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足りない召喚士の戦い方  作者: トリバード


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42/53

42:鉱山村での初陣

本日もよろしくお願いします。

エリスに案内してもらいながら説明を受けている途中。


――ギィッ。


森の奥から嫌な鳴き声が聞こえた。


エリスの表情が変わる。


「……来ます!」


直後。

防壁近くの茂みが揺れた。


飛び出した影。


狼型魔物が三体。


「迎撃班前へ!」


近くにいた兵士たちが集まり、即座に槍を構える。


だが。


「まだいる……!」


後方の暗闇に、さらに二体。


その時。


――ガンッ!


基地側で警鐘が鳴った。



「西側防壁接敵!」



兵士の声が飛ぶ。


直後。


「レオン!」


聞き慣れた声に振り向く。


カイルだった。


長槍を抱え、

防壁階段を駆け上がってくる。


その後ろにはミナ。

さらにセス。


「音聞こえた!」


ミナが双剣を抜く。


「数は!?」


「前方五!」


エリスが即座に返した。


「了解!」


カイルが前へ出る。


その瞬間。


レオンは四羽目を飛ばした。


視界共有。

瞬間、強烈な吐き気。


急に使うにはまだ辛い。だが耐える。


上空視点。


そして。


「左から一体回ります!」


「っ!」


兵士が反応。


直後、死角側から飛び込んできた狼型を槍で弾いた。


「助かった!」


「前集中してください!」


さらに。


「カイルさん、後ろ!」


「おう!」


槍士カイルが振り向きざまに突きを放つ。


魔物の喉を貫いた。


ミナが低く滑り込み、双剣を振るう。


狼型の脚を裂き、

動きを止める。


そこへ。


ヒュッ!


セスの矢。


正確に目を射抜いた。


兵士たちが一斉に槍を合わせる。


連携。


初日とは思えないほど、

戦線は安定していた。


そしてエリスは、

その中心で静かに気づき始めていた。


この召喚士。


“前へ出ていないのに、

戦場を整理している”。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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