219 姉のパンツ
何とか上半身のボタンを全て外し終え、一旦花音に最終確認を取る。
「一応訊いとくけど、脱がせていいんだよな?」
「はい。存分にご堪能ください♪」
「堪能はしないけど」
姉の裸をを楽しむ予定はない。しかし減るものではないので視線は胸の辺りに置いておく。
柊は彼女の上半身のパジャマを脱がせていった。そしてその瞬間に露わになる花音の白くて綺麗な柔肌が、謎に柊の期待を高めていく。
「どうですか?実は最近少し大きくなったんですけど」
「…まあ、綺麗なんじゃないか?」
「興奮__」
「しねぇよ?」
実の姉にそんな気が湧くわけ無いだろ。視線は外さないけど。
「でもさっきから胸に視線を感じるんですけど」
「…気のせいだ」
「(別に柊にならいくらでも見られていいのに…)」
顔を赤くして小声でつぶやいた。それは柊の心臓を大きく高鳴らせた。
(何言ってんだよこの人は!?俺たちは姉弟だろ!?そんな展開にはならないだろ!?)
心ではそう言い聞かせつつチラチラと大きやさや形を確認する。とても柔らかそうである。
「触ってみますか?♡」
「触らねぇよ!?」
「でも身体を拭くならいずれ触ることにはなると思いますけど」
「そこは自分で拭いてくれ」
「今のうちに触っておくと二倍お得ですよ?」
「お得とかじゃないだろ」
クレジットカードは使えるだろうか?最悪分割で払うか。
…いや流石に冗談だ。確かに他の男からすれば大金を払っても触りたいものだろうが、柊はそういう関係を望んでいない。花音はタダで好きなだけ触って良いと言うが、柊は断固としてそれを拒否している。じゃないと恋人に浮気って言われそうだし…。
とりあえず胸から話を変えよう。早く服を着てもらわないと気が持たなくなりそうだから。
「…まあそんな話はどうでも良いとして。とりあえず下脱いでくれないか?身体冷えるから早く終わらせたいんだけど」
「脱がせてください」
「…正気か?」
「腕に力が入らなくて…」
「無理あるだろ」
こちらのツッコミを待たずして花音は身体をベッドに倒した。その体制ってことはつまり…
「早く脱がせてください♪」
「……」
あまり詳しくは語らないがそういう行為をする直前みたいな体制だな。
不意にそういう思考が浮かんできてしまうが、相手が姉なことを思い出して冷静さを保つ。
「はいはい。じゃあ脱がせるから腰浮かせてくれ」
「わかりました♡」
これはあくまで病人の身体を拭いてあげるために一時的に服を脱がせるだけ。決して他意はない。でも一応確認しておくべきことは確認しておく。
「…下着は穿いてるよな?」
「さあ、どうでしょう?♡」
「そういうのいいから」
「そうですか?まあ流石に下は履いてますよ。いくら柊でも凝視されると恥ずかしいので」
「凝視はしないけど」
「チラチラとは見るんですね」
「…まず見ないよ」
「でも一緒にお風呂に__」
「はーい脱がせますね〜」
都合が悪くなりそうだったので強行策に出る。柊は花音の下半身を露わにさせた。
彼女の言っていた通り、ちゃんと下着は穿いていた。それはうすピンク色の可愛い下着で、何となく花音らしいと感じた。でもどこか色っぽくて、つい姉に女の子を感じてしまう。
(あんまり見るな!!姉さんも恥ずかしいって言ってただろ!?)
そう思いはするが、男の本能が自然と目を開かせる。
「そ、そんなにジッと見られると恥ずかしいです…」
「!?いや別に見てないぞ!?」
「もしよろしければ…この状態で見てみますか…?」
そう言いながら花音は脚を開いた。まるでパンツを見やすくするかのように。
流石の柊もドキドキが抑えられなくなる。
(これが姉さんの…今までちゃんと見たことなかったよな…)
一緒にお風呂に入った時にチラチラ確認したりはしたが、ここまでちゃんと見たことはなかった。柔らかくてムチムチな太ももの先にある桃色の下着は、柊の期待を大きく昂らせた。
(もし、このままこれも脱がせたら…)
身体を拭くってどこまですれば良いんだ?やっぱり全身をくまなく拭いていくべきだろうか。
冷静な考えができなくなり、本当に行為直前の思考になりかけてしまう。




