう、どうやらあなたたちは水じゃなくて光と闇、もしくは聖と邪が良かったかしら?」

「「も、申し訳ございませんとでした〜!」」

「ふふ、よく出来たわね。」

「「...........。」」

あら、師匠とリットが固まっているわ。


「そ、それじゃあ、神様たちのお話も終わったみたいだしさっそくスズネアの誕生日会を始めるぜ〜?」

「あ、本当に私の誕生日会だったのね。」

「それじゃあ〜、まずはボクたちからの誕生日プレゼントだよ〜?」

「はい、これ。」

「何よこれ?」

「ブレスレットだよ〜?それがあったら属性が偽れるんだ〜!」

「え?属性が偽れる.........。」

「そう........。確か、属性の事隠したがってたよね?だから、それが良いかなって思ったんだけどどう?」

「うん、ちょうど良いタイミングで助かったわ。」

「じゃあ、次は僕からだよ〜?僕からは姿を偽れる髪飾りをプレゼントするね〜?お姉ちゃんに似合うと思ったんだ〜!」

「うん、ありがとね。バルツ。」

「!うん、どういたしましてだよ〜。」

「.........俺からも良いだろうか?俺からはハンカチだ。俺が作ったからそんなに出来は上手くないが........。」

「え?そうなの?てっきり、お店の物かと思ったわ。そう思うくらい上手だし。」

「......そういってもらえて良かったよ。」

「んじゃ、次は俺だな!俺からはコレだ!」

「これってもしかしてスマホ!?よく作れたわね。というか、これがスマホ........。初めて見たわ。」

「は?スマホが初めてなのかよ?いくらなんでもそれは........!いや、何でもない。詮索はしないから安心しろ。」

「うん.......。ありがとう。」

「姫様、荷物が届いております。」

「どちら様かしら?」

「名前は書いておりませんでした。中身も一応確認しましたが問題はなかったのですが.........。」

「どうかしたの?」

「それが、見た事のない髪飾り?でしたので.......。なので、姫様に確認していただこうと.......。」

「そう、一体どんなものですか?見た事ないって........!..........こ、れは!」

「姫様!?どうかしたのですか!?」

「スズネア?一体........!そういう事か........。」

「ん?あぁ〜、なるほどね〜。良かったね、スズちゃん。スズちゃんの宝物が見つかって.........。」

今回も読んで頂きありがとうございます!

次回も楽しみに!

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