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解決していない轢き逃げ事件は案外と少なかった。警察は、交通犯罪には厳しいのかも知れないと感じる。彼が言うコンビニが何処かは分からなかったが、確かに似たような事件は存在していた。しかし、目撃者の女性については、手がかりを得られなかった。当然だが、警察はそういった情報は流してくれない。似たような事件のあった直接コンビニに当たったが、当時の事は覚えていても、目撃者の存在なんて誰も覚えてはいない。
亡くなった母親をそのままに、押入れに隠して年金を貰い続けていたなんて事件も多い。そこから手がかりを求めるのは難しかったが、一人、それらしい男が存在はしていた。事故で亡くなった男の家を調べると、押入れから白骨化した遺体が発見された。しかし、その男と彼との接点は見つけられなかった。その男が当たり屋をしていたという証拠もまたなに一つ出てこなかった。
彼が何を言いたいのか、私には分からないが、きっと何かの意図があるように感じられてならない。彼は多くの嘘をついている。しかし、その中には大切な何かが隠れている。何故だか強くそう感じ始めている。私はその何かを知りたくて、彼の話を聞きに足を運ばせる。




