「談話」
「ねえ、あなた何で統合戦技生になるって決められたの?。」
部屋を出て少しの所でアレクシアにそう聞かれた。
まあ、無理もない。
「なんとなくだ。」
そう答える。
アレクシアはわかりやすく驚いたのがわかるくらい目を大きくさせた。
「・・・本気で言っているの?。」
「ああ、どのみち拒否権はなかったし。」
「それって・・・。」
「神田先生のことはよく知っているからな。」
「噓、あんなに無表情だったのに・・・。」
「まあ、昔から付き合いがあるだけだよ。そのうちわかるようにはなると思う。ところで、アレクシアは神田先生のことどう思ってる?。」
「・・・そうねえ。おっかない人だと思ったわよ。それにしても以外ねえ、まさかあの堅物そうな人に好印象を持っている人がいるなんて。」
「美月ねえ・・・神田先生は悪い人じゃないよ。・・・今も、昔も。」
「そう・・・なんだ。」
「それじゃあ、少し確認することがあるけどいい?。」
「・・・いいけど。なんだ?。」
「ええ、あなたが統合戦技生にふさわしいかテストしてあげる。」
「まあ、いいけど。」
「よし、それじゃあ質問その一。あなたは一人称視点のシューティングゲーム及び俗に言うガンゲーをやったことはある?。」
・・・なんつう質問だ。
まあ、いい答えておこう。
にしてもガンゲーか・・・。
縁日とか、ゲームセンターくらいかな。
「あるよ。」
「詳しく!。」
「えっ、ああ。お祭りの時の射的とか、ゲームセンターのコントローラを持って遊ぶやつくらいかな。」
「ネットゲームは?。」
「ああ、少しくらいは。」
「そう、だったらすぐに止めた方がいいわよ。」
「どうして?。」
「実際の銃を撃つときゲームの癖が出るのよ。それで結局、何だったけ?。エイム能力、それがゲームとは違って反動が使用者自身にくるのに違和感があるから標的に弾が当たらなくなるの。簡単でしょ、あくまでもゲームの撃ち方になるのよ。これは、日常的にネットゲームをやっている人ほど癖が出やすいわ。研究結果からもそう結論づけられているわ。わかった?。」
「ああ、わかった。」
・・・・・。
結構つらいな。
まあ、現実で銃も持っているわけだし、大丈夫だろう。
「弾を無駄にしないことは生存率の増加にも繋がるは、でも私たちはリスポーンできない。一度死んだら終わりよ・・・。」
「わかった。肝に銘じておくよ。」
「ええ、頼むわよ。あんたの墓になんかお見舞いに行かないんだから。」
「そっか、俺も薔薇を摘みたくはないよ。」
「へえ~・・・。いきなりそんな口を叩くんだ。知らないわよ、後悔しても。」
「大丈夫だ。」
「本当に~?。」
「だっ、大丈夫だ。」
「ふふ、期待しているわ。」
・・・・・。
本当に可愛げがないな。
それにしても・・・。
これが素のアレクシアなのだろうか。
冗談を言ったり、心配したり・・・。
・・・どれが本物のなのかな。
っと俺は心の中でそう思った。




