第3話 はじまりの村
アスカ「私たちみんな教室行ってないの。」
リク「え...」
リク「(てことはこの人たちはみんな..不登校?)」
アスカ「リク〜、コントローラーもって。そっちのテレビ使って!」
リク「テレビ2台あるんですね...。」
ヒロト「学校の使われてないやつ、勝手に使ってんの。」
アスカ「よし、部屋作ったから入って。」
リク「はい。(誰かとやるゲームって久しぶりだ。)」
コウタ「アスカ先輩短距離使いっすか!」
アスカ「うふふー、突っ込むの大好き♡」
ソウタ「衝動性が抑えられないからっすかね。」アスカ「それは余計だぞ⭐︎」
シュント「リクは..スナイパーか。アスカ先輩の武器と相性いいね。」
リク「そっすね。」
試合が始まった。
アスカ「行くぞーー!」
アスカは落下した。
コウタ「いきなり落下してるーー!!」
リク「このステージ穴多いんで気をつけてください。」
アスカ「どう考えても遅い忠告どうも。」
サトシ「近くに敵がいるねー。」
リク「(ここは慎重に...)」
アスカ「先手必勝!」突っ込むアスカ。
リク「え?多分相手マシンガン...!」
アスカは機動力で相手の攻撃をよけ、近づき相手を倒した。
サトシ「おぉー、アスカナイスプレイ。」
リク「すご...。(数秒前落下してた人とは思えない)」
アスカ「どうよ!ブランクあるだけで私は結構ぉお!」
自慢したところを撃たれるアスカ。
リク「アスカさん!それ俺じゃない!」
こうして試合は続いた。
アスカ「あれ?ここどこ?」
リク「アスカさんこっち!」
アスカ「リク大丈夫!フォローいくよ!」
キノコをもって近づくアスカ。
リク「アスカさん!それ武器じゃないです!」
アスカ「ん?これなんのアイテム?」
ヒロト「あぁ、それは前のアプデで追加された爆弾だよ。」
ボカーン。爆散するアスカ。
リク「アスカさーーん!!」
画面には「WIN」と表示されている。
アスカ「やった!勝ったね!」
リク「(勝った..けどすっごい疲れた...。)」
アスカ「ははは!やっぱゲームたのしー!」
リク「...。」
リクは微笑んだ。
リク「そうですね。」
コウタ「次!次俺やる!」
ソウタ「ん?次にやるのは僕だけど?」
コウタ「あ?」
ソウタ「ん?」
コウタ「引っ込んでろやゾウダ〜。」
ソウタ「お前こそ遠慮しろや下手くそ。」
睨み合う2人。
サトシ「こらこら。ていっても僕もやりたいんだけどね。ねぇアスカ。次はみんなでできるパーティーゲームにしない?」
アスカ「OK!『ゲムオparty』なら8人でできるよ!」
ヒロト「俺はいいや。空いたテレビでヌプラやる。」
アスカ「ほいほい。レイナは...」
レイナは机に向かい黙って問題を解いている。
アスカ「じゃあ7人で!」
リク「(パーティゲームなんて何年ぶりだろうか)」
そこにはキラキラとした笑顔の部員たち。喧嘩する双子。ミニゲームで勝ちまくるシュント。運で無双するもう1人の2年生。リクはそんなみんなを見て少しだけ口角をあげた。
リク「ここでスターダブルゲットして止まったマスでコウタさんのスターを奪って、アイテムでコウタさんは次1マスしか進めないんで罠踏んでもう一個僕にスターが入りますね。」
涙目のコウタ「容赦ねぇな!」
ゲームをすると時間がすぐに過ぎる。
アスカ「あ、もう6時。みんな帰るよー!」
リク「なんか忘れてるような...は!」
ソウタ「どうした?」
リク「お母さん!待たせてるんだった!」
サトシ「え!?ちょ、それはマズくない?」
リク「どーしよ...もう2時間は経ってる...。」
シュント「さすがにもう帰ってるんじゃない?」リク「そうですよね。歩いて帰れる距離っちゃ距離なんですけど...。」ぐぅ〜。リクのお腹がなる。
レイナ「あらら。」顔を赤くするリク。
アスカ「リクさ、私ん家寄ってく?軽く食べてから帰ったら?うち近いよ。」
リク「えぇ、そんな悪いです。」
アスカ「いいよ。うち定食屋でさ、多分何かしら余ってるしつまんできな。」
リク「いや、」
ぐぅう〜。もう一度大きくリクの腹の音が鳴る。ニヤニヤするアスカ。
アスカ「よし!決定!」
リク「(マジかよ...)」
部屋をでる部員たちとリク。部屋の中に残っていたサトシがドアノブを握るアスカに話しかける。サトシ「ねぇアスカ、あの子って...」
アスカ「うん、多分ね。」
アスカ「けど今日の様子見るとさ、きっと気に入ってくれるんじゃないかな!」




