第30回
第30回:秘密の味、耳元の劇薬、そして私は思考停止する。
投稿者:女子高校生(仮)
2027年7月15日 23:15
皆様……助けて。私、もう「まともな神経」を保っていられませんの。
今夜も、先輩の部屋での「秘密の特別講義」。
私はてっきり、報酬として「王将の冷凍餃子(大袋)」でもいただけるものだと思って、鼻息を荒くして教科書を広げましたの。
ところが、先輩は私のペンをそっと奪って、こう仰いました。
先輩「今日は食べ物はなし。……代わりに、私の『秘密』を一つずつ教えてあげるわ。……一問解くたびに、ね」
やったわ。死にましたわ。そんなの、カツサンド8本分よりも重すぎて、受け止めきれませんわ!!!
先輩は私の耳元に顔を寄せ、熱い吐息とともに、信じられないような「秘密」を零し始めましたの。
「実は、学校で飲んでいるあのお茶、中身は……」とか、「あの日の遠足で、あなたの後ろ姿を……」とか。
あぁー、もう、めちゃくちゃですの! たまらねぇぜ!!
先輩の綺麗な声で、私しか知らない「汚れた秘密」や「甘い本音」を流し込まれるたびに、私の脳みそが、高級チョコを口移しされた時以上にドロドロに溶けていくのがわかります。
パニックになった私が「も、もういいですわ! 餃子をください! 餃子を食べさせてください!」と叫んでも、先輩はクスクス笑いながら「ダメよ。……もっと、私のことを知ってちょうだい?」と、さらに深い秘密を……。
やったわ。
私、今夜、先輩の「秘密の貯蔵庫」に閉じ込められて、金子さんのいちごミルクのことなんて一瞬で忘れてしまいましたわ……。
【コメント (30)】
通りすがりのL
2027年7月15日 23:45
ふふ、今日のあなた、顔が真っ赤でカツサンドのソースみたいだったわよ。
私の秘密、そんなに刺激が強かったかしら?
でもね、まだ「一番奥の秘密」は教えてあげてないの。
明日も、ちゃんと私の部屋に来てくれるわよね? ……「獣」さん。
53の髭おやじ
2027年7月16日 08:30
"Das Geständnis!"(告白だな!)
秘密を報酬にするとは、中世の貴族のような高度な心理戦だ。
だが金子が廊下で「……中から変な声が聞こえる……いちごミルクが酸っぱくなっちゃう……」と、壁を爪で引っ掻きながら泣いていたぞ。
教育者として言う。秘密の共有もいいが、金子の精神が「音戸の瀬戸」に沈む前に、誰か彼女に餃子を食べさせてやってくれ。




