「兵科」
「・・・アレクシアさん・・・やりすぎかと思うよ。」
「うう・・・ごめんなさい。」
「慎也、大丈夫?。」
「大丈夫だよ、鈴音ちゃん。」
「玲奈です。」
「・・・・・。」
「慎也、大丈夫?ごめんなさい。けど、あなたが悪いのよ。」
・・・・・。
何で怒られなきゃならないんだろう。
ひどいなもう少し心配してくれてもいいのに。
「そうだね。慎也も悪いわよ。」
「どうして?。」
「知らない。」
アレクシアはそっぽを向いた。
いきなり冷たくないか?。
「にぶにぶですね。」
「そうね。ガードは硬くて、愛は大なりかな。私はまだ、諦めないわよ。」
「そうですか、姉さん。シルヴィアさんではなく新しい恋敵も増えたというのにまだ諦めないんですか・・・。」
「何よ、悪い?。」
「いえ、この先大変ですよとだけ言っておきます。」
「そう、あなたもそうやって一言多いんじゃないかしら?。」
「何を言っておらしゃるのか?これまで何度もチャンスを作ってアゲマシタノニ。」
「こんのおおお。」
「やりますか?いいですよ。」
「喧嘩するなよ・・・。」
「「うるさい!」」
「・・・すいません。」
うお・・・。
なんかすごいことになってる。
ようやく痛みが引いてきたので体を起こす。
玲奈と鈴音の姉妹喧嘩、それを止めようとした隼人が返り討ち、こっちにはそっぽを向いたアレクシア。
誰か止めてくれ・・・。
仕方がないのでひとまずそっぽを向いているアレクシアに声をかける。
「なあ、アレクシアさん・・・?。」
「・・・・・。」
「アレクシア?。」
「なに?。」
良かった返事はしてくれた。
ここは何気なく。
「兵科について教えてくれないか?。」
・・・違う・・・そっちじゃないんだ・・・俺。
「いいわよ。」
・・・何とかセーフだったみたいだ。
この地雷原をどう処理していくか。
しかも、中身は核・・・。
いや、そんなもの存在しないけどね。
「兵科を知りたいの?。」
「ああ、教えてくれるか?。」
「いいわよ。統合戦技生の兵科は大きく二つに分かれていて、攻撃型と支援型の二種類あるわ。攻撃型には、射手、壁射手、狙撃手、破壊射手、工作射手、尾行射手などがあるわ。銃を使うことが多く、警察と協力することもあるわ。次に、支援型。衛生射手、通信士、情報工作員、施設、運搬、護衛、観測手の他にも銃技工士などの兵科があるわ。この支援型は将来役に立つから民間の志願者も多いわ。まあ、危険なことには変わりがないけどね。」
「そうか。教えてくれてありがとう。」
「いいえ、もっと頼ってくれてもいいのよ。」
良かった機嫌を直してくれたみたいで。
あっちのほうも落ち着いたようだ・・・。




