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弐:「自業自得の果て」後編
前編の続き。
しかしある日を境に、これ以上罪を被らないように
自分と向き合うことを始めた。
認知行動療法センターで、自分の罪の分析をし、
「重し」ではなく、「知識」として自分で背負う。
二度と同じようなことを繰り返さぬように。
それを繰り返してちょうど一年。
「重し」は減ったものの、今度は心が虚しくなった。
「自分は最低な人間だ」
と、自分に関する全てを否定的に考えてしまう癖のせいだ。
どう頑張ろうとも、この思考の癖は治らないのだ
過去の罪が私を否定する。
心は震え、体は安定を保とうとする。
しかし、それは逃げだと考えてしまう。
頭は疼き、痛みを訴える。
だが、助けを求めようにも、仲間が存在しない。
泣こうとするが、涙は出ることはなく
頭の中を過去のトラウマが巡る。
しかし、月日はいつの間にか過ぎていって、
なんとなく毎日を過ごしては
憂鬱になるのだ。
原因は私にある。
しかし、これが自業自得の果てなのならば、
この先に何が待ち受けているのだろうか
いや、きっとろくなことはないのだろうと、
私は思うのだった
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