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『お兄ちゃん、私のこと「妹」って思ってる? ——限界中二ギャルのウチが必死にアピールしてるのに、黒髪鈍感兄貴が1ミリも気づいてくれない件について』

作者:S.S
最新エピソード掲載日:2026/06/25
「補導の心配とかお小遣いの話じゃなくて! ウチは大和のことが好きなの!!」
中学二年生の心愛(ここあ)は、金髪インナーカラーに短いスカートを履きこなす、学校でも有名な強気なギャル。だけど彼女には、誰にも言えない秘密があった。それは、高校一年生になったばかりの黒髪の兄・大和(やまと)に、本気で恋をしていること!
「お兄ちゃんに、ただの妹じゃなくて『女の子』として意識されたい!」
そう思ってギャルメイクで大人っぽく背伸びをし、毎朝大好物の唐揚げを入れたお弁当を作って、心愛は一途にアピールを続けていた。
しかし大和は、人の気持ちに疎すぎる、驚異の恋愛偏差値ゼロ男だった。心愛の必死の恋心を「クソガキの反抗期」か「ただの補導の心配」としか受け取らない。
そんなある日、大和が「同じクラスの女子を映画に誘いたい」と、よりによって心愛に恋愛相談を持ちかけてきて——!?
「いつも一緒にいるここあがそう言うなら、男としてちょっと自信出るわ!」
悪気のない100%ピュアな笑顔で、妹の心をズタズタにする天然鈍感兄貴。
さらに夕方には、その女子からオッケーの返信が来たと嬉しそうに報告してくる始末。
「怒るってことは、お前もお小遣い足りなくて映画行きたいのか? 貸してやるから!」
的外れな大和の言葉に限界を迎えた心愛は、ついに「大嫌い!」と言い残して部屋に引きこもり、大和の初デートを尾行することを決意する!
「妹」という呪いに縛られた限界ギャル心愛の、絶対に負けられない片想いバトルが今、幕を開ける!

【登場人物紹介】
心愛(ここあ)/中学2年生
見た目は派手なギャル。大和の前ではツンツンしちゃうけど、本当は大和のために早起きする一途な女の子。
大和(やまと)/高校1年生
黒髪でそこそこイケメンだけど、恋愛に関しては致命的にポンコツ。妹のことは大好きだが、愛情は100%「親目線」の鈍感お兄ちゃん。
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