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おまけ1 ある一日

授業にて

科学の授業中に

高橋は感じ取った


(やつがいる!)


チラリと後ろを見るがまだ姿は見えない

だが数十秒後に出てくる

急いで近くの伊藤を見て

「準備して、方向は後ろ」と言い


右手はトントンした

隣の席の軍曹こと山口は

高橋がトントンするのを見ていた


「…Cか?Dか?」山口が小さい声で聞いた

高橋はまた右手をトントンした

伊藤の方を見ながら「合図したら発動して」

高橋がトントンしているのを見て「…了解」と言い

「失礼っ!」と山口が手を挙げた


板書が止まり

クラスの人たちが山口を見る

中には準備しているものもいた

「コードDだっ! 方向は後ろだ!」


ガタッとクラスのみんなが立ち上がり

すぐに黒板の前に来て

後ろを見た

その瞬間、何も持ってなかったはずの生徒が

武器を持ち出した


ポケットから出したのではなく

突如現れたと言った方がわかりやすいだろう

「10秒前」と高橋が言い

みんな構えた


ロケットランチャーやガトリングガン、対物ライフルを構えている者

何も持たず指を銃の形にして向ける者

日本刀や斧を構える者

腕からロープを出している者などがいた


「来るぞ、伊藤やれ!」

高橋が言うと

天井の隙間から黒い物体が出てきた


それを見るなり伊藤は

「スペースっ!」と言い手を前に押し出した

教室の壁は十数メートルぐらい後ろに下がり

壁の材質が変わった。


壁が変わったのを確認して

クラスの人たちは一斉に攻撃を始めた


日本刀や斧が飛んでいき

ロケットランチャーや対物ライフル、ガトリングガンなどが轟音を立てて発射された


発射された瞬間弾がピタリと止まった

時が止まったのだ

その中を動き回る者が

クラスメイトだけを動けるようにした

中島だ


「時は止めた、後は頑張って。」


鈴木は鉄球や机などを出し

阿部が指を動かすと鉄球が浮き

山口は机をロープで掴んで投げ飛ばした

飛ばされたものは空中でピタリと止まった


「こっちも作れたよー、硫酸君に、青酸カリー」

「同じく、手榴弾とC4だ!クレイモアもあるぜ、クールだろ」

後藤が瓶やボトルをゴロゴロと出し

木村が爆弾をドサドサと地面に転がした


「危ねえな」そう言って

吉田が手榴弾を掴んだ

2本あった腕が10、30、とたくさん増えた

腕の数は400本ほどになった

その右腕で手榴弾やC4を拾い

手榴弾は左手でピンを抜き、C4はそのまま

ぶん投げた


200本の右腕が順番に投げていき

それはまるで、グレネードのガトリングガンのようだった


「吉田に負けねえぞ」石井も後藤の瓶を掴み

投げ出した

初めは人並みのスピードだったがだんだん早くなり

吉田より少し遅いくらいまで追いついた

「まだまだまだぁー!」石井が声を上げドンドンスピードが上がる


「もっといけるだろ? そんなんじゃ俺のメタルストームに負けちまうぞ?」


山本がいい両手を横に伸ばした

「メタルストーム…ひでお力貸せ!」

「ウン、わかった」

そう言うとともにたくさんの銃口がついた箱が数個山本の横に出てきた


「俺もやらせろ」「力使えよ」

と藤田や遠藤がメタルストームに後ろから触れた

「全力で数秒だけ行く、撃つぞ!」

ピーガッと音を立ててメタルストームが起動した


周りの人たちは耳を塞いだ

ウィーーンと音がしたと思うと

ガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!と

爆音を立てて弾が発射された

発射された球は中島の影響で止まったが

球は壁のようにびっしりと詰まっていた


「みんな下がって」

高橋が言いみんなが下がった

「そろそろ時動かす?少しキツイんだ」

「待って近藤、井上が打つ瞬間まで待って」


「じゃあ行こうか近藤」

「うん」

弾などが撃たれる予定の場所から3メートルぐらいのところで


井上が右手を下にやり気体を噴出して

近藤が「5000分の1」と言って

右手をピストルの形にして放った

放たれた瞬間


村上が光速で移動して近藤を回収

阿部と山口が井上を急いで引き寄せた

高橋が手をやりみんなが前に行かないようにした瞬間


時が動いた

それまでそこに留まっていた

メタルストームや対物ライフルの弾

斧やクナイ、日本刀などの刃物

机や鉄球などの投擲物

手榴弾や硫酸の瓶などの危険物

近藤の爆発が


一斉にに黒い物体に襲いかかった

ドドドガアーン!!と音がして

クラスのみんなの前にも爆風が来た

当然避ける隙間も避ける暇もなく


黒い物質及び黒い生物は

その触覚の一部はおろか、細胞の一部も残らないだろう


伊藤のおかげで教室の壁は傷や汚れ

一つついてない状態に戻った


「ふう、まだ一体でよかったな」

「1匹いたら100匹いると言うけどな」

「だったらまた消せばいいだろ?」

クラスの中では何気ない会話が続いていた 

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