世界に七冊しかない本
今回はケイトが主役です。
ケイトは、裏街道にいた。
今、向っている店はやはり本屋だが、表に出せないような本を取り扱っている店である。主な商品は古文書の類、仕入れ場所は不明、法に触れた物かどうかも不明、店に商品として並ぶ前のことは一切購入する側が知ることはない。まあ、そうゆう物を扱う店なのだ。なぜケイトがそんな店を知っているかもまた不明である。
「ご店主?ケイトですが、頼んでた物は入ってるかしら?」
「ああ、つい最近な、ここじゃ何だ上がってくれ」
「ええそうさせてもらうわ」
ケイトとご店主と呼ばれた中年は店のカウンターの奥へ入って行った
奥は応接間となっており、椅子が向かい合わせで置いてあり間にテーブルがある、一般的な応接間である。
「ご店主にしては時間がかかりましたね。」
「俺はもう、仕入れは辞めたんだ。今は卸売だけだよ。それにそいつを手に入れるのに半年近くかかったが、半年で手に入ったのが奇跡みたいなもんだぞ。だからちょいと報酬に色をつけてくんねーか?」
「まーそうね、世界に七冊しかない本だからね。その内四冊はもう手出しできない場所にあるって言うし・・・このくらいでどうかしら?」
ケイトは10000枚と書かれた紙をテーブルの上に置く
紙には、ケイトのサインとギルドの印鑑押してある。
「おー随分と大盤振る舞いだな。倍になってらー」
「えっ、もっと少ない方が良かったかしら?なんなら今から減らしましょうか?」
「いや、いい。大丈夫だ」
「じゃあ次の依頼だけど、そうね・・・7番目をお願いしようかしら」
「またかよ、真白な本なんて集めるなんてとんだ物好きだな」
「でも、あと一冊手に入れれば帝国と並ぶわ」
「また、入ったら手紙でもかくさ」
「よろしくね」
「また来いよ」
ケイトは店を後にするのだった。
作者:「今回はギルドの仕事について話そうと思う」
レン:「僕はギルドについては知らないからパス」
作者:「ギルドの主な仕事は魔物の駆除、これを冒険者を雇って行ってる、冒険者に登録するときにギルドカード代をとったけどあれの50%はギルドに利益として入ってる。次に冒険者に払う討伐報酬これも命を張った仕事にしては格安なぐらいしか払ってない。国境警備の騎士に払われる月々の給料金貨7000枚に比べて冒険者の月々の収入は金貨3000枚と国境警備の騎士の半分以下なのだ」
レン:「正規社員と日払いバイトの違いだよ」
作者:「更にギルドという巨大組織は各国及び各領地と共生関係にあり、領主に対して税を納めなくていいという特権を持っている」
レン:「民が勝手に金貰って、魔物倒してくれるんだから、領主としては都合のいい限りだよね」
作者:「場所によっては、魔物の素材の売買を独占する特権をギルドに与えている、というのも魔物の素材の研究開発において先端を独走しているのもまたギルドであるからである。そうして開発した物を売りさばくことで、その巨大な組織形態を保っていのもまた事実である。なおそうして築いた莫大な富と権力を用いて魔物の駆除だけでなく、銀行、保険、建設業、奴隷売買、卸売(人間を含む)、運送業、開拓、土木関係、etc.を行っている大企業である。」
レン:「トップがよっぽど優秀だったんだね」
作者:「そのようである。」
レン:「しゃべり方かわってない?」
作者:「そうか?吾輩あまり気にしえおらんが」
レン:「吾輩!?貴様作者ではないな!この偽物めっ!」
作者:「いや、作者だから!やめてー斬らないでーー!当たんないけど・・・」
フウカ:「ギルドってあんな組織だったの?」




