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足りない召喚士の戦い方  作者: トリバード


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27/54

27:崩れかける

本日もよろしくお願いします。

「左!」


弓手が叫ぶ。

狼が消える。


次の瞬間。


回復術師の目前。


「っ――!」


間に合わない。


レオンが飛び込む。


小剣を抜く。


爪を受け流す。

重い。

腕が痺れる。


だが、一瞬止めた。


「下がって!」


回復術師が後退。


狼の赤い目が、レオンを向く。

その瞬間、本能的に理解する。


(狙われた)


空気が震える。


来る。


レオンは妖精鳥を自分へ集中。

加速。


黒い影が突っ込む。


速い。


だが、なんとか見える。


半歩。


最小限で躱す。

狼の爪がローブを裂いた。

近い。

息がかかる距離。


(今!)


小剣を振る。

浅い。

毛皮が硬い。


だが。


「レオン!」


リオが飛び込む。

斬撃を受けた狼が後退した。


「無茶すんな!」


「……助かりました」


だが状況は悪い。

決定打がない。


しかも、こちらだけが消耗している。


レオンは息を整えながら狼を見る。


速い。

強い。

だが⸻


完全な無秩序じゃない。


狙う順番。

飛び込む角度。


“安全に仕留められる相手”から狙っている。


つまり、


「……リオさん!」


「なんだ!」


「こいつ、“崩せる場所”を探してます!」


リオの目が細くなる。

一瞬で理解した。


「隊列維持優先!」


声が飛ぶ。


「ダグラス前固定!」

「後衛、絶対離れるな!」


レオンも続ける。


「弓手さん、撃つ場所を限定してください!」

「脚を狙って!」


「了解!」


ここから戦い方が変わった。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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