13:昇格試験・集合
初作品です。
誤字脱字、矛盾などあるかもしれませんが、
生暖かい目で見ていただけますと幸いです。
ギルドの奥。
普段一般の冒険者が入る事のない会議室。
そこに、数人の冒険者が集められていた。
全員、Dランク。
そして――
「今回のCランク昇格試験は、合同任務形式で行う」
試験官の声が響く。
「指定エリアの調査および魔物排除。生還を前提とする」
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レオン・アルバーンは、静かに周囲を見た。
知らない顔ばかり。
固定パーティではない。
上下関係もない。
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(……指示役がいない)
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「各自の判断で動け。連携も評価対象とする」
その一言で、すべてが決まった。
(自分で、動かないといけない)
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「よろしくー」
軽い声が響く。
振り向くと、明るい赤髪の青年が手を振っていた。
「リオ・ヴァレット。前衛、剣士」
無駄のない立ち姿。
自然体なのに、隙がない。
「……レオンです」
リオはにっと笑う。
「知ってるよ。“支援のやつ”だろ?」
少し離れたところでは、
無口な槍使いの女――ミリア
弓を整えている青年――カイト
計4人。
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「じゃあ、どうする?」
リオが言う。
「誰か仕切る?」
誰もすぐには答えない。
(……どう動く)
レオンは一歩踏み出しかけて――
止まった。
その一瞬の間に、
「とりあえず俺が前行くわ」
リオがあっさり言った。
「異論ある?」
他の誰も、口を挟むことはなかった。
さてCランク試験編が開幕しました。
たくさんネームドがいても覚えられないのと、レオンのキャラクター性を強調したかったので、意図的にここまでレオン以外にネームドキャラクターを出していませんでした。




