第19回
第19回:絶望の計測、いちごミルクの罪、そして公開処刑。
投稿者:女子高校生(仮)
2027年6月20日 22:45
皆様……さようなら。
私は今、音戸の海の底に沈んだ沈没船のような気分ですわ。
今日は、魔の身体測定。
体育館に並ぶ測定器。それは、私たちがこれまで胃袋に収めてきた「24本のカツサンド」と「山盛りの餃子」を、白日の下に晒す断頭台でした。
まずは私。……数値を見た瞬間、視界が真っ白になりましたわ。
やったわ。これはもう、誤差なんてレベルじゃありません。カツサンドの「魂」が、そのまま私の肉体の一部として定着していましたの。
絶望に打ちひしがれていると、隣からさらに激しい咆哮が聞こえてきました。
金子「ちょっと! なんでこんなに増えてんのよ! ……これ、絶対あんたのせいよ! あんたが私のいちごミルクを、あの時奪って飲んだから……っ!」
体育館中に響き渡る、金子さんの逆ギレ。
私は負けじと言い返しましたわ。
わたし「何を言ってるんですの! 私は一口もらっただけですわ! 自分の暴飲暴食を、私のせいにするなんて……もうめちゃくちゃですの!」
全校生徒と先生たちの視線が突き刺さる中、私たちはいちごミルクの摂取量を巡って、醜すぎる「公開処刑」の口論を繰り広げました。
ふと見ると、先輩も測定器の前で、見たこともないような「死んだ魚の目」をして立ち尽くしていて。
あぁー、たまらねぇぜ(絶望的な意味で)。
やったわ。
私、数字の重みと、友情の脆さを、同時に知ることになりましたわ……。
【コメント (19)】
通りすがりのL
2027年6月20日 23:15
……数字なんて、ただの記号よ。
……そう思わないと、明日から歩くこともできないわ。
それにしても、あの「いちごミルク論争」。私への配分が一番少なかったはずなのに、なぜ私の数字が一番……いえ、何でもないわ。忘れて。
53の髭おやじ
2027年6月20日 23:50
体育館がニンニクの匂いといちごミルクの罵声で満たされていたな。
金子、私の顔を見て「先生の髭がカツサンドに見える」と言うのはやめてくれ。
ちなみに、私は昨日からダイエットを始めた。君たちも、次回のドイツ語の時間は「スクワット」をしながら受けてもらうぞ。




