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バレー②

サーブは石井が打つ

石井 破常識_RTA

素早くボールを上げ、叩く

その隙に後藤が薬を作った

後藤 破常識_薬剤師

相手がフェンスを出して

ボールを返してくる

「加藤!」石井がボールを上げ加藤を呼ぶ

「任せろ!」加藤が強くボールを叩きつける

相手の速いボールを打ってくる人がボールを返す

加藤 破常識_暗殺者

さっきよりも速いボールだ

石井が上げると同時にボールが増えた

「あっ!」

吉田が咄嗟に打ち返すがボールが多すぎて今の腕の数じゃ間に合わない

吉田 破常識_千手観音

石井も取りに行きたいがさっき触ってしまったため、触ることができない

加藤も一緒に打ち返したが間に合わない

2.3個ボールが落ちそうになった時

突如ボールが全てネットの向こうに行った

ボールが一気に返ってきて相手チームはボールを落とした

7-2

中島が着地をしてゼーハー言っていた

中島 破常識_時

「中島大丈夫か?!」

「うん…ハア もう能力が使えない 誰かと 変わってくれ」

「わかった、審判!選手交代です!」

中島がベンチに戻り

出てきたのは佐々木だ

「任せて」

普段は和服だが

今日は体操服に体育館シューズといった格好だ

佐々木 破常識_刀

「ササキン(佐々木)、体操服なの新鮮ー」

後藤が言う

「軽いけど普段と違うから落ち着かない」

「だろうな、一番変わってないのは軍曹だぜ」

「それはそう」

加藤が笑う

軍曹=山口

加藤も普段は忍びの被り物に制服で足袋だが

今日は体操服だ

笛が鳴り

再開した

こちらのボールで加藤がサーブを打つと

相手は当然跳ね返してくる

「皆んな下がれ、佐々木行け」加藤がボソッと呟いた

「はいよ、村正」

佐々木が高く飛び上がり構えた

ボールが佐々木の正面に来た

「刺突」

ボールの真ん中を鞘をつけたままの刀で突いた

ボールは勢いよく相手の方に飛んで行った

「ナイス」

うまく行ったと思ったが

返そうとした相手は速いボールを打ってくるやつだ

「まずい!構えろ!」

「…喰らってみてもいいか?」

「いいけど怪我するぞ!」

「おっけ」

「村正」佐々木が刀に手を置いた

「抜刀」

目の前に高速で迫ってきたボールに対して

負けないほどの速さで刀が振られた

刀が振られた瞬間

ブオォンと風を切る音がした

ボールは打たれた時よりも早く飛んで行った

相手のコートの端っこにボールは飛んで行き

バアァン!と大きな音を出した

ボールは切れておらず跳ねていた

あまりの速さに相手チームは一瞬何をされたか理解できなかった

ボールを打ったと思ったら

1組のやつが1人飛び

急に音がしたと思ったら1組に一点を取られたからだ

唖然とする2組をよそに

1組と観客席では盛り上がっていた

「なんて速さだ!これがかの有名な抜刀か!」

「速いですよね!目に負えませんでしたよ」

リベルト大統領と浅草は興奮していた

「良いぞ!佐々木」加藤が右手を出すと

「だろ」といいハイタッチをした

「でもなんで切れてないんだよ」

「峰打ちだからな」

8-2

相手のチームが1人選手交代した

加藤がボールを打つ

相手は普通に返してきた

加藤は疑問に思っていた


なんだ?早く撃ってくるやつはもう破常識を使えないのか?それとも戦法を変えただけか?


打ち返されたボールを吉田が上げようとした瞬間

何かが高速で吉田に突っ込んできた

吉田は吹っ飛び

ボールはそのまま落ちていった

「吉田!」相手チームを見ると

さっき交代した選手が腕を吉田の方に伸ばしていた

よく見ると右腕が大砲のようになっていて

そこから少し煙が出ていた


加藤は忘れていた、いや1組は忘れていた

破常識を使ってでの妨害やボールのキャッチなどは怪我をしない程度だったら可能だと

長谷川の能力で大きなケガをすることはない

だからほぼ遠慮することなく攻撃を仕掛けることができる


「吉田大丈夫か?」

「ああ、大丈夫だ」

ボールは落ちてしまった

8-3

「お前ら、余裕があれば相手を妨害してくれ、破常識を相手に使って良いのを忘れていた!」

「なら攻撃しても良いんだよね?…カトウッチ(加藤)」

見ると後藤がキレていた

「吉田が攻撃されてるのにただ突っ立ってるわけにはいかないよね!?」

ピーと試合再開の合図がした

シュンと

薬品が入ったフラスコや試験管、瓶を数個出した

黄色の液体を吉田にかけた

「これで回復するはずだから」

「ありがとう」


「ちょっと待ってね」

試験管やフラスコ薬を一気に飲んで

口を拭った

「ふぅ」

相手がボールを打って来た


「まずい!」

加藤や佐々木が身構えたが

「どいて」と後藤が2人はどけた

「今…」

後藤がボールを上げて

佐々木に少し前に出してもらった

「お薬飲んでる途中でしょうが!」

バンと普段の運動音痴でヘロヘロ〜としたボールしか打てない後藤が

加藤達みたいに力強く打った

ボールは相手チームがそのまま上げた


瓶を回収して

地面に向かって投げた瓶は地面にぶつかり割れて中の液体が漏れ出た

すぐさま液体が蒸発して

後藤達の周りに広がった


「うわっ後藤、なんだよこれ」

「疲労回復、集中力上昇、反射神経上昇、力、スピード上昇、ボールに対する恐怖低下」

後藤が淡々と喋る

「…そっそれで副作用は…」

「反動で疲労、頭痛、破常識のデバフ、あとやる気と殺意が普段より増える、問題ないよ

あいつらを倒すぐらいね」


「なるほど、じゃあ全力でぶつけに行くぞ」

「了解」

相手がボールをまた打って来た

「任せろ」石井が上にやり

佐々木が刀で弾いた

ボールは相手の方に飛んでいき

加藤がピストルを構えた

サイレンサーのついたピストルで

パシュンパシュンと音を出して

ボールに命中した

ボールはピストルの影響で軌道が変わって

落ちたがギリギリのところで相手がボールを弾いた

後藤がすぐさま瓶を低く投げる

瓶が落下すると爆発した

「ニトログリセリン、追加でコイツもね」

アルコールと書かれた瓶を投げたが

そのまえにボールが返ってきた

しかも大量にだ

「任せろ」

吉田がいい腕が増えた

8本から40本に増えた

それぞれの腕がボールを弾いたり

上にやったりした

それでも隙間を通り抜ける

ボールがあった

「誰か!」吉田が急いで腕を伸ばすも間に合わない

数個のボールが吉田を超えていった

「任せて」

佐々木が刀に手を置いた

「村正 抜刀」

シュンと音がしてボールが上に弾いた

相手チームの図上でシューと空気が抜け

割れた

佐々木がボールを切ってもまだまだボールはあった

吉田が数十個のボールを跳ね返し

相手に飛んで行った

砲弾がボールに命中し

ボールが吹っ飛んだ

数十個飛んで行ったボールは

3.4個だけになった

速い球を打ってくるやつが一気に数個打ち返してくる

石井がジャンプして一つ跳ね返した

でもタイミングが少しずれていて

一個しか跳ね返せなかった

加藤や佐々木もボールを取りに行くが

間に合わずボールが落ちてしまった

8-4

「どんまい次行くぞ」

加藤が言うと

みんな頷いた

その目は殺意のあるもの、やる気に溢れてるもの、希望のあるものなどさまざまだ

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