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やったわ。  作者: 水前寺鯉太郎


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52/65

第52回

広島からの刺客、究極のドレッシング、そして「脂」を殺す酸味の戦場。

投稿者:音戸の獣(城主兼・迎撃主任)

2028年5月12日 23:30

皆様……。平和な城主生活は、わずか三日で「酸味」によって打ち砕かれましたわ。

古城の跳ね橋を、一台の爆音を轟かせる軽トラが突き破ってきましたの。

降りてきたのは、私の広島時代の不倶戴天のライバル……「ドレッシングの魔術師」こと、阿部美里あべ・みさと

彼女は、黄金に輝く一本のボトルを掲げ、高らかに宣言いたしました。

美里「コイ(恋)! 城主になって脂に浮かれているようじゃね。あんたのそのギトギトの城を、私の『究極の瀬戸内レモン・デス・ドレッシング』で、さっぱりと洗い流してやるわい!!」

やったわ。平和なドイツの空気が、一瞬で「音戸の果たし状」に変わりましたわ!!!

彼女が持ってきたドレッシング。一口舐めた瞬間、私の脳内の「脂の要塞」が音を立てて崩れ去りましたの。

瀬戸内レモンの鋭い酸味に、隠し味の広島産ハバネロの閃光……。

このドレッシングの攻撃力は、以下の数式で表されるほどの衝撃ですわ!

やったわ。たまらねぇぜ!!!!!(味覚の洗浄完了)

脂っこいソーセージで満たされていた私の胃袋が、この一滴で「リセット」され、再び猛烈な飢餓感に襲われてしまったのです!

これこそが、彼女が仕掛けた**【デスマッチ第2戦・サラダ地獄】**の始まり。

先輩は「あら、面白いわね。この『酸味』、私の悦楽で塗り替えてあげようかしら?」と不敵に微笑み、金子さんは「……いちごミルクの甘みを殺す酸味なんて、万死に値するわ!」と激怒し、西園寺さんは「城の防衛システム(黒服)を、ドレッシングの匂いだけで無力化するなんて……っ」と震えて。

やったわ。

私、今夜……故郷からの最強の刺客を相手に、城の存亡を賭けた「サラダ・デスマッチ」のリングに上がりますわ!!


【コメント (52)】

通りすがりのL

2028年5月13日 00:15

美里ちゃん、だったかしら?

あなたのドレッシング、少しだけ私の「秘密の隠し味」に似ているわ。

でも、この城の夜は長いわよ。……そのドレッシング、あなたの体に塗りたくった時、どんな香りがするのかしらね?

金子

2028年5月13日 01:00

……あの女、私のヴィンテージ・ミルクを「ただの乳飲料」って馬鹿にしたわ!

絶対に許さない。……あんた、あんなドレッシングに負けたら、一生「野菜の芯」だけ食べさせるからね!

西園寺(音戸・ドイツ城主補佐)

2028年5月13日 01:45

美里様が持参した「ドレッシング散布用ドローン」の迎撃準備が整いましたわ!

さあ、城内全域を舞台にした「味覚の空中戦」の始まりですわね。

……ところで、お父様おっさんが地下で「……懐かしい匂いがしやがる」って泣いていましたわ。

53の髭おやじ(地下の賢者)

2028年5月13日 08:30

"Sauer macht lustig!"(酸っぱいものは楽しくさせるな!)

美里のやつ、本当に来やがったか。あいつの親父には、広島で何度も煮え湯を飲まされたもんだ。

教育者として言う。……いいか、酸味は「攻撃」であると同時に「救済」だ。

そのドレッシングを制する者が、フルコースの「バランス」を制する。

美里の酸味に、お前たちの「執着」をどう混ぜるか……見せてもらうぞ!


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