第14話:グラちゃん
『…………』
グラちゃんは。
しばらく。
何も言わなかった。
「…………」
だめかな?
ここ。
すっごく広いし。
水もあるし。
食べ物もいっぱいありそうだし。
周りには魔物もたくさんいる。
それに。
何より。
人がほとんど来ない。
魔物のみんなが。
安心して暮らすには。
かなりいい場所だと思う。
「やっぱり……だめ?」
『…………』
グラちゃんが。
私を見る。
それから。
シロ。
ユキ。
コハク。
順番に見て。
『……まあ、よかろう』
「ほんと!?」
『うむ』
「やったー!」
「わふっ!」
「……よかった」
「うむ。ひとまず第一歩じゃな」
コハクも。
少し嬉しそう。
「よかったね、ユズ」
「うん!」
ノアちゃんも笑っている。
『ただし』
「ん?」
グラちゃんが。
低い声を響かせる。
『我が領域を好き勝手に荒らすことは許さぬ』
「分かった!」
『それと』
「まだあるの?」
『我の眠りを妨げるほど騒ぐでない』
「…………」
みんなで。
さっきまで鍋パーティーをしていた場所を見る。
「でも」
『なんだ』
「鍋パーティーは仕方なくない?」
『何が仕方ないのだ!』
「だって楽しかったし!」
『それで我は起こされたのだぞ!』
「でもグラちゃんも食べたじゃん!」
『それとこれとは話が別だ!』
「しかもおかわりしてたよね」
ノアちゃんが。
さらっと付け足す。
『…………』
「二杯も」
『…………』
「グラちゃん、また食べたい?」
『その呼び方を定着させるな!』
「えー?」
『我は古龍グランヴェルだ!』
「うん!」
『ならばそう呼べ!』
「グラちゃん!」
『なぜだ!』
「だって呼びやすいし」
『我が名を勝手に略すな!』
「……グラちゃん」
『お主まで!?』
ユキが。
ぽつりと呼んだ。
「わふ!」
「シロもグラちゃんって!」
『今のは鳴いただけであろう!』
「でも賛成してる感じだったよ?」
『都合よく解釈するな!』
「妾ももう諦めた方がよいと思うぞ」
『九尾! 貴様まで何を言う!』
「お主が何を言おうと、ユズはもう変えぬじゃろう」
『…………』
「ね?」
「うん!」
『即答するな!』
「グラちゃんの方が可愛いよ?」
『我は可愛さなど求めておらぬ!』
「ボクもいい名前だと思うよ」
『貴様まで言うな!』
ノアちゃんが。
にこにこしている。
「じゃあ決まりだね!」
『何一つ決まっておらぬ!』
「よろしくね、グラちゃん!」
『…………』
グラちゃんが。
深いため息みたいに。
鼻から息を吐く。
『……好きに呼べ』
「やった!」
『なぜそこまで喜ぶ』
「だって!」
私は笑う。
「仲良くなった感じするから!」
『…………』
「?」
グラちゃんが。
一瞬だけ。
黙った。
『……そうか』
「うん!」
なんだか。
さらに。
グラちゃんが怖くなくなった気がする。
「じゃあ!」
私は。
周りを見回す。
「ここを少しずつ、みんなが住める場所にしていこう!」
「わふ!」
「……うん」
「うむ」
『好きにせよ』
「グラちゃんも手伝ってね!」
『我はそこまで許可した覚えはない!』
「鍋作るよ?」
『…………』
「手伝ってくれる?」
『……内容による』
「やった!」
『まだ何も引き受けておらぬ!』
「ふふ」
ノアちゃんが。
また楽しそうに笑った。
◇
「じゃあ」
「ん?」
ノアちゃんが。
突然。
立ち上がった。
「ボクはそろそろ行くよ」
「え?」
「もう行っちゃうの?」
「うん」
「…………」
せっかく。
一緒に鍋まで食べたのに。
「もうちょっといてもいいのに」
「そうしたいんだけどね」
ノアちゃんは。
少し困ったみたいに笑う。
「ボクもいろいろやらないといけないから」
「いろいろ?」
「いろいろ」
「何するの?」
「それは秘密」
「えー」
「ふふ」
なんだろう。
気になる。
でも。
ノアちゃんにも。
何か用事があるんだろうし。
「そっかぁ」
「そんな顔しないでよ」
「だって」
「…………」
「あ」
ノアちゃんが。
何か思い出したみたいに。
手を叩いた。
「そうだ」
「?」
「せっかくだし、フレンド登録しておく?」
「フレンド登録?」
「うん」
ノアちゃんが。
メニューを操作する。
「登録しておけば、離れててもメッセージを送れるからね」
「ほんと!?」
「うん」
「する!」
「早いね」
「だって便利じゃん!」
「じゃあ送るね」
次の瞬間。
目の前に。
小さな画面が現れた。
《ノアからフレンド申請が届きました》
《承認しますか?》
「もちろん!」
ぽちっ。
《ノアとフレンドになりました》
「おおー!」
私は。
すぐにフレンド欄を開く。
「ほんとにノアちゃんの名前がある!」
「登録したんだから当然だよ」
「すごい!」
「そんなに嬉しい?」
「うん!」
「なんで?」
「だって!」
私は。
もう一度。
フレンド欄を見る。
そこにある。
たった一つの名前。
《ノア》
「ノアちゃんが初めてのフレンドだから!」
「…………」
「?」
ノアちゃんが。
少しだけ。
目を丸くした。
「ボクが?」
「うん!」
「今まで誰とも登録してなかったの?」
「してないよ?」
「へえ……」
「だって」
シロを見る。
「シロはシロだし」
「わふ?」
ユキを見る。
「ユキはユキだし」
「……?」
コハクを見る。
「コハクはコハクだし」
「なんじゃ?」
グラちゃんを見る。
「グラちゃんはグラちゃんだし!」
『我だけ雑ではないか?』
「気のせい!」
「みんなフレンド登録とかいらないもん」
「まあ、そうだね」
「だから!」
私は笑う。
「ノアちゃんが初めて!」
「…………」
ノアちゃんも。
小さく笑った。
「そっか」
「うん!」
「じゃあ、ちょっと嬉しいかも」
「ほんと?」
「うん」
「やった!」
「お主は何にでも喜ぶのう……」
コハクが。
呆れたように言う。
「嬉しいことは喜んだ方がいいじゃん!」
「まあ、それはそうじゃが」
「ふふ」
ノアちゃんが。
また笑った。
「あ」
「今度はなに?」
「そういえば」
ノアちゃんが。
グラちゃんを見る。
「まだお詫びしてなかった」
「お詫び?」
「うん」
「何のお詫び?」
「ここ」
ノアちゃんが。
周りを見る。
「ボク、セーフエリアみたいなところだって言ったでしょ?」
「言ってた!」
「でも」
グラちゃんを見る。
「実際には、大きなトカゲさんが寝てたから」
『まだ言うか』
「グラちゃん!」
『お主まで言い直すでない!』
「でも」
私は首を傾げる。
「結果的には安全だったよ?」
「まあね」
「グラちゃんも仲間になったし!」
『我は鍋につられたわけではないぞ』
「誰も何も言ってないよ?」
『…………』
「グラちゃん?」
『なんでもない』
絶対。
鍋につられたんだと思う。
「だから、別にお詫びとかいらないよ?」
「でも」
ノアちゃんは。
少し考えて。
「ボクが気になるから」
「そう?」
「うん」
すると。
ノアちゃんが。
何もない空間へ手を入れるみたいにして。
一冊の本を取り出した。
「本?」
「スキルブックだよ」
「スキルブック?」
「うん」
ノアちゃんが。
私へ差し出す。
淡く光る。
少し不思議な本。
「これを使うとね」
「うん」
「転移魔法を覚えられるよ」
「…………」
「…………」
「転移!?」
「なに!?」
私より先に。
コハクが。
すごい勢いで反応した。
「コハク?」
「ノア!」
「なに?」
「今、転移と言ったか!?」
「言ったよ」
「長距離転移の術か!?」
「そう」
「…………」
コハクが。
信じられないものを見るみたいに。
本を見つめる。
「そんなものを簡単に渡すでない!」
「そんなにすごいの?」
「すごいに決まっておろう!」
「でもノアちゃん使ってたよ?」
「それがそもそもおかしいと言っておるのじゃ!」
「あ」
そういえば。
ここへ来る前にも。
ノアちゃんが転移で連れていってくれると言った時。
コハクは。
すごく驚いていた。
「妾ですら、好きな場所へ自由に飛ぶような真似はできぬのじゃぞ!」
「そうだった!」
「忘れるでない!」
「えへへ」
「笑って誤魔化すでない!」
ノアちゃんは。
そんな私たちを見て。
楽しそう。
「使い方は簡単だよ」
「ほんと?」
「うん」
ノアちゃんが。
本を軽く持ち上げる。
「一度、自分で行ったことのある場所なら」
「うん」
「そこへ転移できるようになる」
「えっ」
「だから」
「ミルフィアにも?」
「行けるよ」
「ここにも?」
「もちろん」
「すごい!」
それなら。
すっごく便利。
「じゃあ!」
「?」
「ここから町に行って」
「うん」
「買い物して」
「うん」
「またすぐここに戻れるってこと!?」
「そういうこと」
「便利すぎる!」
「でしょ?」
「これなら!」
私は。
周りを見る。
「いろんな場所へ行って」
「魔物のみんなを探して」
「ここに連れて来るのも簡単になる!」
「そう」
ノアちゃんが頷く。
「魔物たちを集めるなら、きっと便利な魔法だよ」
「ただし」
「?」
「一度も行ったことのない場所には飛べないからね」
「そっか」
「それと、場所によっては転移できないところもあるよ」
「でも!」
私は。
目を輝かせる。
「それでも十分すごいよ!」
「でしょ?」
「欲しい!」
思わず。
即答して。
「…………」
でも。
少し考える。
「……でも」
「なに?」
「こんなすごいもの、本当にもらっていいの?」
「いいよ」
「でも」
コハクを見る。
「コハクもすっごく驚いてるし」
「当然じゃ!」
「絶対高そう」
「高いどころの話ではないと思うぞ……」
「ほら!」
私は。
ノアちゃんへ本を返そうとする。
「さすがにもらえないよ!」
「大丈夫」
「でも」
「本当に大丈夫だよ」
ノアちゃんは。
全然気にしていない。
「たまたま二冊手に入ったんだ」
「二冊!?」
「うん」
「こんなの二冊も!?」
「そう」
「すごい!」
コハクは。
すごいというより。
ますます怪しそうな顔をしている。
「一冊はもうボクが使ったんだ」
「あ!」
私は。
ぽんっと手を叩く。
「だからノアちゃん転移できるんだ!」
「そういうこと」
「なるほど!」
「…………」
「コハク?」
「……なんでもない」
すごく。
何か言いたそう。
「それで」
ノアちゃんが続ける。
「ボクはもう転移を覚えてるから」
「うん」
「二冊目は使えないんだよね」
「そっか」
「売ると目立つし」
「目立つの?」
「たぶんね」
「へえ」
「だから」
ノアちゃんが。
もう一度。
本を差し出す。
「ずっとアイテムボックスの中で眠らせておくくらいなら」
「ユズが使ってくれた方が嬉しいよ」
「…………」
私は。
本を見る。
ノアちゃんを見る。
「ほんとにいいの?」
「うん」
「返してって言っても返さないよ?」
「言わないよ」
「ほんと?」
「ほんと」
「…………」
じゃあ。
「もらう!」
「うん」
「ありがとう、ノアちゃん!」
「どういたしまして」
本を受け取る。
すると。
目の前に。
《スキルブック《転移》を使用しますか?》
「もちろん!」
《YES》
ぽちっ。
その瞬間。
本が。
ぱあっ。
淡い光に変わった。
「わっ!」
光が。
私の身体へ吸い込まれていく。
そして。
《特殊スキル《転移》を習得しました》
「おおー!」
「本当に覚えおった……」
コハクが。
少し呆然としている。
「転移!」
メニューを開く。
そこには。
《転移》
の文字。
「これで町に戻れる!」
「うん」
「ここにもすぐ戻れる!」
「そうだよ」
「すごい!」
なんだか。
どんどん。
便利になっていく。
「これで帰り道も安心だね!」
「…………」
ノアちゃんが。
少しだけ間を空ける。
「そうだね」
「?」
「歩いて帰ったら、かなり大変だったから」
「…………」
「え?」
「かなり遠いよ?」
「…………」
「…………」
「危なかった!」
「今さら気づくでない!」
コハクが。
思いっきり突っ込んだ。
「ノアちゃんがいなかったら帰れなくなってた!?」
「まあ、時間をかければ帰れると思うけど」
「何日!?」
「さあ?」
「さあ!?」
「お主、本当に何も考えておらんかったのじゃな……」
「だってノアちゃんが連れてきてくれたから!」
「そこまで他人を信用できるお主が恐ろしいわ!」
「でもノアちゃんだよ?」
「それが理由になっておらぬ!」
「ふふ」
ノアちゃん。
楽しそう。
「……ノア」
「ん?」
コハクが。
じっと。
ノアちゃんを見る。
「お主」
「うん」
「本当に何者なのじゃ?」
「ボク?」
「うむ」
「普通の人間が長距離転移を使い」
「その術を習得できる書物まで二冊も持っておる」
「…………」
「どう考えても妙じゃろう」
「そう?」
「そうじゃ!」
「ボクは」
ノアちゃんが。
にっこり笑う。
「ただの女の子だよ」
「絶対に違う!」
「ノアちゃんはノアちゃんだよ?」
「お主は少し黙っておれ!」
「なんで!?」
私は普通のことを言っただけなのに。
「…………」
ふと。
グラちゃんを見る。
「…………」
グラちゃんは。
何も言わない。
ただ。
ノアちゃんを見ている。
「グラちゃん?」
『なんだ』
「ノアちゃんのこと知ってる?」
『…………』
「?」
ほんの少し。
間があった。
『……知らぬ』
「そっか!」
「…………」
「コハク?」
「いや」
コハクが。
グラちゃんを。
ものすごく怪しそうに見ていた。
◇
「じゃあ」
ノアちゃんが。
もう一度立ち上がる。
「今度こそ行くね」
「うん……」
「そんな寂しそうな顔しないで」
「だって」
「大丈夫」
ノアちゃんが。
私を見る。
「フレンドになったでしょ?」
「あ!」
「そうだった!」
「何かあったら、メッセージ送って」
「送っていいの!?」
「もちろん」
「いっぱい送るかも!」
「それはちょっと怖いなぁ」
「ええ!?」
「冗談」
「もう!」
「ふふ」
「ノアちゃんからも送ってね!」
「うん」
「約束!」
「分かったよ」
ノアちゃんが。
少しだけ手を振る。
「それじゃあ」
「うん!」
「またね、ユズ」
「またね、ノアちゃん!」
「シロくんも」
「わふ!」
「ユキちゃんも」
「……また」
「コハクも」
「うむ」
「それと」
ノアちゃんが。
グラちゃんを見る。
「グラちゃんも」
『貴様までその名で呼ぶな!』
「じゃあね、グラちゃん」
『聞け!』
「ふふ」
次の瞬間。
ノアちゃんの足元に。
淡い光が広がった。
「またねー!」
ぱあっ。
光が。
ノアちゃんを包む。
そして。
消えた。
「…………」
「行っちゃった」
「わふ」
「……うん」
「まあ、また会えるじゃろう」
「うん!」
私は。
すぐに。
フレンド欄を開く。
《ノア》
「ほんとにいる!」
「登録したのだから当然じゃろう」
「でも!」
なんだか。
嬉しい。
「初めてのフレンド!」
「そこまで嬉しいものなのか?」
「うん!」
今まで。
一人で始めたゲーム。
気づけば。
シロがいて。
ユキがいて。
コハクがいて。
グラちゃんがいて。
それに。
ノアちゃんとも。
いつでも話せるようになった。
「よーし!」
私は。
目の前に広がる。
大きな土地を見る。
「これで町にも簡単に戻れるし!」
「わふ!」
「ここにもいつでも来られる!」
「……うん」
「魔物のみんなを探しにも行ける!」
「うむ」
「じゃあ!」
拳を握る。
「ここを本当に、みんなの居場所にしていこう!」
「わふっ!」
「……うん!」
「うむ!」
『好きにせよ』
「グラちゃんも手伝ってね!」
『我はそこまで許可した覚えはない』
「鍋作るよ?」
『…………』
「手伝ってくれる?」
『……内容による』
「やった!」
『まだ何も引き受けておらぬ!』
「えへへ」
『笑って誤魔化すな!』
なんだか。
コハクみたいなことを言うようになってきた。
「お主、今失礼なことを考えなかったか?」
「気のせい!」
「絶対に何か考えておったじゃろう!」
「わふ!」
「……ふふ」
『騒がしい者たちだ……』
でも。
グラちゃんの声は。
さっきまでより。
少しだけ。
楽しそうに聞こえた。
◇
――ノア視点。
「…………」
転移を終えて。
僕は一人。
さっきまでいた森の方角を見る。
「ユズちゃんかぁ」
名前を口にすると。
自然と。
少し笑ってしまった。
「なかなか面白い子だったね」
神狼を見て。
怖がるどころか。
可愛いと言って。
月影猫を。
何も求めずに助けて。
九尾の妖狐を。
倒すのではなく。
外へ連れ出して。
そして。
今度は。
古龍まで。
「グラちゃん、か」
「ふふ」
あのグランヴェルが。
あんな呼ばれ方をされる日が来るなんて。
思ってもみなかった。
「鍋までおかわりしてたし」
あれは。
ちょっと面白かった。
「…………」
でも。
やっぱり。
一番面白いのは。
ユズちゃん自身。
この世界に来た人たちは。
攻略をする。
強くなる。
競争する。
誰よりも先へ進もうとする。
そして。
最後には。
邪神を倒して。
願いを叶えようとする。
もちろん。
それも。
この世界の楽しみ方の一つ。
でも。
ユズちゃんは。
最初から。
全然違う方向を見ていた。
「魔物たちの居場所、か」
神狼。
月影猫。
九尾。
古龍。
まだ始めて。
ほんの少ししか経っていないのに。
もう。
これだけの存在が。
あの子の周りに集まっている。
「…………」
これから。
どうなるんだろう。
あの子が。
何も知らないまま。
自分の好きなように。
この世界を歩いていったら。
「ふふ」
なんだか。
少し。
楽しみになってきた。
「ユズちゃん」
僕は。
空を見上げる。
「この子なら」
少しだけ。
期待を込めて。
「この世界を、もっと楽しくしてくれるかな?」
「…………」
まあ。
答えは。
急がなくてもいい。
まだ。
始まったばかりなんだから。
「それじゃあ」
僕は。
次の場所へ向かう。
「もう少し、見ていようかな」
あの子が。
これから。
どんな冒険をするのかを。
面白いと感じましたら、ブクマ、評価、コメント等をよろしくお願いします。




