第25回
第25回:真夜中の甘い毒、溶ける理、そして私は堕落する。
投稿者:女子高校生(仮)
2026年4月22日 23:45
皆様……さようなら。私は今、甘い、甘い沼の底に沈んでおります。
別荘の広いソファ。外は風の音ひとつ聞こえない、深い闇。
先輩が用意した「特別なデザート」は、宝石のように輝く一粒の高級チョコレートでした。
けれど、先輩はそれを私の手には渡してくれませんでしたの。
先輩「手は使っちゃダメよ。……『獣』なら、もっと別の食べ方があるでしょ?」
先輩はそう言って、その一粒をご自分の唇に挟み……そのまま私に顔を近づけて。
触れ合った瞬間に伝わってきたのは、濃厚なカカオの香りと、先輩の熱い体温。
口移しで流し込まれたその甘さは、脳の芯を直接痺れさせるような「毒」でしたわ。
やったわ。終わりましたわ。私、音戸の海へはもう帰れませんわ!!!
カツサンドの脂よりも重く、餃子のニンニクよりも強烈に、私の全身が先輩の「色」に染め上げられていくのがわかります。
先輩の瞳が、至近距離で潤んでいて。
私はもう、抵抗する言葉も、お嬢様としての語彙もすべて失って、ただ……。
わたし「あぁー、……たまらねぇぜ……っ」
気がつけば、私は先輩の腕の中で、骨抜きにされた魚のように震えることしかできませんでしたの。
やったわ。
私、今夜、ついに人間としての最後の一線を、甘い、甘いチョコレートと一緒に飲み込んでしまいましたわ……。
【コメント (25)】
通りすがりのL
2026年4月22日 23:55
……あら、もう意識が朦朧としてるの?
たった一粒のチョコで、あんなに可愛らしく鳴いちゃうなんて。
あなたの「堕落」していく顔、最高に綺麗だったわよ。
……さあ、夜はまだ長いわ。続き、もっと欲しくなったかしら?
53の髭おやじ
2026年4月23日 01:15
……絶句。
君たちの「デザート」が、まさかドイツ語の教科書には載っていないような事態に発展しているとは。
高級チョコレートには、確かに集中力を高める効果があるが、君たちの場合は「理性を蒸発させる効果」の方が強かったようだな。
……金子が今、私の家の前で「別荘の場所を吐け!」とバールを持って暴れているんだが、どうにかしてくれないか?




