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8話 睦月型vs大和型

 睦月型vs大和型




「やっぱり攻めて来たね」


「そやな。で、どないする?」


「そりゃ迎え撃つよ」


「あれでもか?」


 島のような大きさの戦艦が二隻。駆逐艦なら僕は出せるけど、それしか出せないでも、


「……うん。僕は頼まれたんだ。海の事、物資の事、そして、君たち赤槍の事を」


「そか、なら、頼んだで、皐月」


「うん君もね、礼華。君までいなくなると、皆どうすれば良いかわかんなくなっちゃうからね」


「そうか? いや、せやな。あいつらうちがおらんとどうなるか分からんからな」


 これで、僕こと、皐月と礼華の決意表明を終わらせて、死地に向かう。どうやっても勝てないであろう、戦艦武蔵、戦艦大和を装備した藍井 大和との戦いに。空母は戦えない、いや一人だけ、さっきまで話していた礼華は戦える。けど、他の人たちは戦えない。何故なら戦闘の意思がないから。だからここは、


「僕が守って見せる!」


 そう決意した所で、回避しかしようがない。あの島のような戦艦武蔵には、魚雷くらい当てないといけないけど、武蔵って事は、魚雷20発は当てないと倒せない。だから、だからこそここは逃げ回って、こちらを見なくなった瞬間に、魚雷を当て続けるしかないんだ。こちらの戦力は空母蒼龍飛龍(非戦闘員)駆逐艦皐月文月(主力)と礼華の操る、零戦ぐらいだ。あっちは大和と言う事は恐らくアレを隠している、恐らくだけど、僕は、駆逐艦皐月を装着、これで、大和の砲弾が当たる率を少しでも下げる。


 敵がこちらを見つける。さあ戦闘だ。僕は魚雷をまずは一撃喰らわせた。しかし、大したダメージではなさそう。でも、


「よし、こっちを見たね。さあ、仕合おうか」


 幻影を展開、十隻の停まった空母を見せる。その中に、駆逐艦の幻影も置いて、これで相手は攻撃しまくるしかない筈! そう思っている時期がありました。やっぱり無理だったよ。だって思っていた通り、爆撃機が飛んできたから。これは無理。だって、絨毯爆撃してくるよね? ってだから! 


「文月、展開。装着中の皐月と同期! 一斉対空!」


 これなら、まだ行ける! 蒼龍飛龍の方に抜けた敵はいない。けど、今ので文月の位置がばれた。


「文月格納! 護衛に、水無月、長月展開!」


 これで、蒼龍飛龍は守れるはず、まあ水無月、長月を盾にすることになるけど! と言うか、敵が戦法を変えて来た! 機銃でこちらの幻影に掃射して、僕を探している。所々で掠りそうになる。でもこれならまだまだ耐えられる。って、阿呆! 少し幻影の影から出てしまった。敵に見つかった! 一生懸命逃げたすぐ後に、かなりの衝撃波! そして波! そのまま僕は体勢を崩して、隠れることが難しくなってきた。


 さあ、何分経ったかな? もしかすると、5分もたってないかもしれない。僕はすでにボロボロだ。それでも回避し続ける。でもそれは言葉で言うほど楽な物では無い。相手の砲撃、機銃を全て見切ることは不可能だ。だから、砲撃だけに専念したけど、その衝撃波や、波によって簡単にダメージを食らってしまう。そして機銃を無視し続けていると、此方もダメージになる。豆鉄砲と言う訳ではない、めっちゃ痛い! 駆逐艦装備ぐらいじゃ防衛できないのだった。


「このままじゃ……!」


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