強化されます
投稿ミスりました申し訳ないです!
私は、アリスに頷いて返した。
というわけで、橋をどんどん進む。
途中、サンゴが何回か襲ってきたけど、私は銃で、アリスとリッカは刀で迎え撃った。
ちなみに銃の弾丸は、1発100ダンジョンポイント。
サンゴがくれる魔石で補充すれば、半分くらい銃弾で消費する感じ。
「うーん、なんかもうちょい効率のいい飛び道具はないかなぁ・・・銃弾で魔石を半分持ってかれるのは後々のこと考えると、痛いかも」
今は全然余裕なんだけど。
「涼姫の弾丸分は、魔石を、余分に渡すか」
「それ、いいですね」
「え、本当に!?」
2人の優しさが身にしみる。
でも無駄遣いは良くないから。
「ショットガンを買うよ。モンスターとかには、こっちのほうが効くと思うし」
「なるほど。――アリス、わたし等も武器を買い替えるか?」
みずきが腕を組んで、アリスを見た。
「ですね。もうちょっとモンスター向きのゴッツイ刀にしようと思います」
「わたしは小太刀のままでいいかなぁ」
「達人ですねぇ」
「まあな」
立花放神捨刀流っていう剣術の免許皆伝だもんねぇ。
「でも、鞘は打刀用のを買って、と」
みずきは、普通の刀の方に小太刀を入れて、長さを誤認させた抜刀術するんだよ。
普通の刀の速さで抜かれると思ってたら、それより早く小太刀が抜けて「ズンバラリ」という感じ。
おお、怖い怖い。
さて、やがて橋が終わり、巨大なゲートが見えてきた。
アリスが警戒の目で、暗闇の奥を睨む。
「ボス部屋ですかね」
私はレミントンのM870っぽいヤツをリロードする。ポンプアクションのショットガンなんで、下についたスライドを引く感じ。
「ぽいね」
みずきが、小太刀の鞘を握った。
「よし、気合い入れるぞ」
3人でゲートを慎重にくぐり、暗闇を進む。
すると、私たちの足に合わせて、部屋の左右の燭台に火が灯っていく。
私は回りを見回した。
「良い演出だなぁ」
アリスも真似っ子して見回す。
「芸が細かいですね」
「やっぱボスだな」
みずきが言って指さした先、現れたのは――ヒトデ?
巨大なオニヒトデだった。
「サンゴを食い散らかすヤツがボスとは、悪趣味」
名前が表示された◤グリトニル・スタール◢って言うらしい。
輝ける星?
オニヒトデが宙に浮いて、横に倒れ回転し始めた。
煎餅みたい。
「って、弾幕!」
「うおっ!」
アリスがみずきの前に立つ。
「任せて下さい、みずき!」
大袖の盾で、弾幕を受け止め始めた。
アリスは昔も、タンク役をやってたから、ガードが得意。
私は〖飛行〗で飛びながらオニヒトデに近づいてショットガンを接射。
うわっ、弾かれた!
「硬すぎ!」
なら、複数の玉を拡散させて発射する玉じゃなくて、一発だけを放つスラグ弾っていうのに変更。
「貫通力マシマシ!」
でも、これでも弾かれた!
「・・・ちょっ!」
「涼姫、躱せ! 主砲、てぇぇぇ!!」
みずきがアリスの後ろで戦艦に変形して、オニヒトデに側面を向けて、主砲を放った。
衝撃波で戦艦が横に滑るほどの威力。
オニヒトデの体が弾けた。
あれは効くのか!
ならばと、私は飛行機になる。
「変形! 痛い!」
そうして弾幕を躱しながら、大きな部屋を飛び回る。
「なんで涼姫ちゃんは、飛行機の方が華麗に弾幕を躱すんでしょう」
「脳がバグるな・・・主砲、てぇぇぇ!」
みずきも主砲でオニヒトデを攻撃。
「蜂の巣にしてやる!」
私も機関銃を撃ちまくる。
まもなくオニヒトデは蜂の巣になって、ガラスみたいに砕けましたとさ。
「あっ、涼姫ちゃんにドロップ品が出ましたね」
「ボスドロかぁ、ずるいぞー」
「ピチピチしてるだけで、装備品を2つも出したヤツに言われたくない」
銃だ。レア度3らしい。
これはARかぁ。
「でっかい銃ですねぇ」
「銃ってか、・・・・これはもう砲だね・・・・」
身長が169cmある、私よりでっかい。
「・・・・名前は、ハイパーカノンかな? おお、レア度4のパレス級だ」
「まあ、銃なら涼姫にピッタリだ」
「ピッタリだけど、どこに装備しよう」
「みずきちゃんのオススメは股間かな。こう『ご立派ァ』と――」
「試し打ちはみずきでいいかな・・・」
「――ナンデモナイ」
みずきを黙らせて首をひねる。
「肩とかに乗せる、とかかな?」
「腕がかっこよくないですか?」
アリスの提案が素敵だ。
「そっか。そうしよう」
「でも、それ使うなら変形した時はどうするんですか?」
「うーん」
「上に乗っけるとか?」
「上は揚力的に不味いから、下かな」
なんか強力そうな武器を、ゲットしてみた。
ハイパーカノンをサンゴに試し打ちすると、10匹くらいまとめて吹き飛ばした。
「ヤバイ威力だな・・・」
「ですねぇ」
ただ、弾丸が一発10万とかした。
「そうだ、わたし達も、ダンジョン探索者になっておいたほうが良いかもですね」
「そうなの?」
「ダンジョンは、一般人、立入禁止なんですよ」
「えっ、そうなの!?」
「秘密のダンジョンとは言え、一応なっておいたほうがいいかもです」
「そだね・・・で、どこでなれるの?」
「今は渋谷だけですかね」
「し ぶ や ! 魔都じゃないか!」
「失礼なこと言ってはいけません」
「陰キャにとっては、モンスターよりも恐ろしい、人間という怪物がウジャウジャいるんだよ!」
「・・・・相変わらずですねぇ」
「こればっかりは、一生治りそうにないな」
その後、みずきは器用にバーサスフレームを使い、海底でウニを採って帰った「サンゴの敵めー」とか言いながら。
密漁にならんか調べると、相模湾沖45キロの海底は、流石に漁協の範囲外みたい。
少量採るくらいなら国にも「おこ」されないと思う。




