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 だったらどうする? 探しに行くか?

 そうだな。あの身体じゃ、そう遠くには行ってないだろう。

 倒れていたその場所から、外へと這い蹲って移動した跡が残っていた。地面の上を米袋でも引っ張ったかのような跡だ。公園を一歩出ると、跡は消えている。当然だよな。アスファルトをいくら引き摺ったって、何の跡も残らない。まぁ米袋を引き摺れば米が零れているだろうけどな。

 その代わりというか、俺は見つけた。血の跡が、所々に残っていた。コジキはきっと、途中で立ち上がったんだろうな。血が跳ねていた。それを見れば分かる。

 見ろよこの血、まだ乾いていないだろ? いい跳ね具合だ。

 気持ちが悪い奴だよな。あいつは地面の血を手で拭って舐めた。

 どうしてこっちに行くって思ったんだ?

 あいつは公園を出て歩道に向かうと、迷いもせずに左に曲がる。不思議だったよ。その公園には道路に面した歩道に行く為の道がある。大きな公園でさ、俺達が遊んでいた公園は、ほぼ運動場だ。野球をするのにちょうどいい場所だった。鉄棒や滑り台は、端っこにちょこんと置いてあったけどな、遊ぶ奴なんて少なかった。特に俺達がそこにいる時は、皆黙って消えて行く。当然だよな。その公園は、俺達の遊び場だったんだから。

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