↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
足りない召喚士の戦い方  作者: トリバード
指名依頼:グランディア防衛

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
42/143

42:鉱山村での初陣

本日もよろしくお願いします。

エリスに案内してもらいながら説明を受けている途中。


――ギィッ。


森の奥から嫌な鳴き声が聞こえた。


エリスの表情が変わる。


「……来ます!」


直後。

防壁近くの茂みが揺れた。


飛び出した影。


狼型魔物が三体。


「迎撃班前へ!」


近くにいた兵士たちが集まり、即座に槍を構える。


だが。


「まだいる……!」


後方の暗闇に、さらに二体。


その時。


――ガンッ!


基地側で警鐘が鳴った。


⸻


「西側防壁接敵!」


⸻


兵士の声が飛ぶ。


直後。


「レオン!」


聞き慣れた声に振り向く。


カイルだった。


長槍を抱え、

防壁階段を駆け上がってくる。


その後ろにはミナ。

さらにセス。


「音聞こえた!」


ミナが双剣を抜く。


「数は!?」


「前方五!」


エリスが即座に返した。


「了解!」


カイルが前へ出る。


その瞬間。


レオンは四羽目を飛ばした。


視界共有。

瞬間、強烈な吐き気。


急に使うにはまだ辛い。だが耐える。


上空視点。


そして。


「左から一体回ります!」


「っ!」


兵士が反応。


直後、死角側から飛び込んできた狼型を槍で弾いた。


「助かった!」


「前集中してください!」


さらに。


「カイルさん、後ろ!」


「おう!」


槍士カイルが振り向きざまに突きを放つ。


魔物の喉を貫いた。


ミナが低く滑り込み、双剣を振るう。


狼型の脚を裂き、

動きを止める。


そこへ。


ヒュッ!


セスの矢。


正確に目を射抜いた。


兵士たちが一斉に槍を合わせる。


連携。


初日とは思えないほど、

戦線は安定していた。


そしてエリスは、

その中心で静かに気づき始めていた。


この召喚士。


“前へ出ていないのに、

戦場を整理している”。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

続きが気になると思っていただけたら、ブックマークや評価をいただけると励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。