表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
BUGÅBOO ① ~生きるを往く者~  作者: 風快李吏


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
3/5

Scene2. 妙なユメ

 その夜。俺は夢を見た。4年前の姿をした俺だった。中学3年生だ。その夢は過去の記憶を辿ったような夢だった。長男の俺と3つ下の妹と両親の4人家族だったのだが、父の転勤の都合もあるが、俺と妹それぞれの通学する学校の関係で家族はバラバラで暮らす事になった。妹は俺と母が住んでいる家からは遠かったが、受験のあるちょっとエリートな中学校へ通う事になり、俺は妹が通う正反対の方角に位置する、現在妹自身の通っている私立へ通うことになった。そして妹は父と一緒に、俺は母と一緒に住んでいる。でも、時々お互いに会ったりしてるし、これといって困った事はない。俺が見た夢はちょうど引越し間際の話で、搬送用のトラックに荷物がどんどん積まれ、その横のマイカーの周りで4人は笑い合いながら喋っていた。俺も笑っていたけれど内心では何処か面白くなさそうにしていた。それは家族が離れ離れになるのが気に食わなかった訳ではなかった。妹も妹で顔は、目は、頬はしっかりと笑って明るい声を漏らしているけれど、時折一瞬だけそれが消えて何故か困った顔をしていた。腕組みをしては解いてを繰り返す母と能天気な父は相変わらず楽しそうにしていた。普通と言えば普通な夢なのに、何処か違和感があって居心地の悪いそんな夢だった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ