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今日はまたつまらない漫画を読んでんな。なんだそれ? ガキの漫画だろ?
うるせぇな。そんな心の声を飲み込み、俺は現実の言葉を発してしまった。
読んだ事あるのか? 意外に面白いんだ。
そうなのか? 貸してみろよ。俺がチェックしてやる。
あいつは俺が読んでいたその雑誌を取り上げた。ふざけた奴だ。雑誌は棚にも並んでいた。それなのに、わざとらしく俺から奪い取る。
ふーん。なるほどね。
あいつの独り言だ。なんなんだろうな。偉そうな批評家みたいだ。
お前は全巻持ってるのか?
あぁ、持ってるよ。だったら? つまらないんだろ? ウチに来て燃やすか?
そう言うなって。楽しいかも知れないな。よかったら貸してくれよ。
それで次の日、全巻持ってコンビニで待ち合わせた。それから連絡先を交換し、プライベートで遊ぶようになったんだ。あいつは暇なようだった。あいつの仕事はまるで俺のイメージと違う。もっと忙しく、自由がない。給料も安く、身体にも負担がかかる。そんなのは現実じゃない。あいつは暇で、好き勝手な仕事をして、いい給料を貰って、楽をしている。体型を見れば分かるだろ? そいつらを見てみろ。中途半端デブ。だらしない体型だ。甘やかされたブタみてぇだろ?
テレビとかなんかでやってるこいつらのイメージは大嘘だ。忙しい場面を強調している。安月給でこき使われている? そんなコメントはただのポーズだ。確実に俺よりも稼いでいるんだからな。




