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やったわ。  作者: 水前寺鯉太郎


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第18回

第18回:コメダの深淵、24本のカツ、そして私は「獣」になった。

投稿者:女子高校生(仮)

2027年6月15日 23:30

皆様、救急車を……いえ、追加の胃薬を呼んでください。

例の「ドイツ語作文」の正体を確認するため、私たちは三度、コメダへと集結しました。

議題は「告白の真意」。

しかし、私たちは気づけば、またしてもカツサンドを**「8本ずつ」**注文していましたの。

店員さんの目が、もはや「人間を見る目」ではありませんでしたわ。

そんなソースの香りが充満するテーブルで、先輩が翻訳アプリを私に差し出しました。

そこに綴られていた、あの日のドイツ語の正体は――

『私は、音戸から来たあの「獣(Bestie)」が気になっている』

…………。

………………。

あぁぁぁぁぁーーたまらねぇぜ!!!!!

先輩、私のこと「獣」だなんて!

お嬢様じゃない、王将で餃子を5皿平らげる、あの脂ぎった私を見ていたんですの!?

あまりの衝撃に、私は手に持っていた8本目のカツサンドを落としそうになりましたわ。

でも、感動に浸る暇なんてありませんでしたの。

隣で金子さんが「……ふん、獣ね。私なら、野生のサルって書くけど」と吐き捨てながら、猛烈な勢いで自分のカツサンドを殲滅せんめつし始めたんですもの。

先輩「ねえ、私の『獣』さん。……ソース、口についてるわよ」

金子「……ちょっと! 私のいちごミルク、勝手に飲まないでよ先輩!」

あぁー、もう、めちゃくちゃですの!

真面目な愛の告白のはずが、気づけば24本のカツサンドをいかに完食するかという、泥沼の持久戦に突入していましたわ。

やったわ。

私、今夜、先輩に「獣」として認められ、そのまま胃袋ごと天国へ召される予定ですわ。

【コメント (18)】

通りすがりのL

2027年6月15日 23:55

ふふ、「獣」って響き、あなたにぴったりだと思わない?

でも、24本のカツサンドを前にして、あんなに目がキラキラしちゃうなんて。

……本当、可愛すぎて食べちゃいたいわ(意味深)。

53の髭おやじ

2027年6月16日 00:30

"Bestie"か……。

ドイツ語では「凶暴な野獣」という意味もあるが、彼女の文脈では「抗えない魅力を持つ怪物」というニュアンスだったな。

それにしても、またカツサンドを24本も……。

君たちの胃袋は、ベルリンの壁より強固なのか? 明日、身体測定があることを忘れるなよ。

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