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第2話 ようこそ!ゲーム部!

「たのもー!」

勢いよくドアが開かれる。

「ドアくらい静かに開けてよ。」

縦ロールの髪をした女子が冷ややかに言う。

「みんなー!見学者だよー!しかも1年生!」

「おっ!まじか、後輩きたーー!」

「僕らもついに先輩に!?」

顔のよく似た2人が元気に声をあげる。

「こらこら、まだ入部するかはわからないでしょ。こんにちは。お名前なんて言うかな?」

おだやかな男がリクに話しかける。

「僕はサトシだよ。3年生。」

「リク、、内藤理玖って言います。」

「リクって言うのかー!俺は2年生のコウタだぞ!」

ソウタ「ちょっと!僕が先に自己紹介しようとしたのに!」

コウタ「どっちでもいいだろ!」

ソウタ「は?」

2人の後ろにはメガネの気弱そうな男がいる。

「コウタ、ソウタ、喧嘩はやめよ?」

ソウタ「悪いねシュント、コウタがでしゃばったせいで...」

コウタ「え!?俺なの!?」

リク「2年生は3人ですか?」

ソウタ「いや?あともう1人いるよ。」

ソウタは後ろのカタカタとパソコンをいじる男に視線を向ける。

ソウタ「まぁあとでいっか。」

「ちょっと〜2年生ばっか自己紹介しないで3年もやってー。」

サトシ「アスカはやったの?」

リク「アスカさんと言うのですね。」

「やってねぇじゃねぇか。」

ツンツン頭の男が言った。

アスカ「忘れてた。」

小声で呟く。

「私、アスカ。ADHD!」

リク「え?」

「?、俺ヒロト、ASD。」

リク「え!?」

サトシ「アスカ!自己を紹介しすぎ!ヒロトも真似しなくていいから。」

シュント「ぶっこみましたね〜、はは(笑)」

苦笑いをするシュント。

アスカ「いいの〜どうせどっかで言うつもりだったし!レイナ!あとレイナだけ!」

「…勉強中なのに、もぉ。」

レイナ「川口玲奈レイナ。」

アスカ「それだけ!?ヒロトの方がまだ喋ってんじゃん!」

レイナ「あれは喋んなくていい情報なの!」

アスカ「じゃあとりあえず初めに、リク!」

リク「はい、なんですか?」

アスカ「好きなゲーム何?」

リク「んー、最近は1人なんでヌプラやってます。」

アスカ「わかる〜、シューティング楽しいよね〜ってことではい。」

コントローラー を渡すアスカ。リク「え?なんですか。」

アスカ「何ってやろ。ヌプラ。」

リク「ここでですか!?」

アスカ「ゲームは1番の対話だからね。」

リク「学校ですよ。いいんですか?先生に怒られるんじゃ...。」

アスカ「平気平気、どうせここ誰も来ないし。誰ももう気にかけないし。」

リク「いや、それでも見回りとか来るんじゃ...。」

アスカ「先生もう全員諦めてるもーん、私たちのこと。あ、言い忘れてた。」


アスカ「私たちみんな教室行ってないの。」


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