他人の小説?そんなの先に投稿したら俺の小説だよ!
思いついたら即実行、それが俺の性分だ!なんてかっこつけながらとりあえず構想を練っていく。
確かこの小説サイトができたのは2012年のはず。今が2014年だから、とりあえず2014年までに投稿されてる作品は全て省くとして、先に完結まで作ってから投稿してる人がいるかもしれないので、念のため2015年も省こう。となると、2016年から2020年12月27日までに投稿された作品で、書籍化された作品は約1500作品ほど。そのうち、完結してるものは約500作品。さらに、ある程度続くと考え70万文字以下を省くと約40作品ほど。この中で3巻以上発売されてるものは24冊か。2016年以降になったら投稿されるはずなので、この24冊はとりあえず1話だけでも今日中に投稿しておこう。
「とりあえず全部打つのはめんどいし、コピペしていくか」
ーーーーーーーーーーー3ヶ月後ーーーーーーーーーーーーー
冬休みを終え、三学期を何とか乗り越え今は春休み、1日に数話ずつ投稿していき今では24作品全て100話を超えた。それにしても、今は小六の時に買ってもらったパソコンを使って投稿してるが、6年前のパソコンでも古いのに、さらに中古のパソコンだから色々と遅いな。あっでも評価は、もちろん未来では書籍化された作品なだけあってうなぎ登りだ。それに、話題の作品のほとんどが同じ作者だと気づいた人が増え、それが広まりさらに評価ポイントが増えた。んっ?元々は他人の小説だって?先に投稿したんだから俺の小説だよ!なんて心の中の良心に対して言う。もう高笑いが止まらん。
そして今日、とうとうサイトのマイページにあの500万部を突破した「異世界に行っても無職です」を出版した花咲文庫からメッセージがきた。内容は、3月24日に本社に来てくれというものだ。今は3月17日なのであと1週間後だな。場所は東京都だ。俺の住まいは福岡にあるから、新幹線で5時間はかかるな。
「流石に隠す訳にはいかないか」
あー、いやだなー。ファンタジーから恋愛まで書いちゃってるからなー。このこと親に言ったら投稿作品全て見られるだろうし。うちの親いい人だから、稼いだお金をとったりなんてことはしないと思うけど。やっば引くよなー。アニメとか見てるの見た事ないし。俺が親でも息子が恋愛ものや異世界に行ってチート無双いえーいなんて書いてると知ったら嫌だもんなー。ライトノベル作家も立派な小説家として認めてくれたらいいんだけど。一応、反対されないためにも三学期の成績めちゃくちゃ上げといたから大丈夫と信じておこう。まあ、勉強は中二の内容だし簡単でした笑。
「よし、行くか」
意を決して、堂々と俺は両親がいるリビングへ。
リビングには両親と、妹がいた。妹の名前は中野恵美。俺の1個下の13歳でこの春から中2の中学生だ。顔は母親に似て悪くなく、むしろ美人と言える顔立ち。学校でも俺と違って人気で何回か告白されたこともあるみたいだ。全部断っているみたいだが。ついでに俺も顔は悪くない。ただ、中学の時の俺は社交的な性格ではなかっただけだ。大学デビュー最高!おっと、こんなことしてる場合じゃないな。
ただ、話を切り出しづらいのでとりあえずソファーに座っておこう。




