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足りない召喚士の戦い方  作者: トリバード


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7/52

07:境界線

初作品です。

誤字脱字、矛盾などあるかもしれませんが、

生暖かい目で見ていただけますと幸いです。

最終日。

渓谷の奥。


明らかに“濃い”。


空気が重い。



「気をつけろ……来るぞ」


現れたのは、中型の魔物。


数も多い。


そして――


「上にもいる!」


崖上からの奇襲。


完全な挟撃だ。



「散開!」


斧使いが叫ぶ。

だが、地形が悪い。


分断される。



(まずい……)


レオンは瞬時に判断する。


“全員を守る”のは無理。



(どこを繋ぐ)


視線が走る。


斧使いは耐える。


双剣は機動力がある。


魔術師――


「……ここだ」



「フェアリーバード、集中!」


三羽すべてを魔術師へ。


防御、集中、回復。


一気に底上げ。



「……来た」


魔術師の詠唱が変わる。


ブレない。


途切れない。



だがその分、他が薄くなる。


斧使いが押される。


「くっ……!」



レオンは動く。


小剣。


最短距離。


斧使いの死角に入った敵を、弾く。


「助かる!」


「……一瞬だけです!」



双剣使いが跳ぶ。


「上、落とす!」


だが、着地に隙。



(間に合うか……!)


一羽を分離。


瞬間だけ強化。


「今!」



「……見えた!」


双剣が空中で軌道を変える。


無事着地。



そして――


「終わりだ」


魔術師の魔法が炸裂する。


戦場が一気に片付いた。



静寂。



「……生きてるな」


斧使いが笑う。



「今の……どうやった」


魔術師が聞く。



レオンは少しだけ考えた。


そして答える。



「全部は守れないので」



一拍。



「繋ぐ場所を選びました」



誰もすぐには返せなかった。


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