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第7話 エピローグ
ヨット競技は自然を相手にし、勇気を試されるスポーツです。
操艇の腕を磨き、戦術を練る頭脳ゲームでもあります。
そんな競技を、なぜ私は4年間も続けたのだろうと考えることがありました。
自然はときに試練を与えます。
寒冷前線の強風で沖に流され、救助艇に助けられたことがありました。
転覆して、長時間冷たい海に浸かったこともありました。
でも、そんなことで退部しようと思うことはありませんでした。
風と海は、四季の移り変わりによって刻々と変化します。
似たような状況であっても、同じ局面はありません。
経験を重ねることで、状況に応じて対応できるようになります。
スキッパーとしての自信も生まれます。
ヨット部の暮らしは、私を失望させることはありませんでした。
そしてなにより、、、
海の上で風に吹かれる解放感に魅力を感じていたのでしょう。
振り返れば、あっという間の4年間でした。
さて、今回のシリーズはこれで終わりです。
ここまで読んでいただいた皆様。
ありがとうございました。
またお目にかかれる日がありますように。
ごきげんよう。




