日本人!?
感想、ブクマ、レビューお願いします。
応援が力の糧となります!お願いします!
「おおー、これが王都か」
そう言いながら勇人は目の前に広がる中世風の景色を楽しんでいた。
「しかし、すごい人だな…トーラとは大違いだな」
勇人の周りは人々で溢れ帰っていた。
馬車を引いて荷物を運ぶ人、子供を連れて買い物をしている人、目的も無さげにぶらついている人、そして見たことのない金属でできた防具を着ている冒険者など様々な人で道がギュウギュウに混んでいた
人にぶつからないように避けながら勇人は進んでいた。
「いでっ」
しかし、そんな勇人の気苦労もむなしく人にぶつかってしまった。
「おう、気を付けろ坊主!」
すみません
と言う間もなく、冒険者っぽいおっさんは立ち去ってしまった。
「う~ん、気を付けないとな…」
そう言いながら勇人は門番が教えてくれた今話題の居酒屋を目指した
「これが居酒屋か…」
そう言う勇人の前には居酒屋としと書かれた暖簾を下げた店があった。
「何かほんとに日本の居酒屋っぽいな…異世界の居酒屋だから西洋風だと思ってたけど…そもそも西洋は居酒屋なんて言わないか…」
親に連れられ居酒屋に来たことのある勇人は記憶の中にある居酒屋の画像と照らし合わせて見ていた。
「おっと、早くはいらないと通行人の迷惑かな…」
そういって勇人は店の中に入っていった。
「へいらっしゃい!」
その声がする方へ向くと白い清潔な服を着た34歳くらいの男性が立っていた。
木製でできたテーブルと椅子。そして厨房が覗けるカウンター。おそらくこの世界には無いであろう調味料もテーブルの上に置いてあった。調味料はどうやって手に入れたのだろうか。まさか異世界を行き来できるのか?そんなことを考えていると
「いらっしゃいませ!こちらへどうぞ」
声のした方を見てみると20くらいの童顔の女性が立っていた。
「ああ、どうも…」
素直に案内されカウンターの席につく勇人
「こちらメニューです」
「ありがとうございます」
そういわれ差し出されたメニューを見る。
メニューには枝豆や焼鳥、刺身やビールが書かれていた。
「あのー、すいません。」
「はい、なんでしょうか」
笑顔で店員さんがよってくる、
「お二人って日本の方ですよね?」
「はい、そうですよ。やっぱりお客さんもこっちに転移した口ですか?黒髪なんで珍しいと思ったんですよ!」
軽く店員さんは答えた。
「いや、こっちに転移した口って…そんな軽く答えられても…。まぁいいか、お二人はどのようにしてこの世界に来られたんですか?」
一旦、がくりとするも勇人は気を取り直し質問をした。
「それはですね…」
ごくりと唾を飲み込む勇人
「よくわからないんですよー」
「そうなんですかーってなるか!」
いきなり大声を出した勇人に周りのお客さんがなんだなんだと視線を向けてきた。
「すいません、すいません」
と周りの人たちに謝った後、勇人は続けた、
「えーと、ではお二人は気づいたらこの世界にいたと…」
「はい、そうですねー。いつも通り日本にいて店長とお店の準備をしてたらいきなり光が出てきてー。」
「気づいたらこの街のこのお店にいたって感じなんですよー」




