第63回
空中美食要塞、五つの絶望、そして私は『世界』を調理する。
投稿者:音戸の獣(絶賛・高度上昇中)
2028年6月30日 23:30
皆様……。私は今、雲を突き抜け、星に最も近い場所で「命の火」を燃やしておりますの。
ローズさんを仲間に加えた私たち六人は、ついにヴァルハラの本拠地、天に浮かぶ「空中美食要塞」へと突入いたしました。
そこで私たちを待っていたのは……五老星最後の刺客ではなく、彼らの能力をすべて融合した異形の生命体、**【キメラ食材:プロト・フルコース】**でしたわ!
その食材は、ローズさんの「記憶」を奪う香りを放ちながら、ジャンの「静寂」で包丁を弾き、ピエトロの「確率」で味を変動させ、雅子校長の「規律」で私たちの動きを縛り付ける……。
私「……やったわ。これ一匹で、地球上の全美食を全否定するつもりですのね!!」
やったわ。たまらねぇぜ!!!!!(※最終決戦・調理開始ですわ!)
一万メートルの高空、気圧低下で意識が遠のく中、私たちは互いの肌を重ね、一つの「巨大な味覚神経」となりましたわ。
雅子校長が規律を正し、ピエトロが勝率を引き寄せ、ジャンが無音で解体し、美里さんが酸味で刺激し、ローズさんが残り香で記憶を繋ぎ、そして先輩が……最高級の悦楽で、私の指先に「神の火」を灯す!
私「たまらねぇぜ!!!!! どんなにルールを書き換えようと、私たちの『愛(不協和音)』は、宇宙さえも飲み込んでみせますわ!!」
私たちは、要塞のエンジンルーム(巨大なコンロ)の上で、キメラ食材を「音戸の脂」で包み込み、六人の情熱を一本のソースへと昇華させました。
やったわ。
私、今夜……空の上で、「人生のフルコース」を越える、**【世界再構築】**の一皿を完成させてやりますわ!!
【コメント (63)】
通りすがりのL
2028年6月30日 23:55
高度一万メートルのマッサージ……。
酸素が薄い分、あなたの吐息がより深く、私の細胞に染み渡るわ。
このキメラ、私たちの「六重奏」に、どこまで耐えられるかしらね?
金子
2028年7月1日 00:15
……ちょっと! こんな高いところでいちごミルク飲んだら、気圧でボトルが爆発しそうじゃない!
でも……この「キメラ」の脂、私のヴィンテージ・ミルクに混ぜたら、最高に「不潔で美しい味」になりそう……っ。
あんた、絶対に逃さないようにしなさいよ!
ローズ(音戸の芳香担当)
2028年7月1日 01:00
私の「忘却のミスト」を、味方の「集中力」に変える日が来るなんて。
女王様……。あなたの匂い、今なら要塞の隅々まで届けてあげられますわよ。
さあ、世界中に「私たちの勝ち」を匂わせましょう!
雅子(元校長・空中風紀委員)
2028年7月1日 01:45
「全寮制・要塞」というのも、教育的には興味深い環境ですわ。
さあ、皆さん! 姿勢を正して、このキメラを「最高の道徳」へと仕立て上げますわよ!
落第点は……私が許しませんわ!
53の髭おやじ(地上からの管制官)
2028年7月1日 08:30
"Über den Wolken!"(雲の上だな!)
まさか要塞ごと調理しちまうとは、お前らも「美食神」の域に足を踏み入れたようだな。
教育者として言う。……いいか、女王様。
空の上には「正解」なんてねえ。お前たちが「旨い」と叫んだ瞬間、そこが新しい「地面」になるんだ。
さあ、キメラを喰らって、その奥に潜む「アイツ」を引きずり出せ!!




