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事件発生

殺人事件か.........。

「とても、面倒そうね。まぁ、私には関係ないのだけれど.........。」

「姫さん、これどうしましょう?」

「?師匠、どうかし.........どうしたのそのナイフ。」

「いや〜、刺されちゃったす。」

「師匠が?何故?避けられなかったの?」

「え?い、いや、ちゃんと避けれたんすけど最近こういうのがあるって思い出したんで何か手がかりになるかなーって。」

「そうね、師匠お手柄よ。」

そして、私はみんなを呼んで作戦会議を開いた。


「で、師匠はなんで刺されたの?一体、何をして刺されたのかしら?」

「え、え〜と、メイセアのところに行ってたんすよ。そしたら、帰り道に刺されたっす。」

「そう........。それで、犯人の特徴は?」

「え?み、見てないっす。」

「な、なんか殿下今日冷たくねぇか?」

「す、スズネアはどうしてそんなに怒っているんだ?」

「私は怒ってはいないわ。大丈夫だから、安心しなさい。」

「え、あ、はい。」

「それじゃあ、犯人をどうやったら捕まえられるかを考えなければね。」

「姫様、被害者たちの接点を比べてはいかがでしょう?」

「そうね.........。では、被害者の情報を持ってきてちょうだい。」

「はい、ここにあります。」

「用意が良くて助かるわ。みんなも見比べて。」

「ふむ、全員赤色だな。犯人は赤が好きなのか?」

「.........ギル、ナイスよ。なるほどね。師匠は、メイリアさんと間違われたのね。そう、メイリアさんを狙っていたのね.........。」

「姫さん?だ、大丈夫ですか?」

「ええ、安心してちょうだい。師匠の仇は私が打つわ。そうね、じゃあ、みんな夜に集合してちょうだい。」

「え?よ、夜ですか?」

「えぇ、そうよ。犯人を捕まえる!絶対に.......!」

「っ、分かりました。」


夜になり作戦決行前に私はカイラからの手紙を読んでいた。


「あら、もう少しでこっちに来るのね。でも、今来られたら困るのだけれど........。」

まぁ、その時にはもう片付いているわよね。



♢♢♢


あら、もうこんな時間そろそろ行かなきゃね。


「はぁ、寒っ。」

「きゃあ〜」

「向こうからね。........大丈夫ですか?」

「え、えぇ、助かりました。」

なるほどね。当たりだわ。


「その子を離せ。俺はその子を殺さなければならないんだ!君は関係ないから早くここを去れ。」

「悪いけど、殺人鬼の言う事を聞くほど私は腐っていないのよね。」

「っ、好きで殺している訳じゃない!良いからその子を渡せ。」

「それは出来ない相談ね。」

「っ、ごめんなさい!」

「っ、しまった!」

まずい、油断した!このままじゃあ.......!

「待たせたなぁ!スズネア!」

「な、か、カイラ!あなた!今、どんな状況かわかっているの!?」

「分かってるから来たんだよ。」

「その子は私が守っているからアイツを頼むわ。それから、死んだら許さないわよ!」

「は!誰に言ってるんだ?俺が死ぬわけねぇよ!行くぜ!サイラスちゃん起動!あの殺人鬼を捕縛しろ!」

「了解。..........捕縛を確認。」

そ、そんなあっさり.........?

まあ、良いわ。

「改めてはじめまして。カイラ。私がスズネア・フィン・アイスランドよ。」

「こちらこそ、はじめましてカイラ・デュラハンだ。仲良くしてくれよな!」

「それじゃあ、あなたに彼女は任せたわ!私は彼と話がしたいから、よろしくね!」

「あ!ちょっ!まぁ、いっか........。」


「あなたに聞きたい事があるのだけれど良いかしら?」

「何?」

「あなたには弟がいるんじゃないかしら?」

「っ、弟を知っているのか!?確かに、俺は弟を探している。8年前からずっと........。それで、探している内にいつのまにかこんなことになっていた。」

「そう........。じゃあ、その裏にいる奴の情報を教えてもらって良いかしら?」

「っ、分かった!」

それから、私は彼から裏にいた奴の情報を引き出した。


「そういえば、あなたの名前は?」

「アルシエル。」

「そう........じゃあ、アルシエル私があなたの弟を会わせてあげるわ。だから、あなたの命と罪を私に預けなさい!」

「っ、どうか、どうかシリエルと会わせてください!」

「分かったわ。........もう、ギール、イルスティア、師匠来るのが遅いわ!」

「すまない、途中で足止めをくらってしまってな。」

「すみません、殿下。」

「姫さん、顔真っ赤すよ!?どれだけ外にいたんですか!」

「わ〜、師匠はあったかいね〜。」

「話を逸らさないでください。」

「マントはどうしたんだ?」

「助けたい女の子にあげた。」

「殿下、私のマントをお使いになりますか?」

「いえ、大丈夫よ。私は師匠にくっついているから!

ん〜、師匠は、あったかいなぁ。」

「ひ、姫さん........!?」

「「.........。」」


「おう!スズネア、あの女の子ちゃんと家に預けて来たぜ!って、イ、イケメンがたくさんっ!?ま、待って、しかもギールまで!?嘘だろ!?まだ、推しに会う準備してないって!」

そして、私はカイラのそばに近づいて頭を叩いた。

「った〜。何すんだよ!」

「近所迷惑よ。それから、あそこの2人は私の師匠と私兵よ。」

「え?マジで?やっば!」

「お、王女殿下、そちらのか、方は?」

「紹介してなかったわね。私の友達のカイラ・デュラハンよ。」

「え、え〜と、よろしくお願いしま〜すぅ。」

うわ、猫被ってるわ。

すると、3人から今まで見たことのないほどの険しい顔でカイラに殺気を放っていた。


「あなた何をしたのよ?」

「俺が聞きたいよ!」

「と、とにかく、紹介するわ。順番に私の友達のギールに私の私兵のイルスティアで、私の師匠のホムライトさんよ。」

「........ギール・マクタスです。」

「イルスティア。王女殿下の騎士だ。」

「人間に名乗る名前はありませーん。」

え?え?つ、ついに反抗期が来ちゃったのかしら?


「とりあえず、帰りましょうか。」

「瞬間転移する?」

「良いの?じゃあ、お願いするわ。」

「.......あれ?でも、確かスズネアって空間属性つか」

「な、何を言っているのよ〜!そ、そんな訳ないじゃない!」

「そ、それじゃあ、転移するぞ!」


ふふ、やっぱり便利ね。空間属性は。

それから、リーンとバルツに会って師匠たちみたいに自己紹介をすると2人とも険しい顔をしていた。

「ふふ、あなたさすがに嫌われすぎじゃないかしら?」

「何でなんだろ〜?」

「あ、そうだった。」

『裏切らないでよね、カイラ。』

『最後まで味方でいてやるよ。』

私たちは日本語で約束をした。

「ふふ、それなら助かったわ。」

「んで、どうする?アイツ?」

「黒幕を引きずり出す。絶対に黒幕は許さない!私の大事な人に勝手に手を出したのよ?ただでは、すまさない!」

「スズネ........。ていうか、アイツマジで何でいるの?」

「あ、もしかして、みんなもカイラとお話ししたいの?いいよ、私は一人でアイツを捕まえる作戦を練っているから!みんなと仲良くなれるらしいわよ?良かったわねカイラ。」

「あ、うん、そうだな。良かったよ。」


♢♢♢


「いや〜、驚いたよ。まさか、アイツがこんなに愛されてるなんてな〜。しかも、全然気づいてなさすぎな。」

「答えろ、カイラ・デュラハン、一体スズネとは、どういう関係だ?」

「仲間とか運命共同体みたいな?とにかく、お前たちが考えているようか感じじゃないから安心しな。」

今回も読んでいただきありがとうございます。

次回も楽しみに!

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