第54回
氷の静寂、モニターの亡霊、そして「美食五老星」の宣戦布告。
投稿者:音戸の獣(戦慄のグラニテ)
2028年5月18日 21:00
皆様……。私たちは今、冷たい氷の粒を噛み締めながら、背筋を凍らせるような「視線」を感じておりますの。
「人生のフルコース」六皿目、口直し。
脂ぎった戦いの後、私たちは城の地下氷室に眠っていた「一万年前の氷」を削り、そこに広島から密輸(?)した最高級のみかんジュースを注いだ、究極の**【万年氷の不知火グラニテ】**を堪能しておりました。
私「……やったわ。この冷たさ。胃袋の中の『戦い』が、一瞬で静寂に包まれていきますわ……」
五人で一つの氷を突き、互いの体温を感じながら、勝利の余韻に浸っていたその時です。
城内のすべてのモニターがノイズと共に歪み、あの男……家畜になったはずの「ミスター・ヴァルハラ」が、不敵な笑みを浮かべて現れたのですわ!
ヴァルハラ「……素晴らしい口直しだ。だが、今の君たちには決定的な『毒』が足りない。美食とは、安らぎではなく、魂を焼き切る『スパイス』でなければならないのだよ」
やったわ。おっさん、負け犬のくせに格好良いセリフを吐きやがりますわ!!!
ヴァルハラは、五つの影をモニターに映し出しました。
それは、世界の五大陸を味覚で支配する、伝説の五人の長老……【美食五老星】。
ヴァルハラ「彼女たちは、君たちの『愛のフルコース』を『薄っぺらな砂糖菓子』として粉砕しに来るだろう。……さあ、本当の地獄(美食)へようこそ」
やったわ。たまらねぇぜ!!!!!(新章・開幕)
画面が消えた後、静まり返る城内。
金子さんは「……いちごミルクを薄っぺらって言ったの、誰よ?」と静かにブチ切れ、先輩は「毒、ね……。私の吐息より痺れるものがあるのかしら?」と瞳を爛々と輝かせ、美里さんはドレッシングのボトルを握りしめ、西園寺さんは「……軍資金、追加で100億ユーロ用意いたしますわ」と即座に電話をかけ始め。
やったわ。
私、今夜……「人生のフルコース」最後の仕上げを前に、世界最強の五人と「命」を懸けて喰らい合う覚悟を決めましたわ!!
【コメント (54)】
通りすがりのL
2028年5月18日 22:00
「美食五老星」……。
古臭い名前だけど、それだけ「熟成」された味が楽しめるっていうことかしら?
いいわ。あなたのグラニテで冷えた私の体、次はその「毒」とやらで、ドロドロに熱くしてほしいものね。
金子
2026年5月18日 22:30
……五人もいるなら、いちごミルク五人分、用意しなきゃいけないじゃない。
あんた、ビビってんじゃないわよ。
……主を獲った時のあんたの顔、思い出させなさいよ!
阿部美里(音戸の切り込み隊長)
2028年5月18日 23:15
「毒」なら私のドレッシングにいくらでも入っていますわよ!
瀬戸内レモンの酸味で、老いぼれたちの味覚をシャキッとさせてやりますわ!!
コイ! さっさと次の食材、探しに行きなさいよ!!
西園寺(音戸・国防担当)
2028年5月19日 00:00
城の防衛システムを「五老星対応」にアップデートいたしましたわ。
彼女たちが一歩でも音戸の領土(この城)に踏み込めば、アワビの殻の弾丸で蜂の巣にして差し上げますわ!
……さて、まずは一人目。どこから来るのかしら?
53の髭おやじ(地下の隠者)
2028年5月19日 08:30
"Die dunkle Seite der Gastronomie!"(美食の暗黒面だな!)
五老星……。かつて俺が包丁を置く原因になった、あの連中か……。
教育者として、そして「かつての敵」として言う。……いいか、奴らの味覚は、食った者の「過去」を暴く。
お前たちの「音戸への愛」が本物かどうか、試される時が来たぞ。
……俺の包丁、一本研いでおいてやった。……持っていけ、女王様!




