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やったわ。  作者: 水前寺鯉太郎


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第22回

第22回:真夜中の連行、そばダブルの債務、そして背徳の麺。

投稿者:女子高校生(仮)

2027年6月26日 23:55

皆様、もう警察を……いえ、出前館を呼んでください。

お好み焼き屋を出た私たちを待っていたのは、ロマンチックな夜風ではなく、地獄のような「独占欲の火花」でしたの。

先輩「今日は私がこの『獣』さんを寮まで送るわ。……安全のためにね」

金子「はあ? 私の隣の席なんですけど。……あんた、さっき私のそばダブル食べたんだから、責任取って私と帰りなさいよ」

バチバチと視線がぶつかる二人。挟まれる私。

あぁー、たまりませんわ! 左右から腕を引かれて、私、このまま引きちぎられて「音戸のちりめんじゃこ」になってしまうかと思いましたわ!

ところがその時、静寂を切り裂いたのは……

「ぐぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜っ!!」×3

という、あまりにも重厚な三和音でしたの。

…………。

………………。

先輩「……昨日の続き(食欲)、しましょうか」

金子「……もう一軒、行くわよ。……あんたの奢りね」

やったわ。

私たち、結局そのまま深夜のラーメン屋へと転がり込みましたわ。

こってりした豚骨スープに、ニンニクをこれでもかと投入して……あぁー、たまらねぇぜ!!

結局、食べ過ぎて動けなくなった私を、金子さんが「……そばダブル、返して」と意味不明な供述をしながら、無理やり自分の部屋へと引きずり込んでいきましたの。

先輩の「……ずるいわよ」という恨めしそうな声を背中に受けて。

やったわ。

私、今夜……金子さんと二人きりで、カツサンドと餃子とお好み焼きとラーメンの匂いに包まれながら、一晩を過ごすことになりましたわ。


【コメント (22)】

通りすがりのL

2027年6月27日 00:30

……あのまま金子の部屋に行っちゃうなんて。

私、あんなにボタン外してアピールしたのに、ラーメンの汁の匂いに負けるなんて一生の不覚だわ。

でも、明日……覚悟しておきなさいね? 「利息」は高くつくわよ。

53の髭おやじ

2027年6月27日 01:15

"Unfassbar!"(信じられん!)

お好み焼きの後にラーメンだと!?

君たちは女子高生なのか、それとも冬眠前のクマなのか?

ちなみに私は昨日、王将で飲みすぎて、今日は一日中トイレとお友達だったぞ。

金子の部屋で、変な「やり始め」をするんじゃないぞ。……勉強をな。

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