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やったわ。  作者: 水前寺鯉太郎


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第16回

第16回:王将、四人の騎士、そしてニンニクの狂宴。

投稿者:女子高校生(仮)

2027年6月5日 23:45

皆様……今夜、私は「伝説」の目撃者となりましたわ。

図書室での「ニンニク告白」を経て、なぜか私と先輩、そしてなぜか付いてきた金子さんの三人で、夜の「餃子の王将」へと突撃しましたの。

ところが、あの完璧な先輩。

メニューを手に「……ジャストサイズって、何かしら? 哲学的な問い?」と戸惑っていらして。

そこへ金子さんが、いちごミルク(持ち込み)を片手にドヤ顔で言い放ちましたわ。

金子「先輩、王将は戦場ですよ。タレは酢を多めにするのが私の『作法』です」

……あぁー、たまりませんわ!

先輩に王将を教える金子さん、そして素直に「勉強になるわ……」と頷く先輩。

二人の間に流れる奇妙な熱気に、私の胃袋はまたしてもカツサンド8本分くらいに膨れ上がりましたわ。

ところが、事件はそれだけでは終わりませんでしたの。

隣のテーブルで、真っ赤な顔をしてビールを煽っている「ちょび髭の男」が一人……。

おっさん「おっ、君たちか! Prost(乾杯)! 餃子とビールは、ドイツの魂をも揺さぶるぞ!」

……やったわ。

ドイツ語教師(53歳)、まさかの王将で大宴会中ですわ。

結局、私たちは四人でテーブルを囲み、餃子、唐揚げ、天津飯……次々と運ばれてくる「茶色の芸術」を貪り食いましたの。

わたし「あぁー、たまらねぇぜ!!」

ついに出た私の本能の叫びに、先輩は笑い、金子さんは呆れ、おっさんは「これぞ自由だ!」と拳を突き上げ……。

やったわ。

私、今夜、女子高生の皮を完全に脱ぎ捨てて、このカオスな絆と心中することを誓いましたわ!


【コメント (16)】

通りすがりのL

2027年6月6日 00:30

あの後、帰りのタクシーで金子が「私、本当は先輩のこと……」って言いかけて寝ちゃったわよ。

……続きが気になるじゃない(笑)

でも、今夜の餃子、あなたの味がしたわ。

53の髭おやじ

2027年6月6日 01:15

……頭が痛い。昨日の記憶が、ビールと餃子の匂いと共に霧散している。

だが、君たちが笑っていたことだけは覚えているぞ。

明日のドイツ語の時間は、ニンニクの匂いで満室になるだろうな。

……私も、ブレスケアを買い占めておく。

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