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エピソード3 1

     エピソード3


 その匂い、今日はタクシーで来たのか? なんだ? 車か? お前運転出来るのか? 意外だな。そんな風には見えない。

 排気ガスの臭いと芳香剤の臭いが混ざっている。臭くってたまんねぇ。俺は嫌いなんだ。品のない臭いだと思わないのか?

 まぁいい。だがショックだな。車を運転する奴は好きじゃない。たいていが常識知らずだ。車だけじゃない。バイクも自転車も同じだ。

 俺を一緒にするなよ。俺の運転は安全運転で有名だからな。中には俺みたいなまともな奴もいる。車の運転に関していえば、俺は普通じゃないのかもな。普通ってのがあいつらの事をいうのならって意味でだ。普通が多勢の事を表すなら、だよ。実際は違うだろ? 少数派の普通だってこの世界には溢れている。俺はやっぱり、普通だな。

 お前はどっちだ? 普通か? 多勢派か? あぁそうか。女だからな・・・・

 だってそうだろ? 危ない運転をするのは男かも知れないがな、変な運転をするのは女か年寄りが多い。そうでもないか。変な運転する男も多いな。

 あいつもそうだ。そんな変な運転をする一人だった。

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