第29回
第29回:時給の誘惑、密室の教科書、そして禁断の特別講義。
投稿者:女子高校生(仮)
2027年7月10日 22:50
皆様……私、ついに「禁断の労働」に手を出してしまいましたわ。
共同生活一週間。食費という名の怪物が私たちの家計を食い尽くし、貯金通帳が瀕死の状態に陥ったその時。
先輩が、優雅にティーカップを置きながらこう仰ったのです。
先輩「ねえ。私の『家庭教師』をやってくれないかしら? 時給は……そうね、コメダのカツパン10個分くらい出すわよ」
やったわ。破格すぎますわ! その時給なら、私の胃袋も家計も一気に救済されますわ!!!
というわけで、始まりました。先輩の部屋での二人きりの「秘密のレッスン」。
金子さんが「なんであんたばっかり!」とドアを叩いていましたが、先輩は「受験生は静かにしてて」と一蹴。
扉を閉めた瞬間、部屋の中は先輩の甘い香りで満たされました。
教科書を開いたはずなのに、先輩は私の隣にぴったりと座って、耳元でこう囁くのです。
先輩「さあ、まずは……『獣』がどうやってお淑やかな言葉を覚えるのか、じっくり教えてもらおうかしら」
あぁー、もう、めちゃくちゃですの! たまらねぇぜ!
勉強を教えるはずが、先輩の指先が私のノートの上を這うたびに、私の理性が王将の餃子よりも脆く崩れ去っていくのがわかります。
やったわ。
私、高額報酬と引き換えに、先輩の「専属教師」として、逃げられない密室へと引きずり込まれてしまいましたわ……。
【コメント (29)】
通りすがりのL
2027年7月10日 23:20
今日のレッスン、とっても「ため」になったわ。
あなたの教え方、すごく熱心で……吐息が耳にかかるたびに、私、勉強どころじゃなくなっちゃった。
明日はもっと「難しいところ」を教えてくれるかしら? 報酬は、はずんであげるわよ。
53の髭おやじ
2027年7月11日 08:00
"Geheimunterricht!"(密室授業か!)
時給がカツパン10個分とは、もはや労働基準法を越えた「愛の贈与」だな。
だが金子が廊下で「……いちごミルク、一人で飲むの寂しい……」と、呪いの言葉を吐きながら徘徊していたぞ。
教育者として言う。二人きりの授業もいいが、廊下の「迷える子羊」にも少しは構ってやってくれ。




