旅芸人アデル
ケルビンの表街道には人通りの多い場所にちょっとした公園を設けている。
人通りが多い場所というのはやはり大道芸人や旅芸人や吟遊詩人といった職の者が集まっている。私は公園の長椅子に座って悩んでいた。
「リンじゃなくてジャルどうやって食べたものか」
そうどうやって食べるかで悩んでいた。
記憶がないと言っても生前普通に女子高生をやっていたのもあり、そのままかじるのには少し抵抗があったからこうして悩んでいる。
「あのーどなたか存じませんが、他人のナレーションに勝手にセリフ入れるのやめてくれませんか?」
『ねーママあのお姉さん空に向かって怒ってるよ?』
『見ちゃいけません!指も差さない!!』
「あんたらのせいで、見知らぬ親子に変態扱いされたじゃないですか」
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「どうしたものかな?」
しばらく悩む・・・10分後
「要するに地面に落ちる前に切り終えて、全部落とさなければいい」
フウカは一歩脳筋に近づいた
フウカは加速の水晶球を発動する
周囲の光景がほぼ停止に近い速度まで遅くなりカラーだったけしきは少し白っぽくなった。
フウカは懐剣を鞘から抜きハンカチで拭く
そしてジャルを宙に投げるそれを懐剣で八等分にする、もう少し時間がありそうだったからウサギにした。
そして宙に浮いてるそれをキャッチする。ゴミは普段素材をはいだ時に出るわずかなゴミを入れる袋に入れたそしてもう一度水晶球に触れる
すると周囲の光景が元の速度に戻る周りの人は一瞬こっちを見たがまた何事もなかったように歩きだした。
『ママーあのお姉さん今なんかならなかった?』
『どっどうかな?』
「おい!そこのあんた!好き勝手にそうゆう事をしてもらっちゃ困る!大道芸人にもルールがあるんだよ」
近くで大道芸をやっていた男がこっちに歩いてきた。
大道芸?そんなことをした覚えはない。
「私はただジャルの皮を剥いただけで大道芸なんてした覚えないんですけど?」
「それが大道芸だっていってんだよ!俺は生活がかかってんだよ!」
「そこのあんた、もうよしなさい。本人がただジャルの皮を剥いただけだって言ってんだ、それに見たところ金もとってない。この人のせいで客が来ないって言うならそれは違うねあんたの腕不足さ。解ったら散りな」
題度芸人の女性の喝により男はもといた場所に戻った
「さっきは若いのが迷惑かけたね、あたしはアデル=エネシス旅芸人だ。」
「フウカです、名字は無いです。冒険者をやっています。」
「冒険者ねー、気を付けなよ。冒険者なんて仕事は女には何かと危険が多い仕事だからね。出来るなら辞めることをお薦めするよ。じゃあ私も生活がかかってるんでね」
アデルは元いた場所に戻っていった。
『ガキンッ』
金属がぶつかり合う音が裏から響く
フウカは、路地裏に走っていった。




